ツアーのポイント

ポイント 魅惑のグジャラートを10日間で満喫

アラビア海に接し、古くから西アジアやアフリカとの交易が盛んなグジャラート。世界遺産・女王の階段井戸、インダス文明の遺跡ドーラビーラ、モデラ―のスーリヤ寺院などの歴史的建造物、大カッチ湿原や小カッチ湿原の自然、脈々と受け継がれるバラエティ豊かな手仕事の文化と、魅力あふれるグジャラートを満喫できるツアーです。

ポイント 圧巻のジャイナ教寺院 シャトルンジャヤ山へ

ジャイナ教最大の聖地であるシャトルンジャヤ山。863もの寺院からなる山岳寺院都市です。3500段の階段を登り切った先にある寺院群は圧巻です。階段井戸だけではない、グジャラートの美しさにもふれる旅です。

ポイント ブジにてゆとりの3連泊

グジャラートの最西端にあるブジに3連泊。手工芸が受け継がれるバンニエリア、大カッチ湿原など、グジャラートの見どころをゆったり巡ります。

訪問する
世界遺産

ラニ・キ・ヴァヴ グジャラート・パタンの女王の階段井戸/ドーラビーラ:ハラッパ―文化の都市/アーメバダードの歴史都市

COLUMN グジャラートの珠玉の歴史的建造物

世界遺産・女王の階段井戸 ラニ・キ・ヴァヴ、ドーラビーラ遺跡をはじめ、オリッサの太陽寺院を彷彿させる砂岩の彫刻が美しいモデラーの太陽寺院など歴史的な建造物を見学します。

■女王の階段井戸 ラニ・キ・ヴァヴ
パタンの町のサラスヴァティ川の川岸に築かれた地下7階建ての巨大なこの階段井戸は、1050年に亡き王ビーマ1世を偲んで王妃ウダヤマティとその子カルナによって建設され、そこから「女王の階段井戸」と名付けられました。ヴィシュヌ神の10の化身、神話を始めとした1000を超える彫刻が美しいことで知られています。また、川の氾濫により泥と土で長い間覆われていたため、保存状態が良いことも特徴です。その希少性や建築技術・彫刻群の完成度の高さから2014年に世界遺産へ登録されました。
>>インドの階段井戸の詳しい解説はこちらのブログをご覧ください。

パトラ織のモチーフにもなっている格子状のデザイン
■インダス文明の遺産 ドーラビーラ遺跡
大カッチ湿原に築かれたドーラビーラ遺跡は、2021年に世界遺産に登録されました。遥か5000年も前に高度な技術を駆使した下水施設などが整い、当時の生活水準の高さをうかがうことができます。パキスタン南部のモヘンジョダロやハラッパといった都市が衰退した後も、グジャラート地方では交易が盛んに行われ、繁栄し続けました。グジャラートは重要な交易品・紅玉髄の産地であり、ビーズなどの加工品を遠くアラビア海まで輸出していたといいます。当時最先端の技術を誇った、古代の国際都市の見学をお楽しみください。

円形の建物の址(ドーラビーラ)
■モデラーのスーリヤ寺院(太陽神殿)
11世紀にビムデフ1世により建てられたこの寺院。スーリヤ寺院(太陽神殿)といえば、世界遺産にも認定されているオリッサ州・コナーラクの寺院が有名ですが、このモデラーの寺院はコナーラクよりも200年ほど新しいものです。1年に2日だけ、春分と秋分の日の出時に太陽神スーリヤが祀られる本殿に陽が差し込む造りになっています。52本ある柱にはラーマヤーナやマハーバーラタの場面が彫刻され、外壁にも精緻な彫刻が施されています。

7頭立ての馬車に乗る太陽神スーリヤ

COLUMN ジャイナ教の聖地 シャトルンジャヤ巡礼

ヒンドゥー教徒が大多数を占めるインドの中で、ジャイナ教徒の占める割合はわずか5%。非殺生、非暴力の思想を徹底的に追求し、厳しい戒律のもとで生活をしています。そんなジャイナ教徒が一生に一度は訪れたいと願う聖地がシャトルンジャヤ山です。900年もの歳月をかけ建てられた寺院群は、ジャイナ教の最も神聖な巡礼地の一つです。3500段の階段を登り切った場所から見る863もの寺院群はまるで要塞の様です。また、建物だけではく敬虔なジャイナ教徒たちが一心に祈りを捧げる姿は美しく、見る者を圧倒します。

山頂のジャイナ教寺院
ジャイナ教徒の巡礼者

COLUMN グジャラートの大自然 大カッチ湿原「ホワイト・ラン」と小カッチ湿原

海抜15mの平坦な大地が広がるカッチ湿原。雨季には泥地が海水で覆われ、海水が引けて乾季になると、アラビア海から吹きつける強風などのため後に塩分が残ります。一面の真っ白な塩の平原は近年「絶景」として注目を集め始めたばかり。厳しい自然環境にもかかわらず、多くの野生動物も暮らしています。真っ青な空に映える白い大カッチ湿原「ホワイト・ラン」に立ち寄ります。 またその東側には小カッチ湿地野生動物保護区があり、インドで最後の野生のアジアノロバが暮らしています。他にもフラミンゴの営巣地があり渡り鳥も観察されます。 この周辺にはラバリ族やアヒール族、バハルワード族などグジャラートらしい村の光景、放牧の景色を見ることができます。

乾季の大カッチに広がる大塩原「ホワイト・ラン」
小カッチはアジアノロバのインド最後の生息地

COLUMN グジャラートに息づく手仕事にふれる

大カッチのバンニの村ではグジャラートならではの伝統手工芸、染織を、パタンでは非常に高度な技術が用いられたパトラ織を見学します。

■パトラ織
経糸と緯糸をそれぞれ染め分けて織る経緯絣。縦と横双方の柄を合わせるには高度な技術が必要です。インド、バリ島、日本などで織られています。

■ローガンペイント
色を付けたヒマ油を練り、針の先端につけて、布の上に下書きなしで描きます。半分描いたあとで布を二つに折ることで染料が移り、シンメトリーのデザインが完成します。

■アジュラク染め
11世紀にビムデフ1世により建てられたこの寺院。スーリヤ寺院(太陽神殿)といえば、世界遺産にも認定されているオリッサ州・コナーラクの寺院が有名ですが、このモデラーの寺院はコナーラクよりも200年ほど新しいものです。1年に2日だけ、春分と秋分の日の出時に太陽神スーリヤが祀られる本殿に陽が差し込む造りになっています。52本ある柱にはラーマヤーナやマハーバーラタの場面が彫刻され、外壁にも精緻な彫刻が施されています。

出発日と料金

2023~2024年 
出発日~帰着日
日数 旅行代金 催行状況
11月19日(日) ~
11月28日(火)
10日間398,000円
12月29日(金) ~
01月07日(日)年末年始コース
10日間448,000円
02月04日(日) ~
02月13日(火)
10日間398,000円
発着地 東京発着 最少催行人員 8名(16名様限定)・添乗員同行
燃油サーチャージ 61,000円(12月1日現在の見込み)
一人部屋追加代金 58,000円
ビジネスクラス 追加代金等の詳細はお問い合わせください。
  • 海外での空港税諸税は旅行代金に含まれています。
  • 燃油サーチャージ額は、原油価格の変動により変更することがあります。



ツアー日程表

地名 時刻 スケジュール
1 東京
デリー
午前発 空路、東京よりインドの首都デリーへ。着後、ホテルへ。
デリー泊
2 デリー
アーメダバード
ロータル
バブナガル
早朝又は午前発


19:00着
早朝の国内線にてグジャラート州アーメダバードへ。着後、専用バスにてバブナガルへ。途中、インダス文明の都市遺跡ロータル遺跡を見学します。
バブナガル泊
3 バブナガル
(シャトルンジャヤ)
ラージコート
早朝発

19:00着
終日、ジャイナ教の聖地シャトルンジャヤ山への観光。その後、ラージコートへ。
ラージコート泊
4 ラージコート
ブジ

08:00発
18:00着

専用バスにてカッチ地方の中心地ブジへ。ダマルカ村にてアジュラク染め(ブロックプリント)の工房を訪問します。

ブジ:ホテルイラーク泊
5 ブジ
(大カッチ湿原)
(ドーラビーラ)
  専用バスにて、乾季には真っ白な塩原「ホワイト・ラン」が広がる大カッチ湿原を走ります。その塩原に浮かぶカディール島に築かれたインダス文明の都市遺跡ドーラビーラを見学。未だ謎に満ちている5000年前の都市構造をご覧いただきます。
ブジ:ホテルイラーク泊
6 ブジ
(バンニエリア)
  終日、独自の染織や刺繍の技術が受け継がれるバンニエリアに点在する村を訪問します。ヒマシ油を用いて一筆で繊細な模様を描き出すローガンペイントなどの技術が受け継がれるニローナ村、木工で知られるビランディアラ村、水牛やヤギの革製品で知られるサンジョット・ナガールを訪問します。
ブジ:イラーク泊
7 ブジ
バジャナ
(小カッチ)
08:00発
18:00着
専用車にて小カッチのバジャナへ。午後、ジープにて小カッチ湿原のサファリをお楽しみください。インドに残る最後のアジアノロバやニルガイ、フラミンゴなどの鳥類の暮らす大地をドライブします。
バジャナ 泊
8 バジャナ
モデラ―
パタン
アーメダバード
08:00発


19:00着
専用バスにてアーメダバード郊外の観光。モデラーのスーリヤ寺院(太陽神殿)、パトラ織の里として知られるパタン、2014年に世界遺産に登録された女王の階段井戸ラニ・キ・ヴァヴを訪問します。
アーメダバード泊
9 アーメダバード
デリー
デリー
午後発

23:00発
午前、アーメダバード旧市街の見学スワミナラヤン寺院ジャマ・マスジッド(金曜モスク)ティーン・ダルワザシディ・サイヤド・モスクのレリーフ旧市街ウォーク)。昼食後、空港へ。国内線にてデリーへ。 デリー着後、航空機を乗り換え、帰国の途につきます。
機中泊
10 東京 09:45着 着後、解散。
  • 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
  • 食事回数:朝8/昼8/夜9:機内食は除く
  • 利用予定航空会社:エア・インディア

ご案内とご注意

査証(ビザ) インド(25ドル)、代行手数料(4,400円)、写真1枚。旅券の残存有効期間は入国時に6ヵ月、査証欄余白は2ページ以上必要です。
気候・服装 乾季のベストシーズンにあたります。日中は半袖又は長袖シャツで過ごせますが、朝晩は冷え込みますので上着もお持ちください。
利用予定ホテル 下記のホテルリストをご覧ください。
■デリー:プライド・プラザ、ITCウェルカムホテル、サロバールポルティコ、ウエスト・エンド・イン
■バブナガル:ザ・ファーン バブナガル イコン クラブ&リゾート、エフシーサロバールポルティコ、ニランバグ・パレス 、クラークス コレクション、ザ バジルパーク
■ラジコート:ファーン レジデンシィ、フォーチューンパーク、ホテルリベラ、プラチナム、ノヴァパーク、 クリシュナパークリゾート、ローズイン、 サロベル ポルティコ
■アーメダバード:レモンツリープレミア、プライド、フォーチューンパーク、フェアフィールド バイ マリオット、ブルームスイート、レジェンタ セントラル、ノボテル、ホリディイン エクスプレス、フォーポイント バイ シェラトン
■バジャナ:ロイヤル サファリ キャンプ / ラン ライダーズ
観光について ドーラビーラ遺跡の撮影許可に関しては流動的ですので、現地にてご案内いたします。塩の平原や塩田の状況は、その年の気候により変化いたします。
その他のご注意 グジャラート州は禁酒州のため、レストランや公共の場ではアルコールを飲むことができません。お飲みになる方はお部屋でお飲みください。
旅行条件について 取引条件はこちらの 海外旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。
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