ツアーのポイント

ポイント パキスタンからインドへ 陸の印パ国境越え

パキスタンのイスラマバードから、ラホール、アムリトサル、デリー、アグラへとかつての「王の道」を辿って国境を越えます。アムリトサルからアグラまでは一部王の道に併走する列車の旅をお楽しみいただきます。

ポイント イスラム教からシク教、ヒンドゥー教の世界へ

パンジャーブの大地を西から東へ、ムガール帝国の遺産を辿りながらも、土地ごとに変わる宗教や文化の多様性も感じる事が出来ます。

ポイント 印パ両国からフラッグ・セレモニーを見学

インドとパキスタンの国境で毎日行われている国境閉鎖式。パキスタン側のワガとインド側のアターリー、両側から見学します。

ポイント 人数限定・安心のホテル指定

印パ両国の旅を快適に安心してお過ごしいただくため、人数を15名様に限定し、各地のホテルを指定しています。
訪問する
世界遺産

ロータス砦(パキスタン)/ラホール城とシャリマール庭園(パキスタン)/タージ・マハル(インド)/
アグラ城(インド)/ラール・キラー(インド)/フマユーン廟(インド)

COLUMN 「王の道」グランド・トランク・ロード

「王の道」=グランド・トランク・ロードは16世紀、一時的にムガール王朝に取って代わったアフガン系王朝のシェール・シャー・スーリによって作られた、アフガニスタンのカブールからバングラデシュのチッタゴンまでの壮大な「大幹線道路」です。シェール・シャー・スーリの時代にはアグラからビハールまでが作られ、その死後、道の建設はムガール帝国に引き継がれ、拡大されました。ムガール帝国全土に及ぶ道は広大な帝国の発展を助ける一大ネットワークとなり、現在もパキスタン側では「グランド・トランク・ロード」として、インド側では「国道1号線」「アジア・ハイウェイ1号線」として人々や物資の流通を支えています。イスラマバードから28キロ、タキシラの手前にあるマルガラ峠に残されたムガール帝国時代の石畳。ここでは、当時行き交った馬車の車輪ですり減った跡も見られ、往時の賑わいを今に伝えています。

ムガール帝国時代の石畳
かつてのマイルストーンであったコーズ・ミナール

COLUMN 印パ両国から見るフラッグ・セレモニー

インドとパキスタンとの国境、ワガ(パキスタン側の名称)とアターリー(インド側の名称)。ここで毎夕行われるフラッグ・セレモニー(国境閉鎖式)は、両国の国民や観光客が集い、国歌や掛け声を掛け合って、応援合戦のように大いに盛り上がります。双方の国境警備隊の兵士たちはそれぞれの自国の見物客の前を、隊列を組み、足を高々と踏み鳴らし、大きな掛け声をかけ、男らしさやプライド、愛国心を誇示しながら堂々と行進します。観客も拍手や歓声で応戦し、一体感が生まれます。両国の旗がゆっくり一緒に降ろされ、インドとパキスタンの両軍が固い握手と敬礼を交わす光景を目にすると、カシミール問題などで緊張状態にあるといわれている両国間にも調和が保たれていることを感じるでしょう。パキスタン側でこの国境閉鎖式を見たことがある方も、またインド側ではきっと違った雰囲気を楽しめることと思います。

パキスタン側から見た国境 奥にインドの観客席が見える

COLUMN 王の道の盛衰を見つめてきた世界遺産

ロータス砦(パキスタン)

シェール・シャー・スーリが中央アジアからの遊牧民族の侵入を防ぐために造った要塞。ペシャワールからラホールへ至る道を守る重要な砦でした。当時のモスクや階段井戸が残る要塞の中に村があり、今も人が暮らしています。

ロータス砦外観

ラホール城(パキスタン)

アクバルがラホールを都として以来、歴代皇帝により建築が重ねられ拡張していきました。北にはカシミール門、東にはデリー門の地名が残り、当時ここが東西交易の要衝であったことを物語っています。

贅を尽くした「鏡の間」シーシュ・マハル

タージ・マハル(インド)

言わずと知れたインドの至宝。第5代皇帝シャー・ジャハーンが最愛の妃ムムターズ・マハルのために造った白亜の廟です。再訪の方でもグランド・トランク・ロードとそこに残る史跡群や、歴史をたどった後に訪れれば、また違った印象を持たれることでしょう。

白亜の廟タージ・マハル

アグラ城(インド)

外部はアクバルとアウラングゼーブによって、内部はシャー・ジャハーンによって造営されました。シャー・ジャハーンが息子によって幽閉された塔・ムサンマンブルジュからは、愛する妃が眠るタージ・マハルを望むことができます。

アグラ城入口のアマル・スィン門

COLUMN 知られざるムガールの遺産

ジャハンギール廟(パキスタン)

第4代皇帝ジャハンギールの死後、王妃ヌール・ジャハーンによって建てられました。帝国全盛期のムガール建築が良く残されており、パキスタンルピー紙幣の裏面にも描かれています。

ジャハンギールの眠る部屋

アクバル帝の墓廟スィカンドラー(インド)

息子のジャハンギールによって建てられた、大帝アクバルの廟。イスラム教、キリスト教、仏教など様々な宗教の建築様式が取り入れられており、そこからはすべての宗教を受け入れるというアクバル帝の考えが伺えます。

アクバル帝の廟・スィカンドラー

コーズ・ミナール(パキスタン・インド)

シェール・シャー・スーリ統治時代のマイルストーン。かつては約3kmごとにミナール(塔)が建てられていましたが、そのほとんどはレンガの再利用のために壊されてしまいました。長い旅路の目印、または人々の交流の場として、重要な役割を果たしていました。

コーズ・ミナール

出発日と料金

2015年~2016年 
出発日~帰着日
日数 旅行代金 催行状況
11月13日(金) ~
11月20日(金)
8日間 328,000円
12月26日(土) ~
01月02日(土)
8日間 398,000円
01月22日(金) ~
01月29日(金)
8日間 328,000円
02月12日(金) ~
02月19日(金)
8日間 328,000円
  • 海外での空港税諸税は旅行代金に含まれています。
  • 燃油サーチャージ額は、原油価格の変動により変更することがあります。

ツアー日程表

地名 時刻 スケジュール地図を見る
1 東京
バンコク
午前又は昼発 空路、東京・大阪よりそれぞれバンコクへ。着後、航空機を乗り換えて、パキスタンの首都イスラマバードへ。着後、ホテルへ。
※添乗員は東京・大阪のどちらか一方より同行し(往復)、バンコクにて合流します。
イスラマバード:ヒルビュー泊
大阪
バンコク
午前発
バンコク
イスラマバード
18:50発
22:25着
2 イスラマバード
ラホール
08:00発
19:00着
専用バスにて、かつての「王の道」を走り、パキスタン第二の都市ラホールへ。
途中、石畳の「王の道」旧街道跡や、世界遺産に登録されている16世紀スール朝のロータス砦を訪れます。
ラホール:ホスピタリティ・イン泊
3 ラホール   終日、ムガール帝国の古都ラホール市内観光(歴代のムガール皇帝の居城で世界遺産に登録されているラホール城シャリマール庭園、ムガール帝国最盛期のモスクバドシャヒモスク、ガンダーラ美術の貴重な発掘品を展示するラホール博物館ジャハンギール廟コーズ・ミナール等)。
夕方、インドとの国境に位置するワガにて、活気溢れるフラッグ・セレモニーを見学します。
ラホール:ホスピタリティ・イン泊
4 ラホール
(国境)
アムリトサル

09:00発

14:00着

専用バスにて、ワガ(アターリー)の国境を越え、シク教の聖地アムリトサルへ。門前町として賑わう旧市街バザールを訪問します。夕方、インド側の国境アターリーにて、活気溢れるフラッグ・セレモニーを見学します。夕食後、美しくライトアップされたシク教の総本山アムリトサルの黄金寺院を見学します。
アムリトサル:カントリーインアンドスイート泊
5

アムリトサル

アグラ

早朝発
(約11時間)
列車にて、ムガール帝国の中興時代の都アグラへ。途中のデリーまでは、王の道(国道1号線)のすぐ脇を並走するようにレールが敷かれています。のんびりとしたインドの農村地帯を走る、列車の旅をお楽しみください。アグラ着後、ホテルへ。
アグラ:ジャイピーパレス泊
6 アグラ
デリー
14:00発
19:00着
専用バスにて、インドを代表するムガール時代の二つの世界遺産「白亜の廟」タージ・マハルと「赤い城」アグラ城、アクバル帝の墓廟スィカンドラーを見学。
その後、かつての「王の道」を走り、インドの首都デリーへ向かいます。途中、マイルストーンの役割をしたコーズ・ミナールを見学します。
デリー:ジャイピー・シッダルタ泊
7 デリー   専用バスにて、デリー市内観光(オールドデリーの象徴で世界遺産のラール・キラー(外観)、ムガール帝国第2代皇帝の墓廟で世界遺産のフマユーン廟、インド最大規模を誇るムガール時代のモスクジャマー・マスジット等)。オールドデリーの旧市街も散策します。夕食後、空港へ。
機中泊
8 デリー
バンコク
00:15発
05:40着

航空機にて、バンコクへ。着後、航空機を乗り換えて、東京・大阪それぞれ帰国の途につきます。着後、解散。

バンコク
東京
08:00発
15:50着
バンコク
大阪
11:00発
18:10着
  • 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
  • 食事回数:朝6/昼6/夜6:機内食は除く
  • 利用予定航空会社:タイ国際航空

ご案内とご注意

査証(ビザ) パキスタン(100円)、インド(1,890円)、代行手数料(4,320円×2ヶ国=8,640円)、写真3枚。旅券の残存有効期間は入国時に6ヶ月以上、査証欄余白は4ページ以上必要です。
気候・服装 11月~2月は乾季のベストシーズンにあたります。日中は半袖又は長袖シャツで過ごせますが、朝晩は冷え込みますので必ず上着もお持ち下さい。
利用予定ホテル 日程をご覧ください。
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観光について モスクの観光では、宗教行事や礼拝時間にあたる場合などは、中に入れないことがあります。国境では出入国の手続きに予想以上の時間を要する事があります。
旅行条件について 取引条件はこちらの 海外旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。

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