月別アーカイブ: 2016年5月

インドモリフクロウ Mottled Wood Owl

Motteled Wood Owl インドモリフクロウ (3)

インド中央部、タドバ国立公園、ペンチ国立公園で出合ったインドモリフクロウ Mottled Wood Owlのレポートです。

インドモリフクロウ Mottled Wood Owl はインドの比較的大型のフクロウ。大きな黒い目、木の幹と同じ色のカモフラージュな羽毛が特徴的です。このフクロウはこれまでインドだけで観察されましたが2015年6月にネパールのバルディア国立公園(タライ平原)でも見つかりました。(ネパールで観察された鳥が877種から878種に更新されました。)

Motteled Wood Owl インドモリフクロウ (9)

特徴的な黒い目。

Motteled Wood Owl インドモリフクロウ (1)

木の幹と同じような羽の色です。

Motteled Wood Owl インドモリフクロウ (10)

とってもカモフラージュ。この写真は顔がこちらを向いていますが、後ろを向いていると本当にわかりません。見事です。

Motteled Wood Owl インドモリフクロウ (5)

タドバ国立公園でサファリ中に、鳥を食べている親子のインドモリフクロウがいました。

Motteled Wood Owl インドモリフクロウ (2)

お母さんフクロウがヒナに肉を与えました!

Motteled Wood Owl インドモリフクロウ (6)

すぐ下の枝にヒナがもう1羽いました。

Motteled Wood Owl インドモリフクロウ (7)

バリバリと「鳥」を食べるお母さんふくろう。

Motteled Wood Owl インドモリフクロウ (8)

お母さん、全部食べてしまいました。

Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子

Observation : Apr 2016 , Tadoa National Park,Pench National Park – India

Reference : Helm Field Guides “Birds of the Indian Subcontinent” , BCN-Nepal

★2017年ベストシーズン限定、西遊旅行の「インドの森サファリ」、少人数限定・こだわりのコース5ツアー

ベンガルタイガーを求めて カーナとバンダウガル 8日間 

ベンガルタイガーを求めて タドバとペンチ 8日間

インド中央部の四大国立公園ベンガルタイガーリザーブへ 11日間

西部インド・3大サファリ
ベンガルタイガー・アジアライオン・レオパードを求めて 11日間

バルディアとコルベット・コアゾーンサファリ
西ネパールから国境を越えインドへ、ネパールとインドのタイガーベルトを行く 8日間

インドの森のドール(アカオオカミ) (2)

ペンチ国立公園 ドール (1)

インドのペンチ国立公園で出会ったドール(アカオオカミ)の家族のレポートです。

昨年、同じペンチ国立公園でも観察できたドールですが、今年は4回のサファリ中、4回ともドールを観察することができました。サファリのスタッフによると、「増えている」と。森の開発により生息地を奪われ、かつては「駆除」対象であったドールの家族の姿をたっぷり観察できました。

>>インドの森のドール(アカオオカミ)(1) はこちら

ペンチのドール

暑い日中は寝て過ごします。

ペンチ国立公園 ドール (2)

夕方、気温が下がるころに動き始めました。

ペンチ国立公園 ドール (4)

ベンガルトラがこないかな、と待っていた水場にドールの家族がやってきました。お母さんと子どもたちです。子供たちは水の中に飛び込みます。

ペンチ国立公園 ドール (5)

頭を振って、水遊びするドールの子供たち!

ペンチ国立公園 ドール (8)

お母さんがちょっと怒ったのでしょうか。

ペンチ国立公園 ドール (10)

ドールファミリーみんなで水遊びです。ひとしきり遊んだあと、再び森へと消えていきました。

Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子

Observation : Apr 2016 , Pench National Park – India

Reference : Information from Mr.Anil-Nature Guide, Pench National Park

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ベンガルタイガーを求めて カーナとバンダウガル 8日間 

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ベンガルトラと出会う! ペンチ国立公園(1)

ペンチ国立公園 ベンガルタイガー (15)

4月下旬、インド中央部ペンチ国立公園で出会ったベンガルトラのサイティングです。

午後のサファリは3時からスタートしますが、暑すぎるため、気温が下がりトラが活動し始める時間まで待たなくてはなりません。でも、暑い日にはトラは早めに水場にやってきて「水浴」する姿も見られます。

12~13歳のライヤカサと呼ばれるペンチ国立公園で最大の雄が水に入っていました。

ペンチ国立公園 ベンガルタイガー (1)

水を飲んで舌なめずりをしています。

ペンチ国立公園 ベンガルタイガー (2)

そしてそばには、先ほどしとめたと思われるサンバー鹿の死体がありました。水辺には、トラがサンバーを食べるのを見ようとたくさんのジープが集まりました。サファリ終了の18時30分ギリギリまで待ちましたがトラは動きませんでした。

翌朝、サファリの開始とともに同じ水場にやってきましたが、サンバー鹿の死体もトラの姿もありません。トラは夜の間にサンバー鹿を運んでしまっていました。残念。でも、大きな鹿でしたからこの近くにいるはずです。そう思い、待ちました。

ボネリークマタカ

待っている間にちょっとバードウォッチング。ボネリークマタカ Bonelli’s eagle です。

インドハッカ

インドハッカ Common Myna がトカゲを捕食。なんども地面にぶつけて殺し、大変残酷な食べ方でした。そして、待つこと1時間、トラの登場です。

ペンチ国立公園 ベンガルタイガー (4)

林の向こうからトラの姿が。水辺に近い林に獲物を運んで食べていました。

ペンチ国立公園 ベンガルタイガー (7)

こっちに近づいて来ました。

ペンチ国立公園 ベンガルタイガー (8)

お腹いっぱい・・・、ペンチの森最大の雄の貫録です。

ペンチ国立公園 ベンガルタイガー (11)

水辺へと下ってきます。

ペンチ国立公園 ベンガルタイガー (13)

そして、水には後ろ足から入っていきます。

ペンチ国立公園 ベンガルタイガー (14)

朝の沐浴。水辺はたくさんのジープが集まり、カメラのシャッター音がなり続ける中、こちらをじーっと見ていました。

ペンチ国立公園 ベンガルタイガー (9)

間もなく水から出て林へ。気温が上がり始め、もう寝る時間です。後ろ足の肉球がかわいらしい、パグマークそのまんまです。

ペンチ国立公園 ベンガルタイガー (16)

ペンチの森へと消えていきました・・・

Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子

Observation : Apr 2016 , Pench National Park – India

Reference : Information from Mr.Anil-Nature Guide, Pench National Park, Birds of the Indian Subcontinent

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ベンガルタイガーを求めて カーナとバンダウガル 8日間 

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カンムリワシ Crested Serpent Eagle 

Crested Swerpent Eagle カンムリワシ (6)

インドのペンチ国立公園のサファリで観察したカンムリワシCrested Serpent Eagle の記録です。

カンムリワシはインドに広く分布し、英語名に「冠」と「蛇」がつく通り、「冠羽」があり、蛇をよく捕食するのが特徴の鷲です。ちょうどその2つの特徴がばっちり見れたサイティングでした。

Crested Swerpent Eagle カンムリワシ (7)

木の上から「獲物」を狙うカンムリワシ。白い点々模様があるのも特徴です。飛び立ったと思った次の瞬間、もう蛇を捕まえていました。

Crested Swerpent Eagle カンムリワシ (1)

その獲物を狙ってもう1羽のカンムリワシが登場。バトルが始まりました。

Crested Swerpent Eagle カンムリワシ (3)

戦いがエスカレートしていきます。

Crested Swerpent Eagle カンムリワシ (2)

お腹に蹴りが入りましたが、蛇を捕まえた方もものすごい威嚇です。かなわないと思ったのか、あきらめて離れていきました。

ペンチ国立公園へはベンガルトラの観察でやってきましたが、カンムリワシのこの表情に大興奮でした!

Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子

Observation : Apr 2016  Pench National Park – India

Reference : Helm Field Guides “Birds of Indian Subcontinent”, Wikipedia(JP)

★2017年ベストシーズン限定、西遊旅行の「インドの森サファリ」、少人数限定・こだわりのコース5ツアー

ベンガルタイガーを求めて カーナとバンダウガル 8日間 

ベンガルタイガーを求めて タドバとペンチ 8日間

インド中央部の四大国立公園ベンガルタイガーリザーブへ 11日間

西部インド・3大サファリ
ベンガルタイガー・アジアライオン・レオパードを求めて 11日間

バルディアとコルベット・コアゾーンサファリ
西ネパールから国境を越えインドへ、ネパールとインドのタイガーベルトを行く 8日間

カベバシリ Wall Creeper  ネパールでバードウォッチング(5)

●Wall Creeper カベバシリ 007A1201

カトマンズからポカラに行く途中、「ムグリン」を過ぎると左手に岩壁が続きます。ここで観察できるのがカベバシリ。

私は初めての観察で、どうしても羽を広げた姿を写真に収めたくて、トラックの排気ガスにまかれながら道端でがんばりました。動きが早く、高い場所にいるので大変です。

 カベバシリ Wall Creeper

ヒマラヤ(パキスタン、インド、ネパール、ブータンなど)の鳥で、冬になると標高の低い場所へ下ってきます。11~2月が観察のシーズン。

羽を広げるとグレーに黒・赤・白い丸い模様と、とてもシックでインパクトのある模様をしています。繁殖期のオスはのどが黒くなります。

カトマンズ・ポカラ間の幹線道路のムグリンを過ぎたあたりの岩壁で観察したときの様子です。

●Wall Creeper カベバシリ 007A1211

岩壁にしっかりしがみつく、するどい足のカベバシリ

●Wall Creeper カベバシリ 007A1126

壁を走って、虫を捕まえました。

●Wall Creeper カベバシリ 007A1122

別の場所でも、捕食に成功。

●Wall Creeper カベバシリ 007A1128

銜えて、少し飛んで、移動します。長い距離は飛びませんでした。そう、基本的に「走っている」のですよね。

●Wall Creeper カベバシリ007A1186

背中側は美しい色の羽をしています。

●Wall Creeper カベバシリ007A1152

お腹側はこんな感じでした。

ちなみにここは交通量の多い車道(カトマンズ~ポカラの幹線道路!)ですので、十分気をつけて観察しましょう!

Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子

Observation : Mar 2016 Mugring area – Nepal

Reference : Information from Shankar Tiwari, Helm Field Guides “Birds of Indian Subcontinent”, Wikipedia(EN)

★ネパールでのバードウォッチングの手配は、西遊ネパール にて承ります。ベストシーズンは冬鳥の多い11月~2月。期間中はバードウォッチングガイドの予約確保が難しくなりますので、どうぞお早めにご相談ください。

ネパール チトワン国立公園のジープサファリ Jeep Safari at Chitwan National Park 

チトワン国立公園 ジープサファリ (1)

ネパールのチトワン国立公園の中を巡るジープサファリ。チトワン国立公園は2016年4月現在、ジープサファリとウォーキング以外で入ることはできません。

チトワン国立公園は日の出から日没まで(季節により変動しますが06:00-18:00)まで公園内をサファリドライブすることができます。ラプティ川にかかる橋を渡り、国立公園の中へ。入り口のチェックポストをすぎるとすぐに美しい森が始まります。朝もやにつつまれ、朝日が昇る国立公園内の森は、大変美しいです。

公園内は大きく、東部・中央部・西部にわかれ、ほとんどのツーリストの車は中央から西部を訪れるようです。この国立公園内のジープサファリは混載ツアーまたはジープのチャーターによって行われています。

チトワン国立公園のジープサファリの様子です。ジープサファリと呼ばれていますが、JEEP社の車を使っているわけではなく、サファリカーの総称です。使用する車のタイプはサファリを手配するホテル(ロッジ)や旅行会社によって異なります。

チトワン国立公園 ジープサファリ (2)

ラプティ川の橋を渡ってチトワン国立公園へ。朝日の昇る川面。ほぼ毎日、霧が出ます。

チトワン国立公園 ジープサファリ (3)

2016年3月9日は日食が見れました。アジアではインドネシアの島で皆既日食が観測されましたが、ネパールでは少し欠けたくらいでした。それでもタライ平原に昇る朝日の日食は格別です。

チトワン国立公園 ジープサファリ (4)アクシスジカ

川を渡ると軍が管理する国立公園チェックポストを経て、園内へ入ります。スタッフの詰所のある付近はたくさんのアクシスジカ Spotted Deerが集まっていました。ガイド氏、ここはトラが近づきにくいから安心と思ってるのかもね、と。

チトワン国立公園 ジープサファリ (5)サンバー

ジープ道を横切るSamber Deerサンバー鹿。

チトワン国立公園 ジープサファリ (6)イノシシ

Wild Boar イノシシ君。

チトワン国立公園 ジープサファリ (7)インドサイ

公園内にはたくさんの池・小さな湖があり、あちこちでインドサイを見かけます。国立公園を案内してくれたNepal Tiger Trustのスタッフによると、2015年段階でのチトワン国立公園のインドサイは600頭、ベンガルトラは120頭。

「最近、インドサイ5頭を麻酔してブルドーザーで持ち上げてネパール西部のバルディア国立公園に運んだんだ」と、ブルドーザーがけずった草地を見せてくれました。

チトワン国立公園 ジープサファリ (8)インドサイ

草むらからこちらを見るインドサイ

チトワン国立公園 ジープサファリ (9)インドサイ

観光客のジープの前を横切ることもあります。

チトワン国立公園 ジープサファリ (10)インドサイ

これは高齢のサイ、ガイド氏によると角は細菌か虫により無くなってしまっていました。あまり動きません。

チトワン国立公園 ジープサファリ (11)ハヌマーンラングール

頭上の木の上にはハヌマーン・ラングールの姿。3月は赤い花がが森を彩っていました。

チトワン国立公園 ジープサファリ (12)インドクジャク

森の女王のような風格のインドクジャク Indian Peafowl。雄は繁殖期に美しい尾羽を伸ばしますが、この個体はとてもボリュームのある羽が素晴らしく、見とれてしまいました。

チトワン国立公園 ジープサファリ (13)Crested Serpent Eagle ミナミカンムリワシ

Crested Serpent Eagle  カンムリワシ

 

チトワン国立公園 ジープサファリ (14)トラの足跡

ベンガルトラ Bengal Tiger の足跡(パグマーク)

Nepal Tiger Trust のスタッフによると、チトワンでは密猟は「ない」と断言。彼らはトラップカメラを設置し、体の模様とパグマークで個体識別をし、オスのトラの縄張りとそのテリトリー内のメスを把握していました。

国立公園内にワニの繁殖施設があり、その近くに最近、村に行って人を襲った若いトラが捕獲されていました。スタッフによると、村に行ってしまい人を襲った(食べた)トラは野生には戻せないと。チトワン国立公園にはこれまで人を襲った(食べた)とされるナンガラパティというトラがいますが、このトラは「村に行っていない」ので今も森で暮らしているんだそうです。「捕獲されたトラを見ますか?」と聞かれましたが、国立公園で檻の中のトラを見るのはつらいのでやめました。

夕方、出口へと向かう道の途中で、Sloth Bearナマケグマ君が現れました。

チトワン国立公園 ジープサファリ (15)ナマケグマ

「森のクマさん」、です。

チトワン国立公園 ジープサファリ (16)ナマケグマ

ナマケグマ君、立ち上がったかと思うと木に背中をすりすり。

チトワン国立公園 ジープサファリ (17)ナマケグマ

今日のサファリを見送ってくれたのは、愛嬌あるナマケグマ君でした。

2日間、国立公園の美しい湖、森、河原をめぐり野生動物観察とバードウォッチング。ベンガルトラとは出会えませんでしたが、Nepal Tiger Trust のメンバーと森をめぐり、トラのパグマーク、スクラッチマークを見つけ、テリトリーを教えてもらい、チトワン国立公園で確実にベンガルトラが増えていることを実感できました。

Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子

Observation : Mar 2016 Chitwan National Park,– Nepal

Reference : Information from Nepal Tiger Trust – Mr. Baburam Nahato, Mr.Raju Kumal, and Saiyu Nepal-Mr.Jeeban Sakya, Wikipedia(EN)

★ネパールのチトワン国立公園サファリやバードウォッチングの手配は、西遊ネパール(ネパール) 、西遊旅行(東京・大阪)にて承ります。お気軽にお問い合わせください。