3月末から4月上旬にかけてカラコルム山脈に抱かれた桃源郷は花の季節を迎えます。 杏やリンゴ、洋ナシ、さくらんぼなど、夏から秋にかけて実りをもたらす果樹の花々は、この時期厳しい山岳地帯に暮らす人々に雪解けと春の訪れを告げてくれます。フンザの中心部カリマバードだけでなく、上部フンザや下フンザ、北東部のバルティスタン地域やそこに続くインダス川沿いの村々など多くのお花見スポットがある北部パキスタン。標高や日当たり、果樹の種類によって花の開花時期が少しずつ異なるため、お花見を楽しむことができる期間も長く、幅があります。
長寿の里として有名なフンザとフンザ川を挟んだ対岸に位置するナガールは杏の里として最も有名な場所。花の開花状況によって、標高の低い下フンザや標高の高いドゥイカル付近など数々の散歩コースを楽しめます。杏以外にもりんご、洋ナシなどの果樹の花が楽しめる上、雪を頂いた7,000m級の迫力の山々の展望も満喫していただけます。
かつてはチベットの一部としてカシミールへの交易の中心でもあったバルティスタン。その中心地スカルドゥから車で30分ほど奥にあるシガール渓谷の、居城を改造したホテルに滞在します。水路が走るのどかな村々は朝夕の散策にも最適です。
カラコルム・ハイウェイからインダス川に沿って東、スカルドゥへと続く道。道幅が狭く、果樹園や村との距離が近いため、間近でお花を楽しめます。インダス川を挟んだ対岸にも杏の花で桃色に染まる村々がいくつも見られます。
シャティアール、チラスには川沿いにストゥーパや仏の岩絵が残ります。昔、求法僧が中国からガンダーラへ向かう途中、渡河したときに描いたと言われています。
ガンダーラ最大の都市遺跡で、紀元前4世紀のアレキサンダー大王の東征時にはすでに都市国家が形成されていました。
標高8,126mのナンガパルバットは、世界のトレッカーを魅了する世界第9位の高峰。カラコルム・ハイウェイ上からも展望できます。
カラコルムの懐深くへ、杏の花咲きほこる早春のパキスタンの旅
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