奥日光で冬鳥観察&会津でヤマセミ撮影にもチャレンジ!

Report by 吉成才丈 / 2021年11月9日~12日

 

初日の11/9は宇都宮駅に集合し、まずは奥日光へ向かいました。現地では、あいにくの雨予報で時折強く雨が降るという悪条件のもと、湯の湖畔や湯滝下、赤沼周辺で探鳥。この日はカワガラスやコガラ、ヒガラなどを観察し、ちょっと早めにチェックインしました。

カワガラス(上山功夫さま撮影)

2日目は天候も回復し、まずは湯滝周辺の川や小さな沢でアオシギ探し。カワガラスやミソサザイが出現するも、アオシギには出会えませんでした。でも散策路の終点近くで、コガラやゴジュウカラ、エナガ、コゲラなどの混群に遭遇。それぞれの種を楽しみながら、木の幹をらせん状に上るキバシリを探すと、運よく2羽を観察することができました。キバシリは。まるでネズミみたいですね。

湯滝
キバシリ(上山功夫さま撮影)

赤沼の木道ではマヒワも観察できましたが、今年の奥日光はズミやナナカマドの実がすくなく、結局、ツグミやウソ、アトリなどには出会えませんでした。

奥日光は湿地も樹林もすばらしく、雄大な景色をみているだけで癒されますので、いろいろな季節に訪ねてみたいですね。この日の午後には会津に移動し、翌日のヤマセミに備えて、早めにお休みいただきました。

戦場ヶ原

さあ3日目は、いよいよこのツアーのハイライト、ヤマセミの観察&撮影にチャレンジです。暗いうちにブラインドに入って静かに待つと、まずは6:15頃に1回目の飛来があり、以降も何度か、とまりや飛翔がありました。距離も近いので興奮しましたが、皆さん、オス・メス2羽のとまり写真もバッチリ撮れたようです。

ヤマセミのオス・メス(上山功夫さま撮影)

そして4日目も、昨日と同様にヤマセミの観察&撮影にチャレンジしました。皆さん、昨日でかなり満足されようですが、まだまだ撮影できるシチュエーションがあります。そう、この日は飛翔やハンティングのシーンも意識して狙って頂きました。この日はヤマセミの動きもよく、予想していた以上の成果があり、皆さんの撮られた写真に驚かされました! 論より証拠、参加された方々の写真をご覧ください。

 

ヤマセミのホバリング(奥田恵子さま撮影)
ハンティング後のヤマセミ(奥田恵子さま撮影)
ハンティング後のヤマセミ(上山功夫さま撮影)

一部しか紹介できませんでしたが、皆さんの写真はいかがでしたか?
本当に、すごいですよね!

 

ここでは、カメラや写真、ヤマセミに精通した地元のヤマセミガイドさんが撮影方法を指導してくれるので、皆さん自身が予想していた以上に撮れちゃうんです。背景もきれいでしょ!

バーダー憧れのヤマセミのいろいろな行動を見ることができ、また撮影まで上手くいき、ヤマセミ主体のツアーは大成功でした。来年は幼鳥が巣立った後の夏、そして紅葉もきれいな今回と同じ時期に計画してみたいですね。

 

(確認種59種)

この記事を書いた人

吉成 才丈 よしなり としたけ
1962年生まれ、東京都在住。東京都千代田区で、バードウォッチング専門店<Hobby's World(ホビーズワールド)>および鳥類調査会社<(株)日本鳥類調査>経営。バードウォッチングのガイドで、全国各地も巡る。歳時記的に、毎年同じ時期に同じ探鳥地を訪ねることが多く、タカやシギチの渡り、ガン類の越冬、海鳥などを観察・撮影するのが楽しみ。バードウォッチングは、だれでも気軽に楽しめる趣味だと思っています。難しく考えることなく、皆さんのペースで楽しんで頂けるように心がけています。