205 オジロヌー Black Wildebeest

角が前に突き出て上に曲がるという、他にはない角をもつオジロヌーである。野生個体は絶滅したが、農場にいたものから野生復帰し、個体数は回復傾向にある。とても魅力的な角を持つ動物であるが、クルーガーやカラハリなどの一般的なツアーのあるコースでは生息場所と重ならず、見ることはできない。

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204 ヒメイヌワシ Wahlberg’s Eagle

サハラ以南に生息する小型のイヌワシの仲間。隊長55㎝とトビくらいの大きさである。鋭い目つきをしているのであるが、ミニチュアイヌワシみたいに思え、観察中に可愛く思えてしまう。

南アフリカのグレータークルーガー(サビサンド)で撮影した。

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142 ローンアンテロープ Roan Antelope

 

エランドに次いでアフリカで大きいとされるレイヨウ。気品があり、同時に簡単に見られない種でもあるため見ることができるとかなり嬉しくもある。セーブルアンテロープと同じような藪のある場所を好む。乾期のオカバンゴなどで見ることができる可能性が高い。この写真もオカバンゴにて撮影した。絶滅危惧種には指定されていないが、数が非常に減っていると言われている。

 

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138 アードウルフ Ardwolf

 

一昨日、オカバンゴから戻り家に着いたのは深夜12時をまわっていた。朝には銀座の富士クリエイトでの写真展に在廊のため東京へ。かなり疲れていますが、それでもオカバンゴでこのアードウルフを見た時は興奮で全てを忘れました。ハイエナ科に属しますがシロアリが主食です。

ヒョウ、サイ、ゾウ、バッファロー、ライオンからなるアフリカのBig 5は有名ですがその他にもLittle5(小さい5種)やUgly5(醜い5種)、そしてShy5(見難い5種)があります。その見難い5種の1種がこのアードウルフです。夜行性でシロアリを主に食べています。夜にライトで遠くで見たことはありましたが、こんなに近くで明るい時間帯に見たの初めてでした。

5月30日まで写真展 BIG CATS 開催してます。

 

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122 セーブル アンテロープ Sable Antelope

最も美しいレイヨウのひとつ。ケニアから南アフリカまで生息する。オスは大きくなると体色が黒くなり、セーブルの名が付く。憧れのレイヨウだが、藪の中にいることが多く、見るのは難易度が高めのレイヨウでもある。アンゴラには亜種のジャイアントセーブルがいるが200頭まで数を減らしている。この写真はボツワナのオカバンゴで撮影。

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100 カバ Hipopotamus

記念すべき100枚めの写真の紹介は昨日まで行っていたオカバンゴのツアーで撮影されたカバにしました。このカバを含め多くの動物との出会いがあり、珍しいものとしてはラーテルやセイブル アンテロープに会うことができました。またリカオンとチーターの兄弟を長いこと車で追跡し ハンティングシーンなどを見ることができました。

カバはイノシシに近いとされていたが、1994年のDNA研究によりクジラにもっとも近い陸上動物でウシと近縁であることが分かった。陸上動物としてはゾウに次ぐ重さで3.2tになる。草食性で夜になると水域からかなりの距離を移動する。アフリカでは最も人を殺している動物である。

 

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75 セグロジャッカル Black-backed Jackal

カラハリトランスフロンティア国立公園のセグロジャッカル ケニア タンザニア 南アフリカ ボツワナなどでのサファリではよく見る。ペアで行動し共同でライオンから肉のおこぼれを狙ったりもする。道路のすぐ側に巣穴があり待っていると子が出てきた。

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64 アフリカスイギュウ African Buffalo

ときに1000頭以上の大集団をつくる。数百kgありライオンも大きなオスは簡単には襲うことができない。群れから追い出された老齢なオスは気が荒く注意が必要なこともある。この写真はセレンゲティ国立公園にて。

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57 チーター Cheetah

走ることに特化したためにネコ科の中で唯一 爪の出し入れができない。また犬歯や歯が小さいことで鼻腔が広がり一度に大量の酸素を取り入れることができるという。走りの速さを手に入れ、狩りの成功率が高まったが、その分 他の肉食獣よりも弱く、獲物を他の肉食獣にとられることも。何かを手に入れたら、その分何かを失ってしまう。それでも他と違うことを見つけていかなければ生きられない…。という人生の教訓をチーターから学びました。

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56 セネガルショウビン Woodland Kingfisher

アフリカに住むともっともよく出会うカワセミの仲間かもしれない。ウガンダに住んでいた時にはアパートに併設するプールによく水浴びに来ていた。現在、世界のカワセミの70種類くらいを撮影している(部分的にしか写っていないものも含め)。野生のネコを撮影することの次に大きな目標にしている。

野生のネコの撮影では同じ場所に何度も訪れることになる。ウガンダで生活していたときにASAHI WEEKLYの旅行記事を書くなどするようになって、ネタの欲しさから世界の多くの場所に行けるような目標を求めた。庭にいたセネガルショウビンを見ながら「カワセミでも探そうかな」とカワセミを調べると世界に90種以上いて、広範囲に分布していることがわかった。それから4年 カワセミを求めて クック諸島のマンガイア島など カワセミを知らなければ 知りもしなかっただろう島を訪ねた。その旅行が今の添乗の仕事にも繋がっている。

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