月別アーカイブ: 2017年9月

蓮の上のレンカク Pheasant-tailed Jacana (パンジャーブ、パキスタン)

レンカク Pheasant-tailed Jacana パキスタン Head Baloki (2)

パキスタンにもバードウォッチャーやフォトグラファーのグループがいます。そのうちの知り合いから「レンカクが蓮の上で巣を作ってる、行こう」と誘いがあり、訪問してみました。

場所はパキスタンのラホールの南西75キロにあるヘッド・バローキー Head Baloki というナーヴィー川 Navi River の流れる村。この村は川から引いた水路や池がありそこに水鳥たちが集まっていました。

ラーヴィー川はパンジャーブ地方を流れる5つの川の1つ。もともとこのパンジャーブと言う言葉もペルシャ語で ”Panj -ab 5つの水 “をさし、インダス川とその4本の支流が育む豊かな土地を指します。しかし、これらの川も1947年のインド・パキスタンの分離独立により川の水利権をめぐり紛争の原因となりました。ヒマーチャル・プラデーシュに水源を発するこのラーヴィー川も例外ではありません。

レンカク Pheasant-tailed Jacana パキスタン Head Baloki (9)

夏羽のレンカク(Pheasant-tailed Jacana) です。尾羽が長くなり、 頭とのど、翼が白く、体の羽毛は黒っぽい茶色です。そして首の後ろが黒い縁取りのある金色になります。

レンカク Pheasant-tailed Jacana パキスタン Head Baloki (10)

長い足の指とツメで、体重を分散して蓮の葉の上を歩きます。

レンカク Pheasant-tailed Jacana パキスタン Head Baloki (4)

雛をつれたレンカクです。ここに連れてきてくれた友人は「蓮の葉の上で巣をつくってる」といっていましたが、孵化したようです。そしてヒナのしっかりした足。レンカクの雛は、その水の上と言う厳しい環境から、孵化したらすぐに動けるのだそうです。

レンカク Pheasant-tailed Jacana パキスタン Head Baloki (6)

レンカクはオスが子育てをする”イクメン鳥”だそうで、これはお父さんなんですね。

レンカク Pheasant-tailed Jacana パキスタン Head Baloki (8)

お父さん、近づいてきたインドアカガシラサギに声を発しています。

レンカク Pheasant-tailed Jacana パキスタン Head Baloki (11)

こちらは2羽のレンカクが羽を広げています。レンカクは求愛ディスプレイが見られない鳥と聞いていますが、何のディスプレイだったのでしょう・・・

レンカク Pheasant-tailed Jacana パキスタン Head Baloki (12)

早朝のパンジャーブ、蓮の池で見た美しいレンカクたちでした!

Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子

Observation : Aug 2017, Head Baloki, Punjab, Pakistan

Reference : Zahoor Salmi(Photographer) – Saiyah, Wikipedia( JP) (EN)

★パキスタンの野鳥・野生動物観察の手配は西遊旅行、西遊旅行のパキスタン支店SAIYAH(サイヤ)にて承ります。イスラマバード郊外のマルガラ、ナティヤガラなどバードウォッチング手配が可能です。

ハニファル湾でマンタと泳ぐ(2) バア環礁、モルディブ

ハニファル湾でマンタと泳ぐ モルジブ バア環礁 Manta Ray - Hanifaru Bay (11)

8月のモルディブ、バア環礁のハニファル湾に集まったマンタ。プランクトンがいっぱいで透明度はよくありませんが、条件がそろうとマンタが群れでやっています。

ハニファル湾でマンタと泳ぐ モルジブ バア環礁 Manta Ray - Hanifaru Bay (2)

この日はすでにマンタが集まっているとの情報でハニファル湾へ。既にボートが3艘来ておりマンタの位置も確認しやすく、いざ海へ。人々が集まっている下にマンタの群れが。

ハニファル湾でマンタと泳ぐ モルジブ バア環礁 Manta Ray - Hanifaru Bay (3)

どんどん近づいてきます。単独でいるマンタはプランクトンの多いこのハニファル湾にでは大きな口を開けてラインになって舞います。サイクロン・フィーディングと呼ばれる行動です。

ハニファル湾でマンタと泳ぐ モルジブ バア環礁 Manta Ray - Hanifaru Bay (4)

ハニファル湾でマンタと泳ぐ モルジブ バア環礁 Manta Ray - Hanifaru Bay (5)

シュノーケリングをしている人たちにおかまいなく突っ込んできます。このハニファル湾はユネスコの保護区で規則があり、マンタに触らない、マンタの群れの中で潜水しないことの注意を受けます。が、マンタが突っ込んでくるので、触れはしなくとも、触れてしまったらどうしよう・・・の距離です。

ハニファル湾でマンタと泳ぐ モルジブ バア環礁 Manta Ray - Hanifaru Bay (7)

マンタたちがくるくる舞っています。

ハニファル湾でマンタと泳ぐ モルジブ バア環礁 Manta Ray - Hanifaru Bay (8)

透明度が悪いのが残念ですが、白いお腹の部分がはためいて本当にキレイです。

ハニファル湾でマンタと泳ぐ モルジブ バア環礁 Manta Ray - Hanifaru Bay (9)

ハニファル湾でマンタと泳ぐ モルジブ バア環礁 Manta Ray - Hanifaru Bay (12)

至近距離で舞ってくれました!

ハニファル湾でマンタと泳ぐ Hanifaru Bay Manta Ray (1)

お客様たちもマンタを観察中。

ハニファル湾でマンタと泳ぐ Hanifaru Bay Manta Ray (2)

マンタにアプローチ。

ハニファル湾でマンタと泳ぐ モルジブ バア環礁 Manta Ray - Hanifaru Bay (13)

私たちのガイド氏、マンタの群れと泳ぐ・・・

3回目のシュノーケリングにしてようやく良いコンディションでマンタと泳ぐことができました。尚、保護区の規則のためアンカーを下ろして停泊している船は、シュノーケリングをしている人を船を動かして迎えに行くことは原則できません。なので常に船の位置を確認し、自分が泳いで戻れる距離を確認、夢中でマンタを追いかけて船から遠くへ来てしまわないように注意です。自信のない人は必ずライフジャケット着用です!

Photo & Text :Mariko SAWADA 澤田真理子

Observation : Aug 2017, Hanifaru Bay, Baa atoll, Maldives

Special Thanks to Mr.Ahmad Shain

★★ハニファル湾でマンタと出会うツアー 2018 10名様限定★★

モルディブ ハニファルベイでマンタと泳ぐ
8月・9月限定!ユネスコ保護海域ハニファルベイでマンタの大群とシュノーケル

ハニファル湾でマンタと泳ぐ(1) バア環礁、モルディブ

モルジブ ハニファル湾 マンタ Hanifaru Bay Manta Ray (9)

モルディブのバア環礁にあるハニファル湾は夏の時期にマンタが集まることで知られ、ユネスコの保護区にも指定されています。

ハニファル湾へはローカル島のダラヴァンドゥ島や付近のリゾートから船が出ており、この保護区でのシュノーケリングが許される時間は45分。うまくマンタが集まっている時に海に入らないと、ちょうどたくさん集まってきたころに「時間終了」になってしまうことも。とはいっても、色んなコンディションがあり毎度そんなにうまくいくわけではありません。

その日の海のコンディションによりますが、まったく集まらない日も稀にあったり、50~100頭が乱舞している日もあります。さらにはジンベイザメまで登場する日も。

モルジブ ハニファル湾 マンタ Hanifaru Bay Manta Ray (2)

ハニファル湾ではシュノーケリングのみが認められていますが、付近のポイントでのダイビング中にもマンタと出会うことがあります。

モルジブ ハニファル湾 マンタ Hanifaru Bay Manta Ray (5)

マンタを追いかけるダイバー

モルジブ ハニファル湾 マンタ Hanifaru Bay Manta Ray (1)

小魚の群れ・・・この季節のハニファル湾付近の海は大量のプランクトンで非常に透明度が悪いです。「モルディブの海」と聞いて想像してくるのとはだいぶ違います。

モルジブ ハニファル湾 マンタ Hanifaru Bay Manta Ray (4)

ここはユネスコ保護区のハニファル湾です。たくさんのシュノケラーがマンタを追いかけていました。マンタはおかまいなし、たくさんのフィンの下で舞っていました。

モルジブ ハニファル湾 マンタ Hanifaru Bay Manta Ray (3)

モルジブ ハニファル湾 マンタ Hanifaru Bay Manta Ray (6)

「くるくるマンタ」、サイクロン・フィーディングと呼ばれる行動です。普段は単独で行動しているマンタはプランクトンがふんだんにあると集まり、ラインになって大きな口を開けてくるくると舞います。

モルジブ ハニファル湾 マンタ Hanifaru Bay Manta Ray (8)

マンタの群れがどんどんやっています。同じ場所を何度も行き来してくれるので、泳いで追いかけなくても向こうからやってきます。

モルジブ ハニファル湾 マンタ Hanifaru Bay Manta Ray (7)

ただ、プランクトンで透明度が悪いので突然現れるのにちょっと驚きます。

モルジブ ハニファル湾 マンタ Hanifaru Bay Manta Ray (11)

この日は少し風がありましたがせっかく晴れていたのでドローンも飛ばしてみました。上から見たマンタ。

モルジブ ハニファル湾 マンタ Hanifaru Bay Manta Ray (12)

マンタとお魚の群れ

モルジブ ハニファル湾 マンタ Hanifaru Bay Manta Ray (13)

この日はラッキーなことに、ユネスコ保護区のハニファル湾以外でもマンタと遭遇。前日にマンタに会えなかったので、その分一生懸命泳ぎました。

Photo & Text :Mariko SAWADA 澤田真理子

Observation : Aug 2017, Hanifaru Bay, Baa atoll, Maldives

Special Thanks to Mr.Ahmad Shain

★★ハニファル湾でマンタと出会うツアー 2018 10名様限定★★

モルディブ ハニファルベイでマンタと泳ぐ
8月・9月限定!ユネスコ保護海域ハニファルベイでマンタの大群とシュノーケル