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添乗員ツアーレポート  中国・日本・極東ロシア

日本の巨樹・名木を巡る②

  • 日本

2021.08.27 update

巨樹・巨木を2回に分けて紹介するシリーズ。2回目の今回は東北地方と山口県のツアーで訪れることができる巨樹のいくつかをご紹介します。

 

東根の大ケヤキ

山形県の東根小学校にある日本最大のケヤキで国指定特別天然記念物です。樹高26m、幹周り15.7m、樹齢1500年で、江戸時代にはすでに相当な大きさになっていたようです。その頃の絵図には22本のケヤキの並木が描かれ、当時の様子を想像するのが楽しくなってくる、そんな巨樹です。

 

羽黒山の爺スギ

出羽三山のひとつ、羽黒山の参道を進むと国指定特別天然記念物の老杉の並木が現れます。その中でも最大の杉がこの爺スギです。樹高42m、樹齢1000年。国宝の五重塔とともに訪れてみてください。

 

万正寺の大カヤ

福島県の桑折(こおり)町にあり、地名も大榧(おおかや)で、古くから伊達家ゆかりの木として知られていました。樹高16.5m、幹周り8.7mで日本最大のカヤです。

 

 

北金ヶ沢のイチョウ

日本海に沿って走る五能線沿い、青森県の深浦町にあり、幹回り18.8m、樹高33m、樹齢1000年。日本最大の巨樹と言っても差し支えないほどの大きさです。枝から無数に垂れ下がっている気根(乳柱)は幹に取り込まれたり地中に刺さって幹へと変化しているものなど様々です。

 

 

十二本ヤス

青森県の津軽半島にあり、樹高27m、幹周り6mで日本一のヒバ(ヒノキアスナロ)の巨樹です。地上3mくらいから枝分かれして大きく膨らんでいる特異な樹形をしています。その姿から魚をつく「ヤス」に見立てて名前が付きました。

 

▼関連ツアー① 東根の大ケヤキ、羽黒山の爺スギ、万正寺の大カヤ、北金ヶ沢のイチョウを訪ねるコースはこちら↓

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遊龍の松

京都の洛西・善峯寺の境内にあり樹齢600年の五葉松です。善峯寺は平安時代中期に建てられた後、応仁の乱で焼失しましたが、江戸時代に入り徳川5代将軍徳川綱吉の生母・桂昌院によって復旧されました。西国三十三所観音霊場の20番札所になっています。新日本名木100選にも選ばれ、名前の通り左右に伸びた枝が龍に見えることからこの名前が付きました。境内から眺める京都市街の景色もまた素晴らしいです。

 

▼関連ツアー② 遊龍の松を訪ねるコースはこちら↓

先達とゆったりめぐる西国三十三所【前編・後編】
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安下庄(あげのしょう)のシナナシ

山口県の瀬戸内海に浮かぶ屋代島(通称周防大島)にあり、みかんの段々畑を見ながら坂道を上がっていった先の、民家の庭に植えられています。日本に唯一の木で、原産国の日本でも珍しいです。4月上旬に白い花を咲かせ、果実は西洋梨の形に似ています。昭和56年に枯死しましたが、筑波の農水省果樹試験場に苗木が保存されており、現在は二世がすくすくと伸びています。

 

川棚クスの森

山口県の名湯・川棚温泉にあるクスノキの巨樹です。幹周りは11.4mとそれほど大きいわけではありませんが、このクスノキの最大の特徴は樹幹の外周が180mにもなるというその枝ぶりです。一本の木ですが森のように見えることからその名前が付きました。ここ数年で樹勢が急激に衰えたため地域の方々の努力によって保護活動が行われています。

 

 

恩徳寺の結びイブキ

山口県の西の海、響灘に面した豊北町の高台に、既に廃寺となった恩徳寺があります。この境内にある、なんとも異形の木がこの結びイブキです。分岐した幹と何本もの枝が複雑に絡み合い、ねじれながら成長しています。大内義隆の夫人が寺を建立した際(1529年)には既に生育していたといるされています。

 

▼関連ツアー② 安下庄のシナナシ、川棚クスの森、恩徳寺の結びイブキを訪ねるコースはこちら↓

国境の島・見島にも泊まる 山口大横断
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これらのツアーでは、掲載した巨樹・巨木に加え、豊かな自然が生み出した景勝地・史跡の数々を訪ねます。

 

1回目の四国・九州・沖縄の巨樹・巨木を訪れるコースもぜひご参考ください。


 
 

日本の巨樹・名木を巡る①はこちら

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