(動画)ベニハシガラス

パキスタンの北部山岳地帯で出会う「赤いくちばしのカラス」。スナジグミ (Hippophae rhamnoides)の果実に集まる姿が見られます。

 

ベニハシガラス  Red-billed chough, Pakistan

 

Video & text : Mariko SAWADA

Observation : Dec 2020, Morkhun – Sost, Gilgit-Baltistan

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(動画) ユキヒョウはどこ?モルホン村に現れたユキヒョウ

モルホン村に現れたユキヒョウの動画です。村人が「あそこにいる!」というけど、なかなか見つけられませんでした。

アイベックスを食べた後、川の対岸で寝ていたユキヒョウをモルホンの村人と観察。

 

ユキヒョウはどこ?Snow Leopard in Pakistan

 

午前にアイベックスを仕留めたユキヒョウは肉を食べて、残りを茂みに隠して岩場に上り寝ていました。

ユキヒョウが起きた15時ごろの動画です。村人があちこちにいて、困っているユキヒョウです。

 

村人がいて困っているユキヒョウ Snow Leopard appeared in Morkhun Village

 

 

Video & text : Mariko SAWADA

Observation : Jan 2019, Morkhun Village, Gojar, Gilgit-Baltistan

Special Thanks to Mr.Sultan Gohar (Khunjerab National Park)

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ベニハシガラス Red-billed Chough(上部フンザ)

パキスタンの北部山岳地帯に行くと、「赤いくちばしのカラス」と「黄色いくちばしのカラス」がいます。

 

厳密にはスズメ目カラス科、ベニハシガラス属に分類される2種で、「赤いくちばしのカラス」=ベニハシガラス (Red-billed Chough)、「黄色いくちばしのカラス」=キバシガラス (Yellow-billed Chough) です。
Choughは「チャフ」と発音し夏は標高5,000m以上の高地で繁殖し、冬になると群れを成して谷に降りてきます。

 

ユーラシア大陸とアフリカ大陸の一部に分布し8亜種に分かれていますが、この北部パキスタンで見られるものはPyrrhocprax pyrrhocorax himalayanusでヒマラヤ山系から中国西部に生息し、体が大きく青紫の光沢の羽が特徴です。
ヨーロッパやアフリカでは標高2,000~3,000mほどで観察できますが、ヒマラヤ・カラコルムでは標高3,000~5,000mと高地でしか出会うチャンスがありません。

 

ベニハシガラスと出会った、冬のモルホン村付近の河原。冬の上部フンザは大変美しく、荒々しい岩肌に雪がつく景色はまさに芸術作品。

 

ベニハシガラスの観察中に河原で出会ったヤギ・羊を放牧へ連れて行く人々。上部フンザの7つの村では、夏の間はヤク、羊・ヤギのすべての家畜がクンジュラーブ峠付近の高地へ連れて行かれますが、冬の間は大人のヤクだけが高地に残り、この夏に生まれた子ヤク、ヤギ・羊は標高3,000mほどに位置する村で過ごし毎日放牧へと出かけます。

 

村人とヤギ・羊が通る道のそばに集まっていたベニハシガラス Red-billed Coughとキバシガラス Yellow-billed Chough。一般的にベニハシガラスの方が群れでいることが多く、キバシガラスの方が少ないです。

 

カラコルムハイウェイ沿いでスナジグミの実をついばむベニハシガラス。このスナジグミはユーラシア大陸で広く見られる落葉低木で、日本ではサジーとかシーバックソーンと呼ばれ一部で栽培されているそうです。

カラコルムではこの厳しい冬に実が食べられる、野鳥にとってとても大切な木です。

 

赤くゆるやかなカーブのくちばし。そして赤いのは嘴だけでなく足もです!

 

冬に上部フンザやスカルドゥ方面を訪れる際には、気をつけて観察しましょう。「ただのカラス」ではなく、赤いくちばしと黄色いくちばしのカラスに出会えます。

 

Photo & text : Mariko SAWADA

Observation : Dec 2020, Morkhon – Sost, Gilgit-Baltistan

Special Thanks : TOMO Akiyama

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(動画)秋の北部パキスタン、黄金の桃源郷フンザへ

秋の北部パキスタン

 

かつてはパキスタン北部の旅といえば「夏」が中心でしたが、今は春のあんずの花の季節、秋の紅葉・黄葉の季節にいらっしゃる方が多くなりました。

そして本当に美しいのです。ドローン撮影を多用した映像ですが、実際にホテルのテラスから望む山岳風景と果樹園の景色は「桃源郷」の言葉を越える絶景です。

パキスタンでも異常気象が観察され、毎年木々が色づくのが遅くなってきました。が、フンザ・上部フンザではそれぞれの村の高度や日当たりが異なるので、いずれかの村で美しい景色と出会うことでしょう。

村人も冬支度。じゃがいもが出荷され、高地の放牧地で過ごした家畜たちが村へ戻ってきます。

 

Video & text : Mariko SAWADA

Visit : Oct 2018, Hunza, Upper Hunza,  Gilgit-Baltistan

 

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モルホン村のユキヒョウ-2

モルホン村で「ユキヒョウがアイベックスを仕留めて川の対岸に座っている」という連絡を受けギルギット付近にいた私たちは急いで北上し、モルホン村を目指しました。

雪道で危ないからゆっくり走行しなくてはいけないし、でも早くいかないとユキヒョウがいなくなるかも、いや、もういないのかも・・・。複雑な心境でモルホン村へと向かいました。

 

到着して最初に見たユキヒョウ。川の対岸にいて距離は近いのに最初は見つけられず、尻尾が動いてようやく見つけることができました。時間は15時を過ぎており、暗くなるまでにユキヒョウが動いてくれるか心配でした。

午前から観察しているモルホン村の人たちによると、アイベックスをハンティングして、食べて、残りを茂みに隠して、川に入って再び岩場に上り、そこにしばらく座っていたが寝てしまい、現在に至ると。村人が携帯で撮影した、川に入るユキヒョウ動画など見せてもらいながら、待ちました。

 

ユキヒョウが動き出しました!村人がワヒ語で「シャウバシ!」と口々に叫びます。「シャウバシ」は英語で言うとVery goodとかWell doneな感じで、伝統の踊り等のシーンで叫ばれています。この時、モルホン村の村人と周辺の村からやってきた人たち30人ほど。

 

ユキヒョウが飛び出してきました。村人が「シャウバシ!シャウバシ!」と喜んでいます。

 

野生のユキヒョウが目の前に。

 

村人たちはユキヒョウが仕留めたアイベックスのところへ行くのを期待していましたが、ユキヒョウは再び座り込んでしまいました。もう、写真撮影の限界の暗さです。見えなくなるまでユキヒョウの最後の姿を追い、その場を後にしました。

 

最後に・・・モルホン村で観察していた場所です(ドローン撮影)。

モルホン村の皆様、ありがとうございました。

 

Photo & Text : Mariko SAWADA

Observation : Jan 2019, Morkhun Village, Gojar, Gilgit-Baltistan

Special Thanks to Mr.Sultan Gohar (Khunjerab National Park)

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モルホン村のユキヒョウ -1

1月初旬、上部フンザのモルホン村で見たユキヒョウです。クンジュラブ国立公園では足跡を随分と見ましたが、ようやくユキヒョウと出会うことができました。

午前10時半ごろ村人が山の斜面を爆走しているアイベックスを見つけ、よく見たらユキヒョウに追いかけられていました。ユキヒョウはアイベックスを仕留めましたが、場所はなんとモルホン村の川の対岸。村から川を挟んで30mほどの距離でした。

 

モルホン村のゴハール氏から連絡を受け駆けつけたのは15時。ユキヒョウは木の枝に隠れるようにまるまっていましたが、夕刻時に動き始めました。

 

村人が言うには、アイベックスを仕留めた後に川に入ったため、毛がふわふわしていないのだと。カラコルムの高峰群に囲まれたモルホン村の日照時間は短く、あっという間に暗くなってしまいました。

 

Photo & Text : Mariko SAWADA

Observation : Jan 2019, Morkhun, Gojar, Gilit-Baltistan

Special Thanks : Mr.Sultan Gohar -KNP (Khunjerab National Park)

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