ランタンボール終日サファリのレポートです。
この日はレイクエリアからスタート。ゲートのオープンまでの待っている間に見つけたコセイインコ、Plum-headed Parakeet のメスです。オスはまさにプラム色の頭をしていますが、メスは灰色。ボディの黄緑色とこの頭の灰色、そして黄色のくちばしのコントラストが大変かわいらしいインコです。
ゲートがオープン、まずはレイクエリアをチェックしましたが、トラはいません。今のレイクエリアはT-84 アローヘッド Arrowhead というメスのテリトリーです。
レイクエリアを出て走っているとトラのサイティング情報が。かけつけるとすでにたくさんのジープ。乾燥した草むらに横たわっているトラがいました。
ネコらしい仕草。
やがて立ち上がり、私たちとは反対方向へ行ってしみました。他のジープがこの場を離れたあと、トラの移動した方向に「トラが日中をすごす岩場がある」とのことで行ってみました。この日中の他のジープのいない時間は「終日サファリ」の特権です。
おお、いました。T-41 Laila レイラの一人息子の子トラです。まだ名前はありません。
母トラは T-41 レイラで、父トラは T-6 ロメオと考えられており、ランタンボール国立公園のガイドたちが最初に見つけたときから1匹だけだったそうです。他の子トラが死んだのか、もともと1匹だったのかはわからないのだと。ガイド氏、「一匹の子どもだからこそレイラがよく面倒を見て、とてもヘルシーに育ってるんです」。
横になってこちらを見ています。
ときどき、大きなあくび。若いトラは歯がキレイです。
少し場所を移動して草を食べ始めました。ネコですねー。
Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子
Observation : March 2018, Ranthambore National Park – India
Reference : Information from Safari Guide & driver at Ranthambore National Park
Special Thanks to Girish Arora, Ram Singh and Kamal
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