カテゴリー別アーカイブ: 日本 Japan

天売島のウトウ 夕方のケイマフリ号より

ウトウ 天売島ケイマフリ号Rhinoceros Auklet (2)

天売島の自然写真家・寺沢孝毅さんの操船するケイマフリ号で夕日の天売の海へ。6月のこの時期には巣にいる雛に魚を運ぶウトウ Rhinoceros Auklet の姿が見られます。夕方は巣に帰る時間。海にはくちばしにたくさんの魚をくわえたウトウの姿が。

ウトウ 天売島ケイマフリ号Rhinoceros Auklet (1)

ウトウの英語名はRhinoceros Aukletで、Rhinocerosはサイのこと。上くちばしのつけ根にできる突起がサイのツノのようなのです。ケイマフリは魚を縦にくわえていましたが、ウトウは横にたくさんくわえます。

ウトウ 天売島ケイマフリ号Rhinoceros Auklet (4)

巣にいる雛のために魚をいっぱいくわえたウトウ。

ウトウ 天売島ケイマフリ号Rhinoceros Auklet (5)

海に沈む天売の夕日とウトウのシルエット。

ウトウ 天売島ケイマフリ号Rhinoceros Auklet (6)

最後の光を惜しみながら港へと戻りました。

Photo & Text : Mariko SAWADA

Observation : Jun 2018, Teuri Island, Hokkaido

Special Thanks to Naturelive 寺沢孝毅氏 & ケイマフリ号

★★海鳥の繁殖の季節の天売島を訪問する限定ツアー★★

花の礼文島と海鳥の聖域・天売島 初夏の道北風物詩 天売島のケイマフリ、ウトウの帰巣風景

ウトウ Rhinoceros auklet の帰巣・天売島

ウトウ  Rhinoceros auklet 天売島 (3)

日没後の天売島でウトウの子育て期にみられる帰巣風景。イカナゴなどの魚をくわえたウトウがものすごいスピードで巣の近くに着陸。ぶつかるのが怖いくらいの勢いです。

宿で早めの夕食(しかもこの季節は新鮮なウニ!)をいただき、ガイドの今堀氏の案内で赤岩の展望台駐車場へ。道の上にもウトウがいるので事故がないように現地のツアーに参加するのが安全です。車道のガードレールに観察用のライトを取り付けてくれ三脚を立てて撮影準備。

ウトウ  Rhinoceros auklet 天売島 (5)

着陸前の羽音とバタバタという移動の音、さらには魚を捕れなかったウトウが魚を持って帰ってきたウトウを追いかけるバトルの音、そして「グエッ」という襲われたような鳴き声。魚を捕れなかった親鳥も必死。魚をくわえた親鳥も着陸してから必死で巣穴を目指します。

ウトウ  Rhinoceros auklet 天売島 (10)

魚をくわえたウトウ。これも一瞬ですぐに追いかけられていなくなるか巣穴に入っていきます。

ウトウ  Rhinoceros auklet 天売島 (11)

魚をくわえたウトウめがけて追いかけてきたウトウ。私の足元です・・・。

ウトウ  Rhinoceros auklet 天売島 (6)

観察していた目の前の巣穴にはウトウのつがいが現れました。ラブラブです。

ウトウ  Rhinoceros auklet 天売島 (7)

帰巣風景+お魚くわえたウトウ+ラブラブつがいが観察できた、大満足の夜の赤岩展望台でした。

Photo & Text : Mariko SAWADA

Observation : Jun 2018, Teuri Island, Hokkaido, Japan

Special Thanks to Naturelive 寺沢孝毅氏、今堀 魁人氏

★★海鳥の繁殖の季節の天売島を訪問する限定ツアー★★

花の礼文島と海鳥の聖域・天売島 初夏の道北風物詩 天売島のケイマフリ、ウトウの帰巣風景

天売島のケイマフリ 夕方のケイマフリ号より

ケイマフリ 天売島 夕方のケイマフリ号 (6)

天売島に到着した当日「今日は夕日が期待できる」とのことで、天売島在住自然写真家・寺沢孝毅氏の操船するケイマフリ号で海へ出ました。

天売島 夕方のケイマフリ号 (2)

海岸には日没前に羽を乾かす鵜の姿。

天売島 夕方のケイマフリ号 (1)

サンセット・ごまふあざらし

ケイマフリ 天売島 夕方のケイマフリ号 (4)

お魚捕まえたケイマフリ。いかなごでしょうか。

ケイマフリ 天売島 夕方のケイマフリ号 (7)

日没時、暗くなり始めシャッタースピードが・・・と思う中、お魚をくわえたケイマフリの姿がどんどん現れます。

天売島 夕方のケイマフリ号 (8)

天売の海に沈む太陽。海鳥と天売の太陽、この光景を見せていただき大感謝です!

Photo & Text : Mariko SAWADA

Observation : Jun 2018, Teuri Island, Hokkaido

Special Thanks to Naturelive 寺沢孝毅氏 & ケイマフリ号

★★海鳥の繁殖の季節の天売島を訪問する限定ツアー★★

花の礼文島と海鳥の聖域・天売島 初夏の道北風物詩 天売島のケイマフリ、ウトウの帰巣風景

小笠原諸島 聟島列島ドルフィンスイム

急に思い立って出かけた小笠原諸島、そして聟島列島。船で寝泊まりしダイナミックなケータの海でダイビング。そして「ドルフィンスイム」のチャンスが何度もやってきました!

聟島列島ドルフィンスイム

Text & Video : Mariko SAWADA 澤田真理子

Observation : Jun 2018, Mukojima, Ogasawara, Japan

Special Thanks : Fisheye 笠井船長&スタッフのみなさま

★★チャーター船なので、ドルフィンスイムのチャンスが高い★★父島からのチャーター船で行く小笠原諸島 ボニンブルーの海へ★★ザトウクジラと海鳥の季節 南島・母島・聟島列島も訪問

羅臼 夜明けの流氷クルーズ

2月下旬、お天気に恵まれた羅臼の流氷クルーズです。国後バックの夜明けが本当に美しい、有難いクルーズでした。

▼羅臼 夜明けの流氷クルーズ Rausu Drift Ice Cruise

Text & Video :Mariko SAWADA 澤田真理子

Observation :end of Feb 2018, 羅臼 Rausu, Hokkaido, Japan

Special Thanks to ゴジラ岩観光

★★冬の知床半島撮影ツアー★★冬の道東を撮る・釧路湿原のタンチョウヅル、知床半島のオオワシ、オジロワシに出会う★★

冬の道東ワイルドライフ

2018年2月下旬、インド・中国・台湾からの多国籍なお客様をご案内した「冬の道東ワイルドライフ」。その時の様子をまとめた動画です。4日間の旅でしたが美しい羅臼の夜明けから猛吹雪の養老牛までワイルドな北海道の自然を体験しました。ビデオには映ってませんが、ワカサギ釣り&ライブ天ぷらも!!

▼道東のワイルドライフ Wildlife of Hokkaido|西遊旅行

Text & Video :Mariko SAWADA 澤田真理子

Observation :end of Feb 2018, 道東, Hokkaido, Japan

Special Thanks to 森田将平(知床サライ)

★★冬の知床半島撮影ツアー★★冬の道東を撮る・釧路湿原のタンチョウヅル、知床半島のオオワシ、オジロワシに出会う★★

カツオドリ Brown Booby (小笠原諸島)

小笠原航路 小笠原諸島 カツオドリ 小笠原丸 Brown Booby Bonin Island (8)

小笠原航路で観察したカツオドリ Brown Boobyです。朝から甲板で海鳥観察。カツオドリがおがさわら丸の横を飛び、船のそばで上がって来るトビウオを探しています。

小笠原航路 小笠原諸島 カツオドリ 小笠原丸 Brown Booby Bonin Island (3)

空中から魚を探し、急降下、そして追いかけてダイブ。

小笠原航路 小笠原諸島 カツオドリ 小笠原丸 Brown Booby Bonin Island (6)

トビウオをキャッチしましたが、ちゃんとくちばしに挟まれていませんでした。

小笠原航路 小笠原諸島 カツオドリ 小笠原丸 Brown Booby Bonin Island (7)

落下するトビウオ、追いかける2羽のカツオドリ。

小笠原航路 小笠原諸島 カツオドリ 小笠原丸 Brown Booby Bonin Island (9)

海に落ちたトビウオを追ってダイブするカツオドリ。

小笠原航路 小笠原諸島 カツオドリ 小笠原丸 Brown Booby Bonin Island (10)

一羽が再びトビウオをキャッチ、もう一羽が追いかけます。

小笠原航路 小笠原諸島 カツオドリ 小笠原丸 Brown Booby Bonin Island (11)

後ろのカツオドリがトビウオを持ったカツオドリの足を引っぱります。

小笠原航路 小笠原諸島 カツオドリ 小笠原丸 Brown Booby Bonin Island (12)

トビウオを取られないようにまるのみし始めました。

小笠原航路 小笠原諸島 カツオドリ 小笠原丸 Brown Booby Bonin Island (13)

本当に豪快なカツオドリの朝食でした。

Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子

Observation : April 2017, from Ogasawara-Maru, on route to Chihi-jima, Japan

羅臼 流氷クルーズのオオワシ Steller’s Sea Eagle (羅臼、知床半島)

羅臼 流氷クルーズ オオワシ Steller's sea eagle (5)

羅臼、知床半島の流氷クルーズで観察したオオワシ Steller’s Sea Eagle。白い翼、白い尾、黄色い大きなくちばしと足を持つ、本当にカッコイイ猛禽です。

羅臼 流氷クルーズ オオワシ Steller's sea eagle (1)

羽を広げると220~250センチもある大きな鷲で体重は5~9キロ、メスのほうが大型です。

羅臼 流氷クルーズ オオワシ Steller's sea eagle (7)

オホーツク海沿岸、カムチャッカ半島沿岸で繁殖し冬になるとその一部が千島列島の南部や北海道にやっています。世界に3,200ペアほどが生息すると考えられ、北海道にはそのうちのおよそ2,000羽ほどが冬を越しに来ていると考えられています。

羅臼 流氷クルーズ オオワシ Steller's sea eagle (6)

オオワシですが、英名はSteller’s Sea Eagle。Stellerはドイツの博物学者ゲオルク・ステラー Georg Wilhelm Stellerにちなんでつけられた名前です。

ゲオルク・ステラーはドイツ出身ですがロシア帝国の博物学者で、ヴィトウス・ベーリングの遠征隊に随行し、カムチャッカ半島やアリューシャン列島を探査。1741年にベーリングが現コマンダル諸島のベーリング島で病死した後、島から残った隊員たちの脱出を成功させ、この地に暮らすステラーカイギュウ等の海の動物や海鳥の存在を世界に知らせました。

そして・・・その結果、オオワシと同じ「ステラー」の名を持つ「ステラーカイギュウ」は、1868年、「発見」からわずか27年で乱獲によりこの世から姿を消すこととなってしまいました。メガネウも1852年に絶滅しています。

ステラーカイギュウ Steller's Sea cow

コマンダルスキー諸島ベーリング島の私設ギャラリーに展示されているステラーカイギュウの骨格。

話を元に戻しオオワシですが、冬を北海道で過ごし3月の第一週ごろには北へ移動します。オオワシはもともと長距離の移動はせず、流氷や千島列島の島づたいに北海道へやってきて、3月に繁殖地へ戻ります。この季節は求愛の季節。4~5月には1~3つの卵を生みます。

羅臼 流氷クルーズ オオワシ Steller's sea eagle (2)

羅臼の町を背景に、オオワシたちの姿。間もなく、北へ旅立ちます。

Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子

Observation : February 2018, Rausu, Siretoko Peninsula, Hokkaido

Special Thanks : ゴジラ岩観光 山谷船長とクルーの皆様

Reference:Wikipedia(EN),International Working Group for the Steller’s Eagle Conservation
“O-Washi-net”

★★2019年、2月のコアシーズン限定・最大11名様のツアー★★

冬の道東を撮る 釧路湿原のタンチョウヅル、知床半島のオオワシ、オジロワシに出会う

 

 

羅臼 夜明けの流氷クルーズ2018(羅臼、知床半島)

羅臼 流氷クルーズ オオワシ Rausu Steller's sea eagle (2)

2018年2月28日の羅臼の流氷クルーズ。朝4時45分には港へ来るようにと指示を受けていたので、鷲の宿で4時30分までシマフクロウを観察してからまっすぐ港へ。空には星がひかり、「今日はかなりキレイかも」と期待いっぱいで港へ向かいました。

羅臼 流氷クルーズ オオワシ Rausu Steller's sea eagle (11)

出航した船から見た羅臼の町と知床半島の山の景色。

羅臼 流氷クルーズ オオワシ Rausu Steller's sea eagle (9)

国後島が赤く染まっています。船長がアナウンスで「今日はとても流氷が近いよー」と。本当にすぐ、流氷の影が見えてきました。

羅臼 流氷クルーズ オオワシ Rausu Steller's sea eagle (10)

流氷の向こうに国後島。かなり染まっています。船長が「もうすぐ太陽が出るからねー」と。みんな甲板で待ちます。

羅臼 流氷クルーズ オオワシ Rausu Steller's sea eagle (3)

日の出です。

羅臼 流氷クルーズ オオワシ Rausu Steller's sea eagle (5)

朝日を浴びた流氷の上のオオワシ。

羅臼 流氷クルーズ オオワシ Rausu Steller's sea eagle (12)

船の回りにはオオワシ、オジロワシたちが集まっています(カラスたちも!)。それにしても今日は本当にキレイです。

羅臼 流氷クルーズ オオワシ Rausu Steller's sea eagle (6)

甲板では無数のシャッター音が響きます。今日は日本人だけでなく、中国のバードフォトグラファーの方々もずいぶんいらっしゃいました。早朝の夜明けクルーズはシマフクロウの観察のこともあり「キツイなー」と思うのですが、この景色ですべてが報われます。

Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子

Observation : February 2018, Rausu, Siretoko Peninsula, Hokkaido

Special Thanks : ゴジラ岩観光 山谷船長とクルーの皆様

★★2019年、2月のコアシーズン限定・最大11名様のツアー★★

冬の道東を撮る 釧路湿原のタンチョウヅル、知床半島のオオワシ、オジロワシに出会う

冬の道東、羅臼。流氷クルーズとオオワシ

羅臼 流氷クルーズ オオワシ Rausu Drift Ice Cruise (9)

北海道、羅臼町の流氷クルーズ。2017年のシーズンは2月半ばに流氷がやってきました。3月5日の流氷クルーズの様子です。前日の風でだいぶ氷が知床半島の岬の方へ移動していました。

この日は西遊旅行の「冬の道東を撮る」のツアーのチャーター船があり、OHWASHI号にて海へ。船長の川端さんが、流氷はだいぶ移動しちゃったとけど行って見るか、1時間も走らせると流氷出てくるんじゃないか・・・、と。

羅臼 流氷クルーズ オオワシ Rausu Drift Ice Cruise (1)

夜明け前の国後島をバックにオオワシが氷の上にいました。

羅臼 流氷クルーズ オオワシ Rausu Drift Ice Cruise (2)

夜明けです。

羅臼 流氷クルーズ オオワシ Rausu Drift Ice Cruise (8)

日の出の国後島、氷、オオワシ。羅臼の朝は本当にきれいです。

羅臼 流氷クルーズ オオワシ Rausu Drift Ice Cruise (10)

薄氷の浮かぶ海の表面が朝日で輝いてガラスのよう。

羅臼 流氷クルーズ オオワシ Rausu Drift Ice Cruise (3)

知床の山を背景に、オオワシ。

羅臼 流氷クルーズ オオワシ Rausu Drift Ice Cruise (5)

海へと飛んでくるオオワシ。

羅臼 流氷クルーズ オオワシ Rausu Drift Ice Cruise (4)

魚を狙うオオワシ。

羅臼 流氷クルーズ オオワシ Rausu Drift Ice Cruise (11)

羅臼沖に残された氷にはオオワシが乗っています。

羅臼 流氷クルーズ オオワシ Rausu Drift Ice Cruise (12)

船から投げられる魚をとったオオワシがいなくなると、空いた場所にすぐ別のオオワシがやってきます。

羅臼 流氷クルーズ オオワシ Rausu Drift Ice Cruise (13)

残った氷は貴重なようで、オオワシたちは場所の奪いあいです。

羅臼 流氷クルーズ オオワシ Rausu Drift Ice Cruise (14)

氷の上で魚を食べています。

羅臼 流氷クルーズ オオワシ Rausu Drift Ice Cruise (16)

流氷が見えてきました!オオワシも乗っています!

羅臼 流氷クルーズ オオワシ Rausu Drift Ice Cruise (18)

ここからあとは、流氷がぎっしり。国後島まで続いているのでしょうか。

羅臼 流氷クルーズ オオワシ Rausu Drift Ice Cruise (17)

流氷の上のオオワシ。このとき、船長に連絡が入り、風と波がきつくなってきたので帰ってくるように、と。ここで引き返すことになりました。

羅臼 流氷クルーズ オオワシ Rausu Drift Ice Cruise (15)

朝の羅臼の海。オオワシ、カモメたちが舞う、素敵な時間でした。

Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子

Observation : March 2017, Rausu, Siretoko Peninsula, Hokkaido

Reference :  OHWASHI号船長川端さんとクルーの皆様

★★2019年、2月のコアシーズン限定・最大11名様のツアー★★

冬の道東を撮る 釧路湿原のタンチョウヅル、知床半島のオオワシ、オジロワシに出会う