カテゴリー別アーカイブ: 日本の野鳥 Japan

羅臼・根室海峡のマッコウクジラ ホエールウォッチング

羅臼 マッコウクジラ Sperm whale ホエールウォッチング (15)

北海道と国後島の間の海峡が根室海峡。この海峡の羅臼沖は急に水深1,000mまで落ち込み、下から上に湧きあがってくる湧昇流のおかげでとても「豊かな海」。夏にはマッコウクジラがやってくるので羅臼からホエールウォッチングの船がでます。

羅臼より望む国後島

羅臼から見る北方領土の国後島。野付半島からの最短距離は16キロ、羅臼からの最短距離は25キロとのこと。シャチ・ウオッチングのクルーズで来た時には日本・ロシアの境界ギリギリの場所で観察をすることもありました。携帯電波も「国際ローミング」になりビックリ。羅臼~知床峠から晴れた日に臨む国後はとてもきれいです。

2016年の8月は北海道に3回の台風がやってくるという前代未聞の悪天候でしたが、私たちの羅臼滞在中には晴れた日もあり、なんとか予定通りにマッコウクジラ、ヒグマを観察することができました。船に乗ると、船長さんが「台風でマッコウクジラがどっかいってないか心配だけど、いつものポイントにいってみるか!」と、羅臼沖を目指しました。海には台風で流されてきた流木などが浮いていました。

先に来ていたボートからの情報が入り、9時にもぐったマッコウクジラがそろそろ上がってくる頃だと。そしてブローが上がりました。

羅臼 マッコウクジラ Sperm whale ホエールウォッチング (1)

マッコウクジラの頭が見えてます!

羅臼 マッコウクジラ Sperm whale ホエールウォッチング (2)

最初に出会ったマッコウクジラにはあまり近づくことはできませんでしたが、大きく尾びれをあげてくれました。また40分待たなくてはならないのですが、海域には数頭のマッコウクジラがおり異なる個体が上がってくるので、あまり長く待つことなく次のマッコウクジラと遭遇。

羅臼 マッコウクジラ Sperm whale ホエールウォッチング (11)

ブローが上がりました。浮上すると10分ほどぷかぷか浮いているのでその間に船で近づきます。

羅臼 マッコウクジラ Sperm whale ホエールウォッチング (8)

近くで見るマッコウクジラ、大きいです。

羅臼 マッコウクジラ Sperm whale ホエールウォッチング (13)

やがて体を大きく曲げて、深海へダイブ。

羅臼 マッコウクジラ Sperm whale ホエールウォッチング (14)

ダイブの前に大きく尾びれが上がります。

羅臼 マッコウクジラ Sperm whale ホエールウォッチング (16)

羅臼の町をバックにフルークアップ。

羅臼 マッコウクジラ Sperm whale ホエールウォッチング (17)

船には歓声が上がります。

羅臼 マッコウクジラ Sperm whale ホエールウォッチング (19)

深海へともぐっていいました。次の浮上は40分後。クルーズ中には海鳥やイルカさんとも出会いました。

ハシボソミズナギドリ Short-tailed shearwater 羅臼

ハシボゾミズナギドリ Short-tailed shearwater 5~6月には大群で根室海峡にやってくる鳥です。

アカエリヒレアシシギ Red-necked phalarope 羅臼 (1)

アカエリヒレアシシギ Red-necked phalarope

ウトウ Rhinoceros Auklet

遠くにウトウ Rhinoceros Auklet が浮いていました。国後島に繁殖地があるのですね。

羅臼 イシイルカ Dall's Porpoise (5)

そしてイシイルカ Dall’s Porpoise Dolphin たちが、クルーズを見送ってくれました。

 

Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子

Observation : Aug 2016, 羅臼町・根室海峡 – 北海道

Reference : 羅臼観光協会、はまなす、北海道野鳥ハンディガイド(北海道新聞社)

★初秋の道東 ヒグマとマッコウクジラ撮影・観察ツアー

知床・羅臼のヒグマ観察と根室海峡のマッコウクジラに出会う 初秋の道東ワイルドライフ

★初夏の道東 ミズナギドリとシャチの撮影・観察ツアー

極北の最南端 根室の森観察と根室海峡のミズナギドリとシャチに出会う  初夏の道東ワイルドライフ

冬の野付半島 コオリガモ Long-tailed Duck 

コオリガモ Long-tailed Duck 野付半島 (6)

2月の野付半島の海岸で観察したコオリガモたちです。コオリガモの冬羽のオスは白と黒の配色の羽に長い尾、先がピンクのくちばしという愛らしい姿。波の強い海岸で浮かんでいるコオリガモたち。

コオリガモ Long-tailed Duck 野付半島 (5)

コオリガモは夏に北極海・ベーリング海沿岸で繁殖し、冬になるとカムチャッカ半島、千島列島から北海道にまでわたってくる鳥。下の写真は野付半島ではなく、夏のウランゲリ島(チュクチ海)で観察した夏羽のコオリガモたちです。

●007A8532

夏羽のコオリガモ 霧の中で群れをみかけました。

●007A8542

夏羽のオス。冬とぜんぜん違いますが、Long tailの尻尾は健在。

コオリガモ Long-tailed Duck 野付半島 (2)

こちらは冬の野付半島のコオリガモのオスたち。飛ぶと長い尾羽がなびいて美しい冬のコオリガモ。

コオリガモ Long-tailed Duck 野付半島 (8)

根室海峡の海のコオリガモ。

Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子

Observation : Feb 2016 , 野付半島 – 北海道,  Aug 2016 Wrangel Island – Russia

Reference : 澤尾秀勝さん(根室ネイチャーセンター)、北海道野鳥ハンディガイド(北海道新聞社)、Helm Field Guides “Birds of East Asia”

★冬の道東を訪れ、観察&写真撮影をたっぷり楽しむコースです。世界の秘境を扱う西遊旅行が手掛ける、道東の撮影の旅、11名様限定。

冬の道東を撮る
全行程ネイチャーガイドが同行! 道東の野生動物との出会い、写真撮影を目的とし

 

 

冬の道東 雪裡川のねぐらへ帰るタンチョウ(鶴居村)

ねぐらへ向かうタンチョウ Red-crowned Crane (2)

2月の鶴居村のタンチョウです。鶴たちは夕方、凍らない”雪裡川”のねぐらへと帰っていきます。連なって夕方の空を飛ぶタンチョウの美しいこと・・・。

ねぐらへ向かうタンチョウ Red-crowned Crane (7)

夏の間は湿原に縄張りを持って夫婦(家族)単位で暮らすタンチョウですが、冬は一緒に餌を食べ、一緒に空を飛びます。高台への道から雪裡川へと帰っていくタンチョウの姿を待ちました。

ねぐらへ向かうタンチョウ Red-crowned Crane (6)

ねぐらへ向かうタンチョウ

ねぐらへ向かうタンチョウ Red-crowned Crane (10)

夕日の中を飛んでいきます。

オオハクチョウ

タンチョウを待っていたらオオハクチョウも飛んできました!

ねぐらへ向かうタンチョウ Red-crowned Crane (14)

空が暗くなり始め、気温もずいぶん下がりました。

ねぐらへ向かうタンチョウ Red-crowned Crane (13)

夕焼けの中を飛ぶタンチョウを、日没まで見送りました。

 

Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子

Observation : Feb 2016 , 鶴居村 – 北海道

Reference : 澤尾秀勝さん(根室ネイチャーセンター)、北海道野鳥ハンディガイド(北海道新聞社)、Faura No.26特集タンチョウ

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冬の道東 エゾフクロウ Ural Owl

エゾフクロウ Ural Owl (2)

2月に道東の鶴居村・標茶町を訪問したときに観察したエゾフクロウ(フクロウの亜種)です。冬のねぐらにしている木にいました。

フクロウ Ural Owlはスカンジナビアから東アジアにかけての広大な地域に分布するフクロウで、アジアでは中国の東北部、北朝鮮、サハリン、そして日本では北海道から九州にかけて分布するそうです。

エゾフクロウ Ural Owl (1)

北海道の亜種エゾフクロウは、フクロウの中でも最も白っぽい羽色をしています。

エゾフクロウ Ural Owl (3)

森の中の止まり木にいたエゾフクロウの夫婦。ねぐらにいなかったので探していたら、真後ろの木の上にいました。時々薄目を開けてこちらを見ているようです。ふくろうは雄と雌の見分けがつきにくいのですが、メスの方が少し大きいことが多いです。

エゾフクロウ Ural Owl (4)

ハート型の顔盤がかわいい、エゾフクロウです。夏に同じ場所へ行きましたがいませんでした。

Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子

Observation : Feb 2016 , 鶴居村、標茶町 – 北海道

Reference : 澤尾秀勝さん(根室ネイチャーセンター)、北海道野鳥ハンディガイド(北海道新聞社)、Faura No.26特集タンチョウ、Helm Field Guides “Bird of East Asia”

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道東の冬 タンチョウ・オオハクチョウ・エゾフクロウ(鶴居村・標茶町)

タンチョウ Red-crowned Crane 釧路湿原 (7)

2月半ばに訪れた道東の鶴居村、標茶町で出会ったワイルドライフの記録です。

2月の鶴居村はたくさんの観光客(特に中国の団体客がすごいですね!)でにぎわいます。その目的はタンチョウ。大きなレンズで撮影する、その先にあるのは本当に美しいタンチョウの姿。早朝の音羽橋に始まり、給餌場、阿寒国際ツルセンターの給餌タイム、そして夕方の飛翔ポイントまでタンチョウのあらゆる姿を楽しむことができます。

タンチョウ Red-crowned Crane 釧路湿原 (6)

とうもろこし畑にたくさんのタンチョウが来ていました。給餌による保護が実り、1400羽を越えるようになったタンチョウ。タンチョウは漢字で「丹頂」と書きます。「頭=頂」が「赤い=丹」という意味で、英語名も Red-crowned Crane。

タンチョウ Red-crowned Crane 釧路湿原 (8)

タンチョウの親子が飛んできました。

オオハクチョウWhooper Swan 1

タンチョウだけでなくオオハクチョウ Whooper Swan の親子も畑にやってきました。

オオハクチョウ Whooper Swan 2

オオハクチョウの親子の飛翔

鶴居村から標茶町にかけての森ではエゾシカやキタキツネたち、野鳥と出会うチャンスも。

アカゲラ Great Spotted Woodpecker

アカゲラ Great Spotted Woodpecker

エゾシカ Ezo sika deer

林の向こうからこちらを見ていたエゾシカ Ezo sika Deer

エゾフクロウ Ural Owl 釧路湿原

冬の方が観察しやすいエゾフクロウ Ural Owl

キタキツネ Ezo red fox

雪原を走っていたキタキツネ Ezo Red Fox。 冬のキタキツネはモコモコしてとてもかわいいです。(夏もかわいいですが)

 

Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子

Observation : Feb 2016 , 鶴居村、標茶町 – 北海道

Reference : 澤尾秀勝さん(根室ネイチャーセンター)、北海道野鳥ハンディガイド(北海道新聞社)、Faura No.26特集タンチョウ

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