サガリバナの西表島

夕方に咲いて、朝には散ってしまう、幻の花と言われるサガリバナ。この花は沖縄地方の梅雨明け頃6月末から7月前半にかけてマングローブの森に咲く。

まずは花の美しさ。下流まで漂う甘く不思議な香り、そして花びらが水面に落ちた時に響く音。目、鼻、耳で味わえるサガリバナです。

そんなサガリバナの季節に西表島を訪ねるツアーを作っています。マングローブ林に咲くサガリバナを見るには、花が散ってしまう前に行く必要もあり、早朝、カヌーに乗ってマングローブの川を遡る必要があります。

このように時間が経つと美しく甘い香りの花が水面にたくさん浮かび、その中をカヌーで進みます。
朝の時間が過ぎて花がどんどん散ると水面いっぱいにサガリバナは敷き詰められます。
サガリバナはこのような房がぶら下がるような花で、順を追って花が咲き、咲いた花は翌朝には落ちてしまいます。

世界でもカヌーでこのように手軽に見れる場所は少ないでしょう。貴重な体験を西表島で!

6/26発 サガリバナの西表島と沖縄本島やんばるの森