月別アーカイブ: 2016年8月

ハシブトウミガラス Brunnich’s Guillemot – ベーリング海・チュクチ海(極東ロシア)

ハシブトウミガラス Brunnich's Guillemot Thick-billed Murre ベーリング海 (9)ベーリング海、チュクチ海沿岸で出会ったハシブトウミガラス Brunnich’s Guillemotの観察記録です。冬の北日本にもやってくるそうですが、ベーリング海、チュクチ海の沿岸にある断崖は夏になるとハシブトウミガラスの巨大な営巣地となります。

ハシブトウミガラス Brunnich's Guillemot Thick-billed Murre ベーリング海 (11)

これはチュクチ海のコリューチン島の断崖です。夏の2~4か月の繁殖期のみ断崖にいて、それ以外の季節は海で暮らします。海で暮らすというのは、海に浮いているか、飛んでいるかということで、ハシブトウミガラスは小魚やエビを捕食し、陸地のもの(虫や木の実)は食べません。夏の繁殖シーズンが終わるとこの断崖は空っぽになり、また翌年同じ個体が戻ってきて営巣します。

ハシブトウミガラス Brunnich's Guillemot Thick-billed Murre ベーリング海 (10)

断崖の営巣地です。ハシブトウミガラスとウミガラスがまざっています。この2種は営巣地も飛ぶ時も一緒にいることが多いです。遠目で見分けるのは難しいですが、夏のハシブトウミガラスのくちばしの喉の方に白いラインが入るのが特徴で、体の色もウミガラスよりもより黒っぽいです。

ハシブトウミガラス Brunnich's Guillemot Thick-billed Murre ベーリング海 (12)

巣をよく見ていたら雛が見えました。この雛の巣立ちは、ここから飛びたつのではなく、まず海に落ちて泳ぐところから始まり、それをオスが面倒を見ます。ダイブして餌の魚を捕って教え、2~3週間で飛べるようになるそうです。メスはオスが海で養育中も巣に残り、この営巣地を去るギリギリまで「ここは私の場所」であることを主張し、次の年にもここへ戻ってきます。断崖の場所争いは熾烈だそうです。

ハシブトウミガラス Brunnich's Guillemot Thick-billed Murre ベーリング海 (2)

ハシブトウミガラスの足は体の下の方についており、これは泳ぐのに適しているのだそうです。ダイブして魚やエビを捕まえるのに50~60mの深さまで潜りますが、泳ぐのには足を使わず羽で泳ぎます。

ハシブトウミガラス Brunnich's Guillemot Thick-billed Murre ベーリング海 (1)

群れを作って飛んでいるハシブトウミガラス、そのうちの何匹かは魚を縦に銜えています。これはハシブトウミガラス、ウミガラスの写真の楽しみのひとつです。

ハシブトウミガラス Brunnich's Guillemot Thick-billed Murre ベーリング海 (8)

そしてもうひとつの写真の楽しみが断崖から羽と足を広げて降りてくるハシブトウミガラスの格好。

ハシブトウミガラス Brunnich's Guillemot Thick-billed Murre ベーリング海 (4)

ハシブトウミガラスは断崖からふわりと海に落ちてきて、海から助走をつけて羽ばたいて飛び立ちます。

ハシブトウミガラス Brunnich's Guillemot Thick-billed Murre ベーリング海 (5)

ハシブトウミガラスのこの格好が、愛らしくてたまりません。

Photo & Text  :  Mariko SAWADA 澤田真理子

Observation :  Aug 2016 , Kolyuchin Island, West coast of Wrangel Island – Russia Far east

Reference :  Samuel Blanc, Helm Field Guides “Birds of East Asia”, A complete guide to Arctic Wildlife (Richard Sale)

セイウチを食べるホッキョクグマ ウランゲリ島(極東ロシア)

ウランゲリ島 ホッキョグマ セイウチ Wrangel Island Polar Bear (10)

ロシア北東チュクチ海、ウランゲリ島東部からヘラルド島へ向かう途中の朝7時ごろ、朝ごはん中のシロクマたちと出会いました。初めは7頭くらいかと思っていましたが、周囲には20頭ほどのホッキョクグマが肉の匂いに集まっていました。

ウランゲリ島 ホッキョグマ セイウチ Wrangel Island Polar Bear (7)

ホッキョクグマたちが食べていたのはセイウチです。2016年のウランゲリ島付近は氷が多く、ホッキョクグマもセイウチも氷があるうちは氷の上で暮らし、溶けてなくなると島へ上陸します。

ホッキョクグマにとって、セイウチのハンティングはリスクが高いのであまり行わないとのこと。なので、今食べているセイウチも狩りより、既に死んでいたか弱っていた個体だろうとのことでした。

ウランゲリ島 ホッキョグマ セイウチ Wrangel Island Polar Bear (8)

ホッキョクグマは社交的な動物で、ここに集まっているクマは家族というわけではなく、一緒に食べることができます。

ウランゲリ島 ホッキョグマ セイウチ Wrangel Island Polar Bear (6)

左の黄色っぽいクマは、ホッキョクグマのファイバー状の中空の毛に藻類が入り色がついたもので、一般的に年をとったホッキョクグマほど黄色っぽく、若いクマほどより白いそうです。

ウランゲリ島 ホッキョグマ セイウチ Wrangel Island Polar Bear (2)

仲良く食べているのかと思っていましたが、あとから来たクマに威嚇しています・・・

ウランゲリ島 ホッキョグマ セイウチ Wrangel Island Polar Bear (4)

セイウチを独り占めしたいホッキョクグマ

ウランゲリ島 ホッキョグマ セイウチ Wrangel Island Polar Bear (9)

お腹がいっぱいになったクマたちは泳いで別の氷へ移動していきます。

ウランゲリ島 ホッキョグマ セイウチ Wrangel Island Polar Bear (5)

こちらは次にセイウチに近づこうとしているクマでしょうか。

ウランゲリ島 ホッキョグマ セイウチ Wrangel Island Polar Bear (1)

周りにはまだまだホッキョクグマたちが待っていました。

Photo & Text  :  Mariko SAWADA 澤田真理子

Observation :  Aug 2016 , East of Wrangel Island – Russian Far east

Reference :  Katya Ovsyanikova

 

ホッキョクグマの親子 ウランゲリ島(極東ロシア)

ウランゲリ島 ホッキョクグマの親子 Wrangel Island Polar Bear (8)

チュクチ海のウランゲリ島周辺でホッキョクグマの親子と出会いました。

ウランゲリ島 Wrangel Islandはロシアの北東部チュクチ海にある大きな島。東西100キロ、南北80キロありその形は「眠っているホッキョクグマの子供」のようです。

ウランゲリ島は1867年に初めてヨーロッパ人が上陸し「発見」した島で、1900年代初めは「探索」の名目でアメリカとロシアがその領土権を争いましたが1911年にロシアが領土宣言し、1926年には居住地を作りました。一時は島の開発も検討され集落が作られ、アメリカとの緊張が高まると軍事基地が置かれましたが、現在はそのほとんどが廃墟。

1976年に自然保護区となり、1997年に島の周囲12海里が海洋保護区に、2004年にはユネスコの自然世界遺産に登録されました。

2016年8月のウランゲリ島周辺は、氷が多く、ホッキョクグマたちはまだ島には上陸せずほとんどが氷の上で暮らしていました。夜21時、ホッキョクグマの親子を見つけました。

ウランゲリ島 ホッキョクグマの親子 Wrangel Island Polar Bear (6)

2頭の小熊をつれたホッキョクグマ。お母さんクマが船を気にしながら歩いています。ホッキョクグマの繁殖地であり、「ホッキョクグマ揺籃の地」と言われるウランゲリ島でさえ、そのデン(巣穴)の数は1990年代の調査から4分の一ほどまで減り、減少が心配されています。

ウランゲリ島 ホッキョクグマの親子 Wrangel Island Polar Bear (4)

小熊も船を見上げています。

ウランゲリ島 ホッキョクグマの親子 Wrangel Island Polar Bear (9)

氷の向こう側へ行ってしまいました。

ウランゲリ島 ホッキョクグマの親子 Wrangel Island Polar Bear (2)

再び姿を現し、お母さん熊が様子をうかがっています。

ウランゲリ島 ホッキョクグマの親子 Wrangel Island Polar Bear (3)

小熊たちも姿を現しました。

ウランゲリ島 ホッキョクグマの親子 Wrangel Island Polar Bear (12)

氷の上から船が遠ざかるのを見ています。

ウランゲリ島 ホッキョクグマの親子 Wrangel Island Polar Bear (14)

夜21時30分、暗くなり、霧も出てきました。ホッキョクグマの親子にお別れです。

ウランゲリ島 ホッキョクグマの親子 Wrangel Island Polar Bear (15)

霧と氷の中に消えていきました。

Photo & Text  :  Mariko SAWADA 澤田真理子

Observation :  Aug 2016 , East of Wrangel Island – Russian Far east

ルリムネハチクイBlue-breasted Bee-eater (エリトリア)

ルリムネハチクイ Blue-breasted Bee-eater エリトリア (7)

エリトリアの首都アスマラ郊外の水辺で出会った、ルリムネハチクイ Blue-breasted Bee-eater。

ルリムネハチクイ Blue-breasted Bee-eater はアフリカのハチクイで、地域により個体差があり、エリトリア、エチオピアの500~2,000mの林に暮らす種は、他の地域のものよりも少し大きく、額の青いライン、胸の茶色がよりくっきりしているそうです。

ルリムネハチクイ Blue-breasted Bee-eater エリトリア (2)

英名のBlue-breasted (ルリムネ)はちょっとわかりにくい名前で、実は青いのは胸ではなく喉で、色も青かったり、個体によっては紫っぽかったり、黒っぽかったりするそうです。また幼鳥は喉が青くありません。

ルリムネハチクイ Blue-breasted Bee-eater エリトリア (1)

ルリムネハチクイを観察していたら、そのうち飛んで林の方へ。そこで見たのは、ひっついて枝にとまっていた10羽のルリムネハチクイたち。

ルリムネハチクイ Blue-breasted Bee-eater エリトリア (10)

これは、たまらない、光景。ずーっと見てると、右の鳥が一度飛びったって左側に移動したり、入れ替わりが行われたりもしていました。

ルリムネハチクイ Blue-breasted Bee-eater エリトリア (3)

時間は夕方5時、そろそろ暗くなり始めた頃でした。みんなで飛び立つ様子もありません。夜はこうやって集まって寝るのでしょうと、とガイドさん。きっとお気に入りの「枝」があるんでしょうね!

ルリムネハチクイ Blue-breasted Bee-eater エリトリア (9)

ずっと停まっていてくれるので、三脚をたてて細部を見ることができました。ひたいの青色、喉元の青・紫色のバンド、完璧です!

ルリムネハチクイ Blue-breasted Bee-eater エリトリア (8)

寝る準備をしているのでしょうが、目はパッチリ。

ルリムネハチクイ Blue-breasted Bee-eater エリトリア (6)

暗くなるまで観察させていただきました。集団で枝にとまって寝るルリムネハチクイ、感激ものです。

Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子

Observation : Dec 2015 ,Suburb of Asmara, Eritrea

Reference : Helm Field Guide “Horn of Africa”, Wikipedia(EN)

★エリトリアは560種以上の「アフリカの角」の野鳥が観察出来る国。紅海の海抜0mから標高3,000m以上の高原まで変化に飛んだバードウォッチングが楽しめる場所です。個人旅行・グループ旅行の手配についてはお気軽に、担当までお問い合わせください。

↓↓↓ ツアー情報★エリトリアを訪問するコース(これはバードウォッチングのコースではありませんが、各地でたくさんの野鳥と出会うチャンスがあります)↓↓↓

知られざるアフリカの角 エリトリア
アクスム王国の遺跡から紅海のダラク諸島、ブリ半島まで

キガシラセキレイ Citrine Wagtail(デオサイ高原、パキスタン)

キガシラセキレイ Citrine Wagtail デオサイ高原 (3)

夏のパキスタン、デオサイ高原で出会ったキガシラセキレイ Citrine Wagtail。 繁殖羽のオスは黄色い頭と黒い翼のコントラストが美しく、花咲き乱れる高原を飛ぶ姿をあちこちで見かけました。

> デオサイ高原についてはこちら

デオサイ高原 パキスタン バラパニ(5)

パキスタンのキガシラセキレイは夏の繁殖期は北部山岳地帯、ヒマラヤの川沿いや湖沼地帯で過ごし、冬は南のインダス平野部に渡り越冬します。写真はデオサイ高原のバラパニ付近(標高4,000m)。キャンプ地に近い河原でキガシラセキレイたちを観察することができました。

キガシラセキレイ Citrine Wagtail デオサイ高原 (9)

河原に現れた繁殖羽のキガシラセキレイのオス。頭の毛が濡れています。

キガシラセキレイ Citrine Wagtail デオサイ高原 (7)

繁殖期のオスは黄色い頭、メスは薄い黄色い色をしていますが、幼鳥や、1年目の若鳥は灰色の体をしています。

キガシラセキレイ Citrine Wagtail デオサイ高原 (8)

キガシラセキレイの若鳥

キガシラセキレイ Citrine Wagtail デオサイ高原 (5)

キガシラセキレイの若鳥、河原の石の間の虫を捕まえていました。

キガシラセキレイ Citrine Wagtail デオサイ高原 (20)

繁殖羽のオス

キガシラセキレイ Citrine Wagtail デオサイ高原 (13)

虫を捕食

キガシラセキレイ Citrine Wagtail デオサイ高原 (18)

緑の草原のキガシラセキレイ

デオサイ高原 パキスタン (2)

満月の夜でした。バラパニのキャンプ地の光景です。標高4,000m、透きとおる、冷たい空気の夜。

デオサイ高原 パキスタン (3)

朝、霜が降りていました。7月でも十分な防寒が必要です。

デオサイ高原 パキスタン (4)

霜が降りて、キラキラ光る草原。日が昇って氷が解けるまでの、ほんの短い時間だけの輝きです。

デオサイ高原 パキスタン ナンガパルバット

快晴のデオサイ高原、バラパニから東にハイキングに出かけると、途中の丘からは世界第9位峰のナンガパルバット 8,125mが姿を現しました。大きなヒマラヤの「山塊」の頂上まできれいに見えました。

 

Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子

Observation : Jul 2016 , Deosai National Park – Pakistan

Reference : Helm Field Guide “Birds of Pakistan”, Wikipedia(EN) (JP)

アフリカリフトバレー、ズワイ湖の野鳥たち エチオピアでバードウォッチング

モモイロペリカン Great White Pelican ズワイ湖 エチオピア (6)

アディスアベバからリフトバレーにそって150キロほど南下したところにあるのがズワイ湖 Lake Ziway。リフトバレーの湖の中でも大きな湖で、モモイロペリカンが観察出来る湖です。

アフリカハゲコウ Marabou Stork

アディスアベバからハイウェイでモジョ MOJO まで行き、地道に出た付近にある皮と肉の加工場付近はゴミを狙うアフリカハゲコウとハゲワシたちでいっぱいでした。

モモイロペリカン Great White Pelican ズワイ湖 エチオピア (2)

ズワイ湖に到着すると、湖岸にはモモイロペリカン Great White Pelicanたちの姿が。

モモイロペリカン Great White Pelican ズワイ湖 エチオピア (7)

魚を狙って群れるモモイロペリカン Great White Pelican

モモイロペリカン Great White Pelican ズワイ湖 エチオピア (8)

観察していたら、ペリカンが嘴で他のペリカンの頭をはさんだのでびっくりしました。魚の奪い合いでしょうか…

モモイロペリカン Great White Pelican ズワイ湖 エチオピア (3)

捕食しながら岸辺から遠くない場所を移動しているモモイロペリカン Great White Pelican

アフリカクロトキ Sacred Ibis セイタカシギ Black-winged Stilt ズワイ湖 エチオピア (5)

アフリカクロトキ Sacred Ibis と セイタカシギ Black-winged Stilt

アフリカクロトキ Sacred Ibis ズワイ湖 エチオピア (9)

アフリカクロトキ Sacred Ibis は古代エジプトで神聖な鳥としてあがめられ、「Sacred」の名を持ちますが、エジプトでは絶滅してるのだそうです。頭がまだ黒くなっていないのは幼鳥です。

エリマシギ Ruff ズワイ湖 エチオピア (4)

エリマキシギ Ruff  夏にユーラシア大陸北部で繁殖し、冬はアフリカへ渡ってきます。

サンショクウミワシ African Fish Eagle ズワイ湖 エチオピア (10)

湖畔の木にいたサンショクウミワシ African Fish Eagle

アフリカハゲコウ Marabou Stork ズワイ湖 エチオピア (11)

こちらはアフリカハゲコウ Marabou Stork が子育て中です。

ズワイ湖 エチオピア (1)

ズワイ湖畔は、漁を手伝う子供たち、犬、野鳥たちが一緒に暮らしている、アフリカらしい風景が見られる場所でした。

Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子

Observation : Jan 2016 , Lake Ziway – Ethiopia

Reference : Helm Field Guide “Birds of Horn of Africa, Wikipedia(EN)

★★バレ山地も訪問するエチオピア・ネイチャーツアー 2018年発表★★

雨期明けの美しい季節11月限定出発★バレとシミエン エチオピアの固有種を追う
アフリカ大地溝帯山岳部のエチオピアオオカミとゲラダヒヒ

ジサイチョウ Abyssinian Ground-hornbill

ジサイチョウ Abyssinian Ground-hornbill (1)

ジサイチョウ Abyssinian Ground-hornbill はエリトリアとエチオピアで見られる大きなサイチョウで標高200-2,000mの草原に、ペアか家族で暮らしています。背丈が1mほどにもなるため、草原を歩いている姿は比較的簡単に見つけられます。

ジサイチョウ Abyssinian Ground-hornbill

エチオピアの各地で見られるジサイチョウですが、アディスアベバからリフトバレー沿いに南下する道路沿いで歩いているのを見かけました。赤い喉袋があるオスです。

ジサイチョウ Abyssinian Ground-hornbill (2)

エチオピアでは、ジサイチョウのつがいの間を通ることができたら「長寿の祝福を受ける」・・・と信じられているそうです。

Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子

Observation : Jan 2016 , Around Lake Ziway – Ethiopia

Reference : Helm Field Guide “Birds of Horn of Africa, “Bale Mountains National Park “A Traveller’s Guidebook”,

★★バレ山地も訪問するエチオピア・ネイチャーツアー 2018年発表★★

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