カテゴリー別アーカイブ: ■動物を観察した地域・国

ジブチ 大地溝帯の海でジンベエザメと泳ぐ-3

ジブチ ジンベエザメ Djibouti Whale Shark Swim (4)

「アフリカの角」にある小さな国、ジブチ。そのジブチのタジョウラ湾に毎年10月~1月に豊富なプランクトンを求めてジンベエザメたちが集まってくる海域があります。

ジンベエザメは世界最大の魚。その大きさから英語名もWhale Shark、鯨のように大きいサメと言う名を持ち、甲殻類のプランクトンを食べている様子も鯨っぽいようです。普段は単独で行動するジンベエザメですが、プランクトンが豊富な海域では集団になることがあります。ジブチのタジョウラ湾もそのひとつ。

ただし、タジョウラ湾にやってくるジンベエザメたちは「ティーンエイジャー」、要するに子どもで3~8mくらいの個体です。

ジブチ ジンベエザメ Djibouti Whale Shark Swim (101)

これはとても小さな子。まさに3mくらいでしょうか。

ジブチ ジンベエザメ Djibouti Whale Shark Swim (102)

こちらはもう少し大きい目の子。

ジブチ ジンベエザメ Djibouti Whale Shark Swim (14)

子どもジンベエとはいえ、お魚をたくさん引き連れています。ジンベエも、お魚もプランクトン目当て。透明度は・・・プランクトンが多いので良いとは言えず、その日によりました。

ジブチ ジンベエザメ Djibouti Whale Shark Swim (119)

お魚をつれたジンベエザメを上から見ると・・・!!

ジブチ ジンベエザメ Djibouti Whale Shark Swim (2)

間近を通っていくジンベエザメ。エラの奥が気になります。

ジブチでの観察のルールは、

ジンベエザメの頭と体から3m離れること、ジンベエザメの尾びれから4m離れること、そして撮影のフラッシュは禁止、当然触ってはいけません。

ジブチ ジンベエザメ Djibouti Whale Shark Swim (6)

撮影するお客さま

ジブチ ジンベエザメ Djibouti Whale Shark Swim (103)

ジンベエの口元が気になります

Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子

Observation : Nov 2017, Gulf of Tajoura. Djibouti

Special Thanks : M/V DELI, Sara

★2018年度のツアーは6月頃発表予定です。

ジブチ・アフリカ大地溝帯の海<ジンベエザメの季節>
チャーターヨットでジブチ・大地溝帯の海を楽しむ特別企画

 

番外編「水中世界」ミステリアスラグーン(ラゴアミステリオーザ)- 南パンタナール

Lagoa Misteriosa ラゴアミステリオーザ ミステリアスラグーン (1)

ブラジル、南パンタナールのミステリアスラグーンMysterious Lagoon (ラゴアミステリオーザ Lagoa Misteriosa)の水中世界。

透明度40mと言われる透き通った水をたたえるミステリアスラグーンは洞窟が浸水してできたと考えられ(flooded cave)、その深さは220m以上。1996年に220mまで潜った記録があり、本当の「底」はわかっていません。

Lagoa Misteriosa ラゴアミステリオーザ ミステリアスラグーン (9)

表面は1つの池のようですが、中は2つの洞窟があります。ここでは完全予約制で人数制限のもとシュノーケリング、ダイビングをすることができます。(写真はミステリアスラグーンの入口にある看板です)

Lagoa Misteriosa ラゴアミステリオーザ ミステリアスラグーン (5)

エントリーして上を見上げると、ダイバーと「森」の景色が。

Lagoa Misteriosa ラゴアミステリオーザ ミステリアスラグーン (2)

水深25m付近から見上げました。上の開いた、洞窟の中。

Lagoa Misteriosa ラゴアミステリオーザ ミステリアスラグーン (4)

少し浮上したところから、周囲の森が見えます。

Lagoa Misteriosa ラゴアミステリオーザ ミステリアスラグーン (6)

浅いところでは水の下から木の枝まで見えます。

Lagoa Misteriosa ラゴアミステリオーザ ミステリアスラグーン (10)

ミステリアスラグーンに生息する魚はこの2種のみ。

Lagoa Misteriosa ラゴアミステリオーザ ミステリアスラグーン (8)

透明度が良いのは7、8月で9月下旬になると藻類が発生して透明度が下がるそうです。この日の気温は32度、水温は安定して25度だそうですが、大変寒く感じました。

南パンタナールの旅のついでに、とお考えの方、是非お問い合わせください・・・

Video, Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子

Observation : Sep 2017 , Lagoa Misteriosa, Jardim – Brasil

Reference : Lagoa Misteriosa

※ミステリアスラグーンの訪問(シュノーケリング、ダイビング)は事前申し込みが必要です。

ミナミセミクジラの海(4) バルデス半島・パタゴニア

ミナミセミクジラ バルデス半島 southern right whale(3)

9月のバルデス半島、プエルトピラミデスのミナミセミクジラ Southern right whaleです。プエルトピラミデスやプエルトマドリンのあるヌエボ湾では6月ごろから12月上旬までミナミセミクジラを観察することができますが、ピークは8~9月。8月は船で湾に出るには寒すぎるので、9月はクジラも多く少し暖かくなる季節です。

バルデス半島のワイルドライフ ミナミセミクジラについて

9月の海に出ると、3~4年目くらいと思われる若い個体が興味深々でボートに近寄ってくることがあります。親子クジラの中にはボートを嫌がって避ける親子もいれば、まるで子供クジラに「ボート」を教えているかのように近づいてきてボートの回りに長滞在するクジラもいます。

こんなしぐさを見ていると、本当にミナミセミクジラは「特別なクジラ」だと感じるのです。

今回のツアー中、およそ2時間を一緒に過ごした若いミナミセミクジラがいました。この季節は透明度はよくありませんが接近したミナミセミクジラを水中で撮影した動画です。

ミナミセミクジラ バルデス半島 southern right whale(6)

ボートに近づいてきて顔を出す前に頭を持ち上げました!

ミナミセミクジラ バルデス半島 southern right whale(7)

近づいてきてこっちを見ています!!!白いかたまり(カロシティ)の下にあるのが目。

ところで、ミナミセミクジラを特徴付けるこの白いかたまりはカロシティCallositiesと呼ばれます。このカロシティの機能はよくわからないそうですが、ミナミセミクジラの頭部にある角質化した皮膚の隆起でクジラジラミやフジツボの仲間が付着しています。

ミナミセミクジラのカロシティ (1)

頭を水面に出したミナミセミクジラのカロシティ。

ミナミセミクジラのカロシティ (2)

さらに拡大するとこんな感じ。クジラジラミ大集合でした!

Movie, Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子 協力:Yoko KADONAGA 門永洋子

Observation : Sep 2017 , Valdes Peninsula, Chubut – Argentina

Reference : Hector Horacio Casin

※バルデス半島のミナミセミクジラの水中撮影は許可の取得が必要です。

★2018年ツアー情報 パタゴニアの海、バルデス半島を訪れるコースはこちら!

パタゴニア・バルデス半島自然紀行
【特別許可取得】3日間のチャーターボートでミナミセミクジラの海へ

マゼランペンギン上陸 Magellanic Penguin(バルデス半島、パタゴニア)

マゼランペンギン Magellanic Penguin バルデス半島上陸 (2)

9月上旬のバルデス半島、サンロレンソの海岸は6ヶ月を海で過ごしたマゼランペンギンたちが続々と上陸し、自分たちの巣穴を目指します。

<サンロレンソのマゼランペンギンの1年>

9月上旬 オスが上陸、巣作り(巣の場所をめぐってのオスの争い)続いてメスが上陸、交尾。卵は2つ。オスとメスが交代であたため、孵化すると雛の世話のため漁にいきます。海岸から1キロ奥に巣があることも。
11月 ヒナの誕生
12月 ヒナが1キロになる。
1月 ヒナのグループが形成される
2月 成鳥の羽毛がぬけかわる
3月 ヒナの巣立ち、海へ。
3月下旬~4月上旬 ペンギンが海岸に並び海へ。コロニーには誰もいなくなります。この後、9月までマゼランペンギンは海で過ごします。

マゼランペンギン Magellanic Penguin バルデス半島上陸 (1)

9月上旬の海岸。上陸してきたマゼランペンギン。1羽だったり、2羽だったり、5羽だったりします。

マゼランペンギン Magellanic Penguin バルデス半島上陸 (5)

海岸をうろうろしていたキツネを見ていたら、砂をほって死んだマゼランペンギンを運んでいきました。6ヶ月を海で過ごし、ようやく戻ってきた巣を目前で息絶えたペンギン。

マゼランペンギン Magellanic Penguin バルデス半島上陸 (3)

巣に向かって歩くマゼランペンギン。毎年同じペアが同じ巣で繁殖します。海岸沿いの「一等地」に巣のあるペア、驚くほど遠い草地に巣のあるペア。サンロレンソはパタゴニアヒツジの放牧地でもあることから、ヒツジの群れの間を歩くマゼランペンギンの姿も見られます。

マゼランペンギン Magellanic Penguin バルデス半島上陸 (4)

早くに到着して巣を守るペンギン。この後、最盛期の12月~1月には20万羽の大変にぎやかなコロニーになります。

Movie, Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子

Observation : Sep 2017 , Valdes Peninsula, Chubut – Argentina

Reference : Hector Horacio Casin、Magellanic Penguin – Patagonian Ambassador(Marcelo Bertellotti)

★2018年ツアー情報 パタゴニアの海、バルデス半島を訪れるコースはこちら!

パタゴニア・バルデス半島自然紀行
【特別許可取得】3日間のチャーターボートでミナミセミクジラの海へ

 

ミナミセミクジラの海(3) バルデス半島・パタゴニア “メイティング・グループ”

ミナミセミクジラ メイティンググループ バルデス半島 Southern right whale mating group (1)

パタゴニア、バルデス半島のミナミセミクジラのメイティンググループの動画です。

ミナミセミクジラのメイティンググループは、1頭のメスとそれを追いかける複数のオスがグループになって交尾や活発な動きをしているグループ。ボートで近づくと揺れてこわくらい迫力があります。

ミナミセミクジラのメイティンググループ (ボート)バルデス半島・ヌエボ湾

今回は風のましな日にドローンでも撮影してみました。

ミナミセミクジラのメイティンググループ バルデス半島・ヌエボ湾(ドローン)

9月のヌエボ湾ではあちこちでメイティンググループを目撃することができます。10月になるとミナミセミクジラのオスは南極海へと移動をはじめるそうです。

Movie, Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子

Observation : Sep 2017 , Valdes Peninsula, Chubut – Argentina

Reference : Hector Horacio Casin

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パタゴニア・バルデス半島自然紀行
【特別許可取得】3日間のチャーターボートでミナミセミクジラの海へ

ミナミセミクジラの海(2) バルデス半島・パタゴニア  ”サンセットくじら”

ミナミセミクジラ 夕方のバルデス半島 Southern right whale in sunset (5)

パタゴニア、バルデス半島でのミナミセミクジラの観察です。この日は太陽も雲もあり「サンセットくじら」狙えるかも・・・と日没までホエールウォッチング。

ちょうど交尾行動を終えたあとのメイティング・グループ(1頭のメスと複数のオスからなるグループ)がボートに近寄ってきました。

ミナミセミクジラ 夕方のバルデス半島 Southern right whale in sunset (10)

ボートに近づいてくるミナミセミクジラ。全部で4頭!

ミナミセミクジラ 夕方のバルデス半島 Southern right whale in sunset (1)

ぐっと近寄ってきます。

ミナミセミクジラ 夕方のバルデス半島 Southern right whale in sunset (2)

興味津々。

ミナミセミクジラ 夕方のバルデス半島 Southern right whale in sunset (3)

マテ茶を飲むクルーを見るミナミセミクジラ。

ミナミセミクジラ 夕方のバルデス半島 Southern right whale in sunset (4)

船長とお話しするミナミセミクジラ。

ミナミセミクジラ 夕方のバルデス半島 Southern right whale in sunset (6)

空が染まり始めました。

ミナミセミクジラ 夕方のバルデス半島 Southern right whale in sunset (7)

「サンセットくじら」記念撮影。

ミナミセミクジラ 夕方のバルデス半島 Southern right whale in sunset (12)

赤くなり染まり始めました。

ミナミセミクジラ 夕方のバルデス半島 Southern right whale in sunset (13)

頭のクジラがボートの周りを離れません。

ミナミセミクジラ 夕方のバルデス半島 Southern right whale in sunset (14)

絵葉書にあるような「サンセットの中のテイルアップ」は見れませんでしたが、むなびれを上げて見送ってくれました!

Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子

Observation : Sep 2017 , Valdes Peninsula, Chubut – Argentina

Reference : Hector Horacio Casin

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シラヒゲウミスズメ Whiskered Auklet

シラヒゲウミスズメ Whiskered Auklet (9)

千島列島のシラヒゲウミスズメ Whiskered Auklet です。シラヒゲウミスズメは千島列島、カムチャッカ半島、アリューシャン列島、オホーツク海の北沿岸で繁殖する、非常に限られた場所でのみ観察される海鳥。日本では稀な冬鳥として北海道~本州北部で見られることがあるそうです。

シラヒゲウミスズメ Whiskered Auklet (8)

夏羽の白い飾り羽が大きな特徴で英名の「Whiskered」も「頬ひげがある」という意味。この目、赤いくちばし、息をのむ美しさです。

シラヒゲウミスズメ Whiskered Auklet (4)

繁殖地ではエトロフウミスズメと一緒にいました。エトロフウミスズメ(23-27センチ)に比べるとシラヒゲウミスズメ(17-22センチ)はだいぶ小型です。

シラヒゲウミスズメ Whiskered Auklet (5)

船が近づくと、いっせいに飛び立ちました。夏は繁殖の季節。甲殻類のプランクトンを採餌し、のどの袋に入れて巣へと運びます。

シラヒゲウミスズメ Whiskered Auklet (6)

その飛んでいる様は圧巻。シラヒゲウミスズメの糞が服についたのですが、甲殻類の色、ピンク色でした。

シラヒゲウミスズメは夜に巣にやってくるとのことで暗くなるまで待ちました。そしてウミスズメの大群が・・・

シラヒゲウミスズメ Whiskered Auklet (2)

シラヒゲウミスズメ、暗かったし船の上からの写真撮影は難しかったですが、圧巻です!

Movie, Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子

Observation : Jun 2017 , Kuril Islands – Russian Far East

Reference : Nik Pavlov – M/V Afina, Wikipedia(JP/EN), Birds of East Asia, 海鳥識別ハンドブック

★2018年ツアー情報 千島列島への船旅。じっくり観察するための少人数チャーターです。

千島列島アドベンチャークルーズ
カムチャッカ半島から千島列島へ 西遊旅行のチャーター船利用で巡る特別企画

 

エトロフウミスズメ Crested Auklet

エトロフウミスズメ Crested Auklet 千島列島 Kuril Islands (7)

千島列島のエトロフウミスズメ Crested Aukletです。千島列島、カムチャッカ半島、アリューシャン列島、サハリン島北東岸、オホーツク海北岸、チュコトカ半島沿岸の海に生息し、夏にコロニーを形成し繁殖します。日本では冬鳥として北海道~本州北部で見られます。

エトロフウミスズメ Crested Auklet 千島列島 Kuril Islands (9)

23-27センチと大きめでずんぐりむっくりした体型、夏羽では長い冠羽を持ち、英名のCrestedの通り。そして白い目、オレンジ色の太いくちばし。

エトロフウミスズメ Crested Auklet 千島列島 Kuril Islands (8)

集団で浮いていました。夏のくちばしの色は大変鮮やかなオレンジ色です。

エトロフウミスズメ Crested Auklet 千島列島 Kuril Islands (2)

繁殖コロニー付近のエトロフウミスズメ。5月半ばから8月半ばに繁殖地へやってきます。エトロフウミスズメは深く潜ることができ、おもにオキアミ食べ、のどの袋に入れて巣へ運んできます。

エトロフウミスズメ Crested Auklet 千島列島 Kuril Islands (4)

エトロフウミスズメ、正面。

エトロフウミスズメ Crested Auklet 千島列島 Kuril Islands (5)

船が近づくと水面を蹴って走り飛び立っていきます・・・

Movie, Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子

Observation : Jun 2017 , Kuril Islands – Russian Far East

Reference : Nik Pavlov – M/V Afina, Wikipedia(JP/EN), Birds of East Asia, 海鳥識別ハンドブック

★2018年ツアー情報 千島列島への船旅。じっくり観察するための少人数チャーターです。

千島列島アドベンチャークルーズ
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ミナミゾウアザラシ、オスの闘い ( バルデス半島・パタゴニア)

ミナミゾウアザラシ プンタデルガダ バルデス半島 Southern Elephant Seal (4)

パタゴニアのバルデス半島では9月になるとミナミゾウアザラシが上陸しコロニーを作ります。そこには1頭のオスとたくさんのメス、そして生まれた子どもたちがいます。

バルデス半島のミナミゾウアザラシについてはこちら

ミナミゾウアザラシ プンタデルガダ バルデス半島 Southern Elephant Seal (6)

海岸のメスと子どもたち。9月は出産シーズンで半日くらいプンタデルガダの海岸にいると赤ちゃんの誕生を見ることができます。

ミナミゾウアザラシ プンタデルガダ バルデス半島 Southern Elephant Seal (3)

死んでしまった赤ちゃん、その肉を食べてくちばしを真っ赤にしているオオフルマカモメSouthern giant petrel。オオフルマカモメはミナミゾウアザラシのコロニー付近をうろうろしています。

ミナミゾウアザラシの赤ちゃんは生まれて2~3週間ほどで母アザラシが面倒をみなくなり、一人立ちします。そしてメスは出産後2週間もすると再び繁殖可能となります。そのため、コロニーでは赤ちゃんが誕生する海岸でメスを追いかけまわすオス、オス同士の争う様子も見ることがあります。

ミナミゾウアザラシ プンタデルガダ バルデス半島 Southern Elephant Seal (1)

海岸でメスにいいよるオス。このメスは子どもがいなかったか、もう子育てを終わったメス。

ミナミゾウアザラシ プンタデルガダ バルデス半島 Southern Elephant Seal (2)

海から近づいてきてコロニーの様子を伺うオス。オス同士の争いが見られるピークは9月下旬から10月です。

オスは生まれてから1~12歳までは「独身オス」として暮らし、13~14歳の時に初めて「ハレム」を持つこととなり、40~70頭のメスの夫となります。9月上旬に海岸に上陸したオスの体重は4トンですが、交尾を繰り返し、10月に海に戻るときの体重は2トン。そしてほとんどのオスは13~14歳でそのまま海で生涯を終えるのだそうです。

時には血を流すこともあるオス同士の闘い。子孫を残し、生涯を終える・・・のですね。

Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子

Movie : Morihiko HAYAKAWA 早川守彦

Observation : Sep 2017 , Valdes Peninsula, Chubut – Argentina

Reference : Hector Horacio Casin

※バルデス半島での水中クジラの撮影には特別許可の取得が必要です。

★2018年ツアー情報 パタゴニアの海、バルデス半島を訪れるコースはこちら!

パタゴニア・バルデス半島自然紀行
【特別許可取得】3日間のチャーターボートでミナミセミクジラの海へ

 

オタリアと遊ぶミナミセミクジラ(2) バルデス半島・パタゴニア

オタリアとミナミセミクジラ Otalia & Southern right whale

バルデス半島のヌエボ湾には何箇所かオタリア Southern sea lion のコロニーがありますが、このコロニー付近ではミナミセミクジラと出会うことが多いのです。

ミナミセミクジラはここで何をしているのでしょうか・・・国立公園のスタッフに聞いたところ「遊んでいます」と。確かに、ボートから見ても遊んでいるように見えます。

ドローンで上空から見てみました。

オタリアと遊ぶミナミセミクジラ1(ドローン) バルデス半島・ヌエボ湾

オタリアと遊ぶミナミセミクジラ2(ドローン) バルデス半島・ヌエボ湾

それは、気を失いそうになるくらい、素敵な光景でした。

Movie, Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子

Observation : Sep 2017 , Valdes Peninsula, Chubut – Argentina

Reference : Hector Horacio Casin

※バルデス半島でのドローン使用には特別許可の取得が必要です。

★2018年ツアー情報 パタゴニアの海、バルデス半島を訪れるコースはこちら!

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【特別許可取得】3日間のチャーターボートでミナミセミクジラの海へ