秘境ツアーのパイオニア 西遊旅行 / SINCE 1973

ラダックの名峰 ストック・カンリ(6,153m)登頂

  • インド

2012.08.01 update

「6,000m峰登頂」海外登頂登山者の多くの方が掲げる一つの目標ラインでもあるでしょう。
インドヒマラヤ、ラダック地方に聳える名峰ストック・カンリは、本格的6,000m峰登山の中にあって比較的登頂が容易で、初の6,000m峰挑戦をお考えの方にも最適なコースです。
ここでは、2012年の夏に同行させていただいたツアーの様子をご紹介したいと思います。


ストック・カンリ(6,153m)の頂へ

ラダックの中心地レーへ

インドの首都デリーから早朝便に乗り込み、インド北部のラダック地方へ向かいます。ラダックはインダス川上流に位置し、ヒマラヤ山脈西端とカラコルム山脈の間にある標高3,000mを超える乾燥地帯です。パキスタン、中国との国境が近く、治安が不安定なため、長期にわたり外国人の入域は不可とされていましたが、最近(1974年入域許可以降)は徐々に観光客を増やしています。チベット文化圏に属し、小(リトル)チベットとも呼ばれています。

日本とインドの時差は3時間30分。時差ボケはあまり感じさせませんが、ツアー2日目にしていきなり標高3,505m(ラダック地方の中心地レーの標高)に降り立つので、ツアー出発前の体調管理も重要です。2連泊するレーでは高所順応を兼ね、旧王宮やゴンパの見学、5,359mの峠(カルドゥン・ラ)へドライブをします。山道具屋も立ち並び、忘れ物や追加で欲しい道具の調達もできるので便利です。残念ながら高所順応の為に昼寝は厳禁です。

西遊旅行のツアーでは、随所で連泊を設け、しっかりと高所順応していただきます。レー(3,505m)⇒モンカルモ(4,480m)⇒ストック・カンリB.C.(4,900m)の3ヶ所で身体を馴染ませ、疲れを癒し、精神を安定させます。

  • レーの街並み
    レーの街並み
  • レーからのストック・カンリの展望
    レーからのストック・カンリの展望

トレッキングスタート ストック村~モンカルモ滞在

登山はレーから24km(車で約40分)離れたストック村(3,650m)から始まります。荷物は馬が運びます。頂上までの標高差を単純計算すると、6,153m-3,650m=2,503mです。

ストック川沿いに登ること6時間(昼食含む)でモンカルモ(4,480m)です。急登はほとんど無く、途中何度か渡渉をしたり、ブルーシープの写真撮影をしたりと和やかに進みます。モンカルモはストック川沿いにあたるので、水場には困りません。ストック・カンリも望むことができ、快適なキャンプ地です。

  • トレッキング開始
    トレッキング開始
  • 渡渉
    渡渉
  • ブルーシープの群れ
    ブルーシープの群れ

モンカルモでの2連泊は決して油断してはいけません。ここでどう高度に順応できるかが、登頂へのサクセスロードとなるのです。翌日行くベースキャンプ(B.C.)までのルートとは異なるマトゥ・ラ方面(南東)へと向かい、4,700m付近まで標高を上げます。弊社では別方面へ足を運ぶことで、少しでも違う景色を楽しんでいただきます。ストック・カンリ、グレップ・カンリ(5,900m)を拝む好展望の一日となるでしょう。

“カンリ”とは、雪や氷河を抱く峰のことだそうです。この日は、往復約4時間の午前中行程ですので、午後は体拭きや洗濯、昼寝防止のティータイムなどをしてのんびりと過ごします。

  • グレップ・カンリ(5,900m)
    グレップ・カンリ(5,900m)
  • ストック・カンリ(6,153m)
    ストック・カンリ(6,153m)

モンカルモ~ストック・カンリB.C.滞在

B.C.までは2時間半の短い行程です。ここも急登は無く、ストック・カンリ東壁の迫力に興奮し、マーモットの愛らしい鳴き声と風貌に笑顔が止まりません。色とりどりの高山植物もお出ましです。

  • ストック・カンリ東壁
    ストック・カンリ東壁
  • 岩陰から現れたマーモット。人を怖がりません。
    岩陰から現れたマーモット。人を怖がりません。
  • 色とりどりの高山植物を楽しみながら歩く
    色とりどりの高山植物を楽しみながら歩く
  • 色とりどりの高山植物を楽しみながら歩く
  • 色とりどりの高山植物を楽しみながら歩く

BCでの2連泊は、軽めの高所順応トレッキングの他、現地山岳ガイドによるアイゼン着用での歩き方、アンザイレン(2人以上が相互安全確保のためにロープを結び合う行為)、滑落停止などの練習と再確認をして登頂への士気を高めていきます。

  • アイゼン着用での歩き方、アンザイレンの練習の様子
    アイゼン着用での歩き方、アンザイレンの練習の様子
  • アイゼン着用での歩き方、アンザイレンの練習の様子

アタック開始

いよいよアタック日です。星が瞬く夜中23時50分、BCを発ち頂(6,153m)を目指します。2012年8月22日出発時の気温は、6.5℃とさほど寒くはありませんでした。

【登頂ルート】 東壁を横目(右側)にグルーッと巻きます。

登頂ルート
登頂ルート

① ストック氷河をオープン・クレバスに注意しながら横断(アイゼン着用)<BCから約3.5時間>

② 南面に取り付きます。(アイゼン着用。ジグザグまたは直登:斜度30~35度)

③ 更に斜度が増す辺りから西側へルートを切り替え、南面をトラバースするように南稜へ。<南面登山②+③=約3時間>

④ 南稜に出て(アイゼンをデポ。朝日が昇り出し、景色が一気に広がります!)、狭くもあるがしっかりとしている雪とガレた岩のミックスした稜線上を通って頂へ。南稜上(西側)はスパッと切れ落ちている箇所もあるので要注意です!<約2時間>

⑤ タルチョはためく東西に細長い頂上へ到着。東側の雪庇は切れ落ちているのでこちらも十分な注意が必要です。

  • 雪面直登中
    雪面直登中
  • 朝日が昇り始める
    朝日が昇り始める
  • 徐々に朝日に照らし出される山脈
    徐々に朝日に照らし出される山脈
  • 頂上へのスカイライン
    頂上へのスカイライン
  • ストック・カンリ登頂!
    ストック・カンリ登頂!

8時02分、登頂です!!気温は0℃。頂上からは360度広がる絶景がお待ちかね。カラコルム山脈、ザンスカール山脈、ラダックの高峰ヌン峰(7,135m)とクン峰(7,087m)、西チベットのカイラ―ス(6,656m)など山群が立ち並びます。そこに朝日が命を吹き込んでいきます。最高の瞬間です!

ザンスカール山脈のパノラマ
ザンスカール山脈のパノラマ

個人差はありますが、この日の行程は登り8時間、下り4~5時間程度となります。下りは特に疲労困憊になるので、早い段階からある程度の体力の温存を意識しておくことが望まれます。 初めての海外登山としては少々厳しいですが、キリマンジャロ(5,895m)や他5,000m峰の登頂者であれば挑戦してみる価値は多いにあります。

 

ストック・カンリ頂上にて
ストック・カンリ頂上にて

ラダックの名峰ストック・カンリ(6,153m)。決して楽ではありませんが、登り甲斐のある山です。かつ6,000m峰としては非常に登りやすい山と云えるでしょう。日本からたった12日間の行程で行けるアプローチの良さも魅力です。

“未知の世界への飽くなき挑戦”。6,000m峰の頂を一緒に極めてみませんか?

 

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ラダックの名峰 ストック・カンリ(6,153m)登頂

高度順応に配慮した日程で初めての6,000m峰登頂にチャレンジ!山頂からは360度広がる大パノラマ山岳風景。天候の安定するベストシーズンにインドヒマラヤの名峰を登る。

ガラパゴス諸島でダーウィンの想いを繋ぐ

  • エクアドル

2012.08.01 update

エクアドル本土から西へ約一千キロ。絶海に浮かぶ島で神の天地創造説は背かれました。チャールズ・ダーウィンが提唱した進化論を疑う者は、もう誰もいないでしょう。1978年にユネスコの世界自然遺産の第一号として登録されたガラパゴス諸島には、進化論執筆のきっかけとなった独自の進化を遂げてきた動物たちが今も多く生息しています。近年観光地化が進み、一度は危機遺産リストにも登録された島とその動物たちをご紹介します。

左:セスビウムの赤い絨毯と黄色いリクイグアナのコントラスト 右:リクイグアナに食べられないように進化して木化したウチワサボテン
左:セスビウムの赤い絨毯と黄色いリクイグアナのコントラスト 右:リクイグアナに食べられないように進化して木化したウチワサボテン

共生のために遂げてきた
独自の進化とすみわけ

ガラパゴス諸島の動物たちは、他の動物たちと共に生きていくために自分たちの居場所を決め、それぞれが暮らしやすいように進化を繰り返してきました。島の名を冠するゾウガメ(ガラパゴ)の甲羅は、エサがある場所によって鞍型とドーム型に分かれています。また、ガラパゴスに生息する2種類のイグアナもその象徴の一つです。ウチワサボテンの木の下で、リクイグアナが、じっとサボテンの実や花が落ちてくるのをひたすら待ち続けている一方で、ダーウィンに〝暗闇の悪魔〟と呼ばれたウミイグアナは、一生懸命に岩場に張りついた海藻を食べています。

リクイグアナと共存していくために海に潜ったウミイグアナ
リクイグアナと共存していくために海に潜ったウミイグアナ

種の保存 ─ 多様な求愛活動

ガラパゴスの動物たちは、それぞれ種の保存をかけて様々な求愛活動を行っています。時折、メスのリクイグアナの群れの中に、オスのウミイグアナが一緒にいることがあります。彼は、魅力的なリクイグアナのメスが目の前を通ると、ちょっかいを出そうとします。しかし、そっけなく拒絶されてしまうことがほとんどです。何万回と繰り返される彼らの恋物語の中でやっと生まれたのが、希少なハイブリット種のイグアナなのです。

海辺の近くにはガラパゴスアシカが、他のオス にメスを横取りされないように、身を粉にして必死でハーレムを守っています。そして、追い払われたオスは、島の端っこの〝独身寮〟で寂しく暮らしています。

真っ赤なノド袋を膨らませて必死の求愛行動をするグンカンドリや、小さな体で一生懸命頭を上下させて人間を威嚇するヨウガントカゲ、ボーっとタヌキ寝入りをしながら岩陰で一生懸命卵を温めるアカメカモメや、きょろきょろとあたりを見回しているアオアシカツオドリなど、それぞれの島で様々な動物たちが独自の進化を遂げつつ営みを繰り広げている  それがガラパゴス諸島の魅力なのです。

アオアシカツオドリ
アオアシカツオドリ
胸の赤い袋をめいっぱい膨らませてメスに求愛するグンカンドリ
胸の赤い袋をめいっぱい膨らませて
メスに求愛するグンカンドリ
アカメカモメ
アカメカモメ

ガラパゴス諸島を未来へ託すために

2012年6月25日、衝撃のニュースが世界中を駆け巡りました。サンタ・クルス島のチャールズ・ダーウィン研究所で保護されていたゾウガメ、ロンサム・ジョージが死んでしまったのです。ガラパゴス諸島には、かつて15種のゾウガメがいましたが、ジョージの死は、それを10種にまで減らしてしまいました。

毎日、世界中で固有種が絶滅していく中、ガラパゴス諸島ではそれを少しでも阻止するべく、上陸を許可している島では1日に入島できる人数を制限するなど、動植物の生態系を維持するために島や海を汚さない努力が日々行われています。また、難関な試験を突破して私たちを案内してくれている現地ガイドは、島の管理人としても一役買ってくれています。

2010年にはこれらの改善の努力が認められ、ようやく危機遺産リストからも除外されました。現在も、人間の起源をも明らかにした〝種〟を一つでも多く守るべく日々努力を続けている、自然と人間との共生の最前線のガラパゴス。ぜひ皆さんも実際に島を訪れて、大自然の偉大さと素晴らしさを肌で感じてみてください。

ありし日のロンサム・ジョージ(2012年1月撮影)
ありし日のロンサム・ジョージ(2012年1月撮影)

FINCHI BAY ECO HOTEL (フィンチ・ベイ・ホテル)

マングローブの森に囲まれて隠れ家的な様相も秘めたフィンチ・ベイ・ホテルは、サンタ・クルス島の南端にあって、プエルト・アヨラ町の桟橋から3分ほどボートに乗り、さらに5分ほど歩いたところにあります。車での乗り入れができない立地のため、ホテルは静けさと時折打ち寄せる波の音に包みこまれています。21部屋限定のため、サービスも行き届き、洗練された食事も私たちの期待を裏切りません。また、ガラパゴスの自然との共生を第一に運営されているので、ホテルの前の浜辺でのんびり日向ぼっこをするウミイグアナや食べこぼしたビュッフェのパンをついばむフィンチなど、多くの動物たちを間近に見ることができます。 ガラパゴス諸島観光で一般的なクルーズ船の滞在とは比較にならない、快適で優雅な滞在を満喫してください

FINCHI BAY ECO HOTEL (フィンチ・ベイ・ホテル)
FINCHI BAY ECO HOTEL (フィンチ・ベイ・ホテル)部屋の一例
FINCHI BAY ECO HOTEL (フィンチ・ベイ・ホテル)フロント

チャド ティベスティ山地一周

  • チャド

2012.08.01 update

トルゥー・オ・ナトロン
トルゥー・オ・ナトロン
ティベスティ山地はチャド北部にある休火山群の巨大な山塊です。チャドの最高峰エミ・クーシ(3,415m)、リビアの最高峰ビクー・ビティ(2,267m)もティベスティ山地にあります。1998年以降の内戦と治安の悪化により訪問することができませんでしたが、2011年9月に訪問許可が発行されるようになり、2012年1月、内戦後初となるティベスティ山地一周視察ツアーを行いました。厳しい環境の中でたくましく暮らすトゥブ族、休火山群の創りだすパノラマ、奇岩群が迎えてくれました。 北ティベスティの入り口となるゴウロからバルダイ、そしてトゥルー・オ・ナトロン、南ティベスティ、ファヤを経て首都ンジャメナを目指すルートをご紹介します。

ゴウロ Gouro - 北ティベスティの入り口のオアシス

ゴウロはティベスティ北部へのゲートとなる村。岩山が多く家畜に適した牧草地がないことからひとびとはナツメヤシ栽培に従事しています。村自体、パルメリー(ナツメヤシ園)と伝統的なトゥブ族の家屋が大変美しい村です。2012年2月、ゴウロに初めて私設の博物館がオープンしました。その名も Musee de Liberte 「自由博物館」。ゴウロ出身の3人の男性が、ゴウロ・オアシスのトゥブ族の伝統的な暮らしを紹介するために設立。どのようにティベスティに育つ植物を利用して暮らしているのか、キャラバンの飾り、戦闘用具、住居、ゲルバの作り方などを展示しています。トゥブ族は外部者を受け入れることがなく、閉鎖的な社会。その文化が展示されている、貴重なトゥブ族の文化を見ることができる博物館です。

ゴウロの村
ゴウロの村
小さなゴウロの博物館
小さなゴウロの博物館

北ティベスティの厳しい道のり

ゴウロを出発してからバルダイに到着するまではかつての内戦の地雷のあとを避けながら道を取り、厳しい岩山を進んでいきます。途中、奇岩群(トゥブ語でニャラ)のある地域、溶岩流や火山弾の大地を走ります。この道は岩場に登ったりワディに下ったりの繰り返し。これはラクダのキャラバンが水や草を求めて定期的に草地のあるワディに降りるためです。そして内戦後は車用のワディに立ち寄らない新しいルートもでき始めています。

険しいコルドンのパサージュ
険しいコルドンのパサージュ
マンダゲリの砂岩のキャンパス
マンダゲリの砂岩のキャンパス

イェボア氏族、ベルドゥア氏族の暮らす村

北ティベスティはトゥブ族の中でもイェボア氏族、ベルドゥア氏族が分かれて村を作っています。 イェビ・ブーとイェビ・ソウマはトゥブ族のイェボア氏族が暮らす土地。岩山の大地にある村で家畜の食料となる牧草地がないため、人々は家畜をつれてワディ・ミスキまで放牧にでかけます。村の渓谷には大きなパルメリー(ナツメヤシ園)が発達。収穫の季節には村人が全員そろい賑わうそうです。住居は火成岩とナツメヤシからできています。 ベルドゥア氏族はズッムリ地区からバルダイにかけて暮らしています。

イェビ・ブーのパルメリー
イェビ・ブーのパルメリー
イェビ・ソウマのパルメリー
イェビ・ソウマのパルメリー
ズムリ・ウェシの住居
ズムリ・ウェシの住居
ズムリ・ウェシのモスク
ズムリ・ウェシのモスク

 

バルダイ Bardai

北ティベスティの中心地でニャラとパルメリーに囲まれたオアシス。ベルドゥア氏族が暮らし、長年の内戦の舞台にもなった町です。リビアからのトラック輸送ルートがあり、新鮮なフルーツが届いていました。そしてこのバルダイからウディンゲール渓谷を経て、いよいよトルゥー・オ・ナトロンへ近づいていきます。

バルダイ付近のニャラ(奇岩群)
バルダイ付近のニャラ(奇岩群)

トゥルー・オ・ナトロン Trou au Natron

トゥシデ火山(3,265m)の麓にある巨大クレーター。直径8㎞、深さ700mのクレーターで、トゥシデの噴火により空洞化したマグマ室が沈下し発生しました。クレーター内部には小さな火口と炭酸ナトリウム(炭酸ソーダ)の泉があり、クレーターの表面にミネラルを出し続けています。 巨大なクレーターを下ること3時間、そのクレーター内を散策、そして登り4時。クレーターの底には不思議な景色が待っていますが、復路が登り700mありますので十分な体力が必用です。

クレーターを下る
クレーターを下る
ナトロンの上を歩く
ナトロンの上を歩く
炭酸ナトリウムの泉
炭酸ナトリウムの泉
「足湯」で疲れを癒して、帰りの登りに備えます。
「足湯」で疲れを癒して、帰りの登りに備えます。

 

南ティベスティ、ゾワールへ Zouar

トゥブ族の精神的指導者「デルデ」の座があるのがゾワール。ゾワールは1917年からフランスの支配下に入りましたが1960年独立後の内戦とリビアとの干渉において非常に重要な地点となり、リビア軍のベースとなったほか、1998年からの内戦の舞台でもありました。そのため、付近には戦車が散乱するなど未だ内戦の跡が多く残されています。

ゾワール付近に残る内戦の跡
ゾワール付近に残る内戦の跡

ファヤ Faya

70km続くパルメリー(ナツメヤシ園)の広がるティベスティ南部のゲートとなる町。リビアのフェザーン地方の町(クフラ、セブハー)やアベチェ、カライの交易キャラバン、輸送で栄えてきました。空港もあり、北部チャドで一番大きな町です。

ファヤの市場
ファヤの市場
豊富な香辛料
豊富な香辛料
新鮮な野菜も
新鮮な野菜も

ンジャメナへの道

ティベスティからンジャメナへと向かうルートはいくつかありますが、今回はジュラブ砂漠、バハル・エル・ガゼルを通るルートを取りました。このルートは古代チャド湖水系ルート。今ではバルクハン砂丘連なる砂丘地帯になっていますが、かつて湖だったことを示す、ダイアトマイト、貝、魚の化石なども見られるルートです。かつては川だったバハル・エル・ガゼルも家畜に素晴らしい草地を提供しています。

ダイアトマイト(珪藻の遺体が故障の底に沈殿してできた堆積物)
ダイアトマイト(珪藻の遺体が故障の底に沈殿してできた堆積物)
かつての湖底を歩いて魚の化石を発見
かつての湖底を歩いて魚の化石を発見
古代チャド湖の魚の化石
古代チャド湖の魚の化石
バハル・エル・ガゼルの井戸に集う人々
バハル・エル・ガゼルの井戸に集う人々

バハル・エル・ガゼルに入ると「サハラ」は終わり、サヘル地帯となります。家畜の数が増え、砂漠の暮らしから「チャド湖水系」の暮らしの景色へ。そしてその先は、もう首都ンジャメナです。

 

■関連リンク
ツアーレポート:「サハラ最深部チャド北部のサハラ砂漠踏査行 エネディ山地の旅

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ベトナム最北の地を行く ディエンビエンフーからハジャンへ

エネディとティベスティ山地

これまで知られることのなかったエネディ山地とティベスティ山地をめぐる本格的なチャドのサハラ踏査の旅。長年の内戦で閉ざされてきたサハラの大国チャド。今だからこそ見られる砂漠の姿があります。

花の四姑娘山トレッキングと大姑娘山登頂

  • 中国

2012.07.01 update

「高山植物の宝庫」として知られる四姑娘山麓を花満開のベストシーズン(6~7月)に訪問。幻の花ブルーポピーを始めとする高山植物の花畑をご堪能ください。また初めての5,000m峰の挑戦、さらに6,000m峰へのステップとしておすすめのコースです。もちろん、登頂せずに山麓のキャンプでのんびりフラワーウォッチングも可能で、5,000m峰登頂も、四姑娘山麓のお花観察も、どちらも満喫することができます。

大姑娘山の山頂より四姑娘山(6,250m)を望む大姑娘山の山頂より四姑娘山(6,250m)を望む

アバチベット族チャン族自治州
日隆(リーロン)へ

飛行機で四川省の省都・成都へ。翌日、四川省北西部にあるアバチベット族チャン族自治州の日隆(リーロン)へ専用車で向かっていきます。途中、標高4,000mの夾金山峠を越えて行くため、ゆっくりと高度を上げていきます。
日隆では、急峻で森林が多くアルプス的な風景が素晴らしい長坪溝や、氷河浸食によってできた渓谷の双橋溝で簡単な散策をして明日からのトレッキングの足慣らしをしました。

 

トレッキングスタート

いよいよ日隆からトレッキングスタートです。歩き始めは木道の道を登って行きます。そしてさらに登り、尾根に出ると目の前に四姑娘山麓のエーデルワイス、サクラソウやシオガマの仲間などのお花畑が広がってきました。まさに百花繚乱、ベストシーズンの四姑娘山麓の美しさに早くも虜になってしまいます。お花のベストシーズンですので、やはり道中雨が降り、四姑娘山群の四峰をご覧いただくことができませんでしたが、晴れるとトレッキングの途中に雄大な四姑娘山群の姿を眺むことができます。そしてさらに進み、大姑娘山のベースキャンプとなる老牛園子(約3,600m)へ到着。草原が広がる広い土地に、テントを張り、夜は美味しい中華料理を召し上がっていただきました。

ベースキャンプにて高度順応

ベースキャンプには、高度順応を兼ねて2連泊します。2日目は、花海子や大海子の周辺をハイキングして、心ゆくまで花々の観察をお楽しみいただきました。まずは、小さなせき止め湖の大海子へ。道中、ガイドさんがガチョウの卵のような大きなキノコを見つけてきました。名前を聞いてみると、鵝蛋菌(がたんきん)というそうです。またラン科のアツモリソウが道端に咲いていました。日本では乱獲、盗堀が繰り返され絶滅のおそれのある大変貴重な植物です。そして大海子より1時間ほど進むと花海子と呼ばれる湿原が広がります。馬やヤクが放牧されていて大変のどかな場所です。そしてここでピクニックランチを楽しみ、ベースキャンプへと戻りました。夕食時には、ガイドさんが見つけた、鵝蛋菌(がたんきん)を炒め物にして美味しく召上っていただきました。

お花畑を眺めながら尾根を登ります
お花畑を眺めながら尾根を登ります
四姑娘山麓を彩る花々
四姑娘山麓を彩る花々
大姑娘山のベースキャンプとなる老牛園子
大姑娘山のベースキャンプとなる老牛園子
ベースキャンプからアタックキャンプ間のお花畑
ベースキャンプからアタックキャンプ間のお花畑

アタックキャンプへ

ベースキャンプの2連泊を経て、高度順応をバッチリしてから、いよいよ頂上前のアタックキャンプへ向かいます。途中、目を疑うようなきれいなお花畑が広がってきます。昨日見たアツモリソウがなんと群生していました。また標高4,000mを越えてくると、幻の花ブルーポピーやイエローポピーの花々を見ることができました。トレッキングして頑張って見るお花は皆さんにとって、とても感動が大きかったようです。そして今晩はアタックキャンプで温かい食事を召し上がっていただき、明日はいよいよアタックです。

  • アツモリソウ
    アツモリソウ
  • 幻の花ブルーポピー
    幻の花ブルーポピー

大姑娘山(5,025m)登頂

早朝、出発し岩場を登って行くため注意をしながら山頂へ向かいます。最高のお天気の中でのトレッキングとはいきませんでしたが、無事に皆さん揃って登頂することができました。
そして、登頂後は往路と同じ道を再び、お花畑を散策しながら日隆へ戻り、四姑娘山麓、最後の夜は美酒と美食でささやかな登頂記念パーティーを楽しみました。
フラワートレッキングにご興味のある方は、「高山植物の宝庫」として知られる四姑娘山麓を、花満開のベストシーズンに訪問してみてはいかがでしょうか。西遊旅行のツアーでは、大姑娘山の登頂も、四姑娘山麓のお花観察もどちらもご満喫いただけます。

山頂へのアタック
山頂へのアタック

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花の四姑娘山トレッキングと大姑娘山(5,025m)登頂

四川省の5,000m峰登頂!高山植物の花咲く時季限定。山には幻の花ブルーポピーを始めとする高山植物満開、 登頂せずに山麓のキャンプでのんびりフラワーウォッチングも可能。

K2大展望 バルトロ氷河トレッキング

  • パキスタン

2012.07.01 update

皆様は世界第2の高峰「K2峰」を目の前でご覧になった事はあるでしょうか?
未だ、ご覧になった事のない方、またパキスタンという国のトレッキングに興味のある方々に「K2峰を見るなら、これだ!」と西遊旅行が自信を持っておすすめするツアーをご紹介いたします。私も2012年の夏に同行させていただいた「K2大展望バルトロ氷河トレッキング」です。

コンコルディアからの風景 世界第2位峰のK2(左:8,611m)とブロードピーク(右:8,047m)
コンコルディアからの風景 世界第2位峰のK2(左:8,611m)とブロードピーク(右:8,047m)

トルコ語が語源のカラコルムとは「黒い礫」を意味し、元来は北のヤルカンド川と南のシャイヨーク川を分ける山脈中の峠(現在のカラコルム峠)に付けられた名称です。そして1938年以降、単なる1つの峠名が氷雪で覆われた大山脈全体を指す名称となったのです。

カラコルム山脈は東西50㎞、南北150㎞というスケールで、中央アジアとインド亜大陸を分ける大障壁を形成し、5つの大氷河、世界第2の高峰K2など8,000m峰4座、7,500m以上の高峰約20座という単位の山々が集中する山脈です。その中心にK2峰直下から流れ落ちるゴッドウィーン・オースチン氷河。その氷河から派生する長さ62㎞(カラコルム第3位の規模)の「バルトロ氷河」の上を最奥部コンコルディアを目指して歩くと、世界第2の高峰K2峰が眼前に姿を現すのです。

そんなスケールの大きな15日間のトレッキングの見所を、順を追ってご紹介いたします。

 

ラトック山群とビアフォー氷河
ラトック山群とビアフォー氷河

トレッキング1日目
アスコーレ~ジョラ

トレッキング初日はブラルドゥ川に沿って歩く中、前方にジョラ山群を仰ぎ見ることができます。幾度となく吊橋を渡ると、その度に大きく迫って来る山々は6,000m級の無名峰。そんな中、風に乗ってほのかに香る野バラの花。周りの雪山と相まって、初日から信じられない景観を楽しんでいただけます。

午後からは、ラトック山群とビアフォー氷河を一度に望むことができます。昼食で一息ついた直後であることも相まって、その驚きは圧巻の一言です。

トレッキング初日の注目点はもうひとつ。スタート地点から見えているバコル・ダス峰(5,810m)です。この日のテント場ジョラに到着した時との「姿の違い」を是非ご覧いただきたいです。

トレッキング2日目
ジョラ~スカム・ツォク

2日目は半日行動です。午前中はツアーの荷物を運んでくれるポーター&馬隊とのすれ違いの風景を楽しみながら、のんびり歩いていきます。

徐々にテント場スカム・ツォクに近づくと、前方にリリゴ峰(6,251m)をはじめとする鋭鋒群が姿を現します。そのテント場からは、翌日向かうパイユの頭上に聳えるパイユ山群も見ること事ができます。午後、ゆっくり休息を取った後には、これらの鋭鋒群の夕景をお楽しみください。

 

トレッキング3日目
スカム・ツォク~パイユ

朝、鋭鋒群の合間に昇る朝日を堪能した後、序盤のハイライトとも言えるパイユのテント場を目指します。この日はアップダウンが続きますが、2日目と同様に半日行動です。

前日からのリリゴ峰も徐々に近づき、さらに歩くと前方にトランゴ山群やカテドラルも姿を現し始めます。お昼に到着するテント場で、これらの景観をのんびりと堪能することができます。

トランゴ&カテドラルの夕焼けも絶景です。腰を据えて撮影を楽しんでいただけます。撮影好きの方、このツアーでは三脚は必須アイテムです。

トレッキング4日目
パイユ滞在

この日はパイユに滞在し、高度順応ハイキングを楽しみます。

ハイキングとは言えなかなかの急勾配ですが、その分目にする景観は圧巻。眼前にパイユ・ピーク(6,610m)、眼下には明日から歩き始めるバルトロ氷河の舌端部を見ながらのハイキングです。天候が良ければ、最初の8000m峰ブロードピーク(8,047m)も目にすることができますので、ここでの高度順応ハイキングは是非とも楽しんでいただきたいところです。

午後からは休息となりますが、ポーターさん達の過ごし方にも注目していただきたいと思います。陽気に歌を歌う面々、明日以降の自分たちの食事であるチャパティを作る面々。それらを見学し、ポーターさん達とふれあうのもパキスタントレックの醍醐味です。

トレッキング5日目
パイユ~コボルツェ

いよいよこの日からバルトロ氷河の上に登ります。

氷河トレッキングとは言え、モレーンで覆われているためアイゼン等は不要で、安心して歩いていただけます。

バルトロ氷河の左岸を進むと景観も素晴しくトランゴ・タワー(6,545m)の姿を見る事ができます。

さらに、バルトロ氷河トレッキングのもう1つの見所である「高山植物との出会い」も楽しむことができます。もちろん時期によって咲き具合は異なりますが、ヤナギランやキンバイ、多種多様なキク科の花々が色とりどりに咲き、心を和ませてくれます。

 

トレッキング6日目
コボルツェ~ウルドゥカス

この日は半日行動。モレーンから顔を出したバルトロ氷河の上を横断すること2回。ワクワクしながら、氷河トレッキングを実感できる1日です(アイゼンは不要です)。

振り返るとパイユ山群、ウリ・ビアフォ山群が見え、トレイルの脇にはたくさんの高山植物を見ることができ、半日とは言え、非常に内容の濃いトレッキングを楽しめます。さらにはテント場が近づくとブロードピーク(8,047m)が再び姿を現します。

この日のテント場ウルドゥカスは私のお勧めの場所です。夕、朝と全く印象の違ったトランゴ山群、カテドラルなどの景観を楽しめ、テント場の周辺には高山植物の花が咲き誇りフラワーハイキングにも最適。花好きな方々にもお勧めするのは、ここウルドゥカスがあるからです。

 

トレッキング7日目
ウルドゥカス~ゴレⅡ

この日はカラコルム山脈のメイン級の山々が広がる1日です。朝はトランゴ山群やカテドラルの朝焼けを楽しめ、スタート直後にはブロードピーク(8,047m)、ガッシャーブルム山群が見え、Ⅰ峰(8,016m)、Ⅱ峰(8,035m)の8,000m峰を3峰をも視界に捉える事ができる景観は感動の一言です。昼食場所ゴレⅠにて、マッシャーブルム峰(7,821m)の迫力を堪能しながら過ごす時間は思い出深いものとなるはずです。

テント場ゴレⅡでは午前中は遠望だったガッシャーブルム山群が目の前に聳え、素晴しい夕景を味わうことができます。いよいよカラコルム山脈の核心部に近付いてきたという実感が湧いてくる事でしょう。

野バラ香る中、6,000m級の無名峰を仰ぎつつ進む
野バラ香る中、6,000m級の無名峰を仰ぎつつ進む
リリゴ峰(左)と鋭鋒群の夕景
リリゴ峰(左)と鋭鋒群の夕景
カテドラルが前方に現れる
カテドラルが前方に現れる
パイユ・ピーク(6,610m)
パイユ・ピーク(6,610m)
アネモネ(キンポウゲ科)
アネモネ(キンポウゲ科)
ワイドハイミア(キク科)
ワイドハイミア(キク科)
ウルドゥカスからの夕景
ウルドゥカスからの夕景
ガッシャーブルム山群
ガッシャーブルム山群
マッシャーブルム峰
マッシャーブルム峰
夕日に染まるガッシャーブルムⅣ&Ⅱ峰
夕日に染まるガッシャーブルムⅣ&Ⅱ峰

トレッキング8日目
ゴレⅡ~コンコルディア

いよいよ最奥部コンコルディアを目指す1日です。この日も朝からガッシャーブルム山群から昇る朝日を仰ぎ、スタートしてから見え始める怪峰ムスターク・タワー(7,273m)、双耳峰ミトレ(6,010m)の印象的な様、昨日から続くガッシャーブルム山群が一歩一歩と前に進むにつれて迫力が増していき、思わず立ちすくんでしまう程の景観が続きます。 途中、ガッシャーブルム山群とブロードピーク(8,047m)を仰ぎ見ながらのティータイムは至福のひとときです。
コンコルディア到着寸前に、やっと姿を現したK2(8,611m)。圧巻の姿を見た時には「こんなに近くにK2が!?」と、この場に来た者にしか味わうことのできない衝撃が走ります。

そしてもちろんガッシャーブルム山群、ブロードピークも眼前に聳え立ちます。

ここコンコルディアでは3連泊としておりますので、感動に浸るのも良し、撮影に勤しむのも良し、ただ見つめるだけも良し。腰を据えてじっくりとカラコルム山脈の景観を堪能していただけます。

トレッキング9~10日目
コンコルディア滞在

コンコルディア滞在中は、天候の様子を見て周辺のミニハイキングも行います。のんびりとミニハイキングをしながらカラコルム山脈の景観を楽しむのも良いですし、テント場で腰を据えて撮影を楽しむのも良いです。朝、昼、夕、刻一刻と姿を変えるカラコルム山脈の景観を心ゆくまで堪能いただけます。

夜のカラコルム山脈の頭上に広がる星空も感動の一言です。K2峰を目の前に星空観測というのも、ここでしか味わえない贅沢な時間です。

また、陽気なポーターさん達の踊りと歌声が標高4,650mのコンコルディアに響き、カラコルム山脈の景観をバックに最高のステージショーがご覧いただけるのも、パキスタントレックならではの楽しみのひとつです。

朝日に照らされたガッシャーブルム山群
朝日に照らされたガッシャーブルム山群
怪峰ムスターク・タワー
怪峰ムスターク・タワー
ガッシャーブルム山群とブロードピークを前にティータイム
ガッシャーブルム山群とブロードピークを前にティータイム
コンコルディアより眼前にK2を仰ぐ
コンコルディアより眼前にK2を仰ぐ
夕暮れのコンコルディア
夕暮れのコンコルディア

トレッキング11~15日目(下山)

心ゆくまでK2峰をはじめとするバルトロ氷河の最奥部から見るカラコルム山脈の景観を堪能した後は、これまで辿ってきたルートを5日間掛けて引き返します。

同じ道を往復するトレッキングは「楽しみが半減してしまう」という方もいらっしゃるでしょうが、1度見た景観も思い出を振り返りながら、また往路で見られなかった景観が復路では見れるかもしれないとワクワクしながら、完璧に見られた景観でも違った時間帯に通過する事で往路と様相が違った景観となり、必ず満足いただけるトレッキングとなります。高山植物との再会も楽しめます。

ご一緒させていただいた皆様の15日目ゴールした後の笑顔は、一生忘れる事のできない最高の笑顔でした。

コンコルディアの星空
コンコルディアの星空

以上、トレッキング部分の見所を抜粋し、ご紹介させていただきましたが、これだけでは語り尽くす事のできない程のお話がまだまだございます。語り尽くせなかった部分に関しては、後日改めてご紹介させていただきます。毎年人気のパキスタントレッキング。 西遊旅行ではトレッキング・スタッフと添乗員が皆様のために最善のサービスを現場で提供させていただいております。

大きなお荷物に関しましては、弊社からご参加の皆様にプレゼントさせていただいている特製ダッフルバッグに詰めていただき、スタッフ&馬隊がお運びします。現場で準備するテントもスタッフが設営し、ドーム型のテント内も広々としており快適にお過ごしいただけます。また専属のコックが作る食事は毎食変化に富んでおり、ご参加いただいた皆様からも大変ご好評をいただいております。

 

15日間という長期間のバルトロ氷河トレッキングですが、皆様にご安心して歩いていただくように全力でサポートさせていただきます。 今シーズンも、バルトロ氷河トレッキングは6月からスタートします。是非とも今シーズンは「K2大展望バルトロ氷河トレッキング」にチャレンジして見てください。必ずやご満足いただけるトレッキングの旅になることでしょう。その際には是非、お声掛けください。

関連ツアーのご紹介

K2大展望・バルトロ氷河トレッキング

世界の高峰ひしめくコンコルディアに3連泊!高度順応を兼ねてデオサイ高原も訪問。8,000m峰四座と7,000mの秀峰群が取り囲む。 大カラコルムの核心部、究極のトレッキング。

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