220 ヒグマ Brown Bear

ロシアとフィンランドの国境付近でハイド(小屋に隠れて)からの野生動物観察。国境から500mから1500mの許可なく立ち入りが禁止されている国境ゾーンにハイドがあった。許可なく立ち入り禁止であるから狩猟もなく、野生動物も多くなるからハイドには適地だ。
しかし、ウクライナとの戦争でNATOに入ったフィンランドはロシアとの関係が悪くなっていてい、2027年にくるハイドとして国境ゾーンの土地を使える権利の更新ができないだろうと言われているし、国境が近いため外国人の観光客は減っているとのことだった。野生動物たちは国境関係なく行き来している。

 

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219 クズリ Wolverine

映画ミュータントのXメンのキャラクター ウルバリンはこの動物が由来である。ウルバリンとは狼狩という意味らしく、大型のイタチではあるが体重10㎏~15㎏のクズリはオオカミやクマまでも追い払うと言われている。普通には自分より体の大きなものを避けて生きている。ユーラシアからアメリカ大陸のタイガに広く分布し樺太にも生息する。1日45kmも移動することがあるらしく、分布は広くとも観察は難しく、計算して観察できるのはいまのところ世界でもフィンランドのハイド(動物観察用の小屋)で待つことだけだ。

 

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218 スンダウンピョウ Sunda Cloud Leopard

23年前にNHKの仕事で8週間ほどボルネオで過ごしウンピョウを探した。そのときにウンピョウを見ていなかったら、ふと大型野生ネコのうち見ていないのはユキヒョウだけだと、ヒマラヤに行くこともなかったかもしれない。
ユキヒョウを撮影したとき、気づくと自分が撮影していない大型野生ネコはウンピョウだけになっていた。
23年前は三脚をもっているアルバイトだったが、アルバイト代をもらって自分のお金でなかった。8週間いて撮影チャンスは1度しかなかったウンピョウを自分のお金で行くのはと気もひけたが、それでも行くしかない。数回は行くことを覚悟し、今回が2回目の挑戦で、運よく11夜で1回だけウンピョウに会うことができた。
そのウンピョウが撮影できた今回だが、今はスマトラとボルネオのウンピョウは スンダウンピョウ と大陸のウンピョウと種が分かれた。
次は大陸のウンピョウを探さないとという挑戦が待っている。

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217 クラハシコウ Saddle-billed Stork

ウガンダのマーチソンフォールズ国立公園にて撮影しました。10年前に2年働いた職場の国立公園です。そのとき、ずっと一緒に働いていたドライバーさんの訃報を今回のウガンダ訪問で知りました。ウガンダの国の動物は前回の投稿のウガンダコーブで、国の鳥はホオジロカンムリヅルなのですが、そのドライバーさんは国の鳥はクラハシコウにするべきだ。クチバシがウガンダの国旗の色ではないか。と言っていたのをふとマーチソンフォールズ国立公園に来て思いだしました。なんて奇妙なそして美しい色をしたクチバシなのだろうと改めて観察しました。

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216 コーブ Ugandan Kob

コーブの亜種 ウガンダコーブです。ウガンダのクイーンエリザベス国立公園にて撮影しました。インパラに似てますが、少し大きくお尻のM字マークがありません。2023年の6月にプライベートツアーの添乗でウガンダへ行ってきました。ウガンダは10年前に2年ほどJICAの専門家として住んでいた地で、その時の職場のマーチソンフォールズ国立公園にも寄りました。10年経てば、多くの森が切り開かれ、湿地が農地になり、石油開発のために国立公園内に大きな舗装路ができていいました。一緒に働いた仲間の訃報も知ることになりました。でも、泣きたくなる気持ちもありながら、ようこそではなく 「おかえり」と言葉をかけてくれる人が1人でもいる場所をもっと大事にしないといけなかったなと反省。そして、改めてウガンダの鳥は素晴らしいです。本州ほどの大きさのアフリカの中では小さな国であるが陸性鳥類の種数は最も多くいます。サファリで動物探しもしつつながら、セッカ、ヒバリ、ムシクイはほぼ無視しながらも、目視確認で鳥を239種も確認しました。

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 215 エクアドルヤマハチドリ Ecuadorian Hillstar

頭部の紫色が美しいハチドリです。標高の高いところに生息し、フィーダーには来てくれませんので探し歩かなければなりません。そしてエクアドルにしか生息しない固有種でもあります。

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214 ミドリフタオハチドリ Black-tailed Trainbearer

5月に観察したエクアドルの鳥のツアーの写真が続きます。首都キトから車で2時間のズラ ロマ保護区のフィーダー(エサ台)に蜜を吸いに来ていました。ハチドリは種類が多く、エクアドルは標高ごとに異なる種類がきていてとても興味深いです。

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213 イタハシヤマオオハシ Plate-billed Mountain Toucan

美しいオオハシ。エクアドルのミンドのフィーダーで観察することができます。世界で一番美しい鳥としてケッツアールが有名になってましが、個人的には美しい鳥は数多くいてどれが世界一なんてわからない。。。

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212 ナガエカサドリ Long-wattled Umbrellabird

どうしてこうなってしまったんだろう?という姿をしているこのナガエカサドリは森林破壊で絶滅も心配されている鳥です。雄にしかこの首からぶらさがったものはないので雌にアピールするものなのでしょう。樹木の果実を食べ、種子を運ぶことで森の再生に重要な役割を果たしています。小鳥では運べない大きな種子を運ぶことができるのです。ナガエカサドリの観察のためには30分ほど泥道を歩きました。そこで待ってくると5羽のナガエカサドリが近くまできて、そして飛んでいきました。飛んでいるときもこの首からぶら下がったものが目立ってました。

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211 アンデスイワドリ Andean cock-of-the-rock

暗い森の中で強烈に目立つ朱色でした。5月のエクアドルツアーで観察することができました。嘴が見えないほど冠羽が広がる。日本で見るキジバトよりも大きなサイズ。色も形もかなり強烈な鳥でした。

 

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