カテゴリー別アーカイブ: インドクジャク Indian Peafowl

ネパール チトワン国立公園のジープサファリ Jeep Safari at Chitwan National Park 

チトワン国立公園 ジープサファリ (1)

ネパールのチトワン国立公園の中を巡るジープサファリ。チトワン国立公園は2016年4月現在、ジープサファリとウォーキング以外で入ることはできません。

チトワン国立公園は日の出から日没まで(季節により変動しますが06:00-18:00)まで公園内をサファリドライブすることができます。ラプティ川にかかる橋を渡り、国立公園の中へ。入り口のチェックポストをすぎるとすぐに美しい森が始まります。朝もやにつつまれ、朝日が昇る国立公園内の森は、大変美しいです。

公園内は大きく、東部・中央部・西部にわかれ、ほとんどのツーリストの車は中央から西部を訪れるようです。この国立公園内のジープサファリは混載ツアーまたはジープのチャーターによって行われています。

チトワン国立公園のジープサファリの様子です。ジープサファリと呼ばれていますが、JEEP社の車を使っているわけではなく、サファリカーの総称です。使用する車のタイプはサファリを手配するホテル(ロッジ)や旅行会社によって異なります。

チトワン国立公園 ジープサファリ (2)

ラプティ川の橋を渡ってチトワン国立公園へ。朝日の昇る川面。ほぼ毎日、霧が出ます。

チトワン国立公園 ジープサファリ (3)

2016年3月9日は日食が見れました。アジアではインドネシアの島で皆既日食が観測されましたが、ネパールでは少し欠けたくらいでした。それでもタライ平原に昇る朝日の日食は格別です。

チトワン国立公園 ジープサファリ (4)アクシスジカ

川を渡ると軍が管理する国立公園チェックポストを経て、園内へ入ります。スタッフの詰所のある付近はたくさんのアクシスジカ Spotted Deerが集まっていました。ガイド氏、ここはトラが近づきにくいから安心と思ってるのかもね、と。

チトワン国立公園 ジープサファリ (5)サンバー

ジープ道を横切るSamber Deerサンバー鹿。

チトワン国立公園 ジープサファリ (6)イノシシ

Wild Boar イノシシ君。

チトワン国立公園 ジープサファリ (7)インドサイ

公園内にはたくさんの池・小さな湖があり、あちこちでインドサイを見かけます。国立公園を案内してくれたNepal Tiger Trustのスタッフによると、2015年段階でのチトワン国立公園のインドサイは600頭、ベンガルトラは120頭。

「最近、インドサイ5頭を麻酔してブルドーザーで持ち上げてネパール西部のバルディア国立公園に運んだんだ」と、ブルドーザーがけずった草地を見せてくれました。

チトワン国立公園 ジープサファリ (8)インドサイ

草むらからこちらを見るインドサイ

チトワン国立公園 ジープサファリ (9)インドサイ

観光客のジープの前を横切ることもあります。

チトワン国立公園 ジープサファリ (10)インドサイ

これは高齢のサイ、ガイド氏によると角は細菌か虫により無くなってしまっていました。あまり動きません。

チトワン国立公園 ジープサファリ (11)ハヌマーンラングール

頭上の木の上にはハヌマーン・ラングールの姿。3月は赤い花がが森を彩っていました。

チトワン国立公園 ジープサファリ (12)インドクジャク

森の女王のような風格のインドクジャク Indian Peafowl。雄は繁殖期に美しい尾羽を伸ばしますが、この個体はとてもボリュームのある羽が素晴らしく、見とれてしまいました。

チトワン国立公園 ジープサファリ (13)Crested Serpent Eagle ミナミカンムリワシ

Crested Serpent Eagle  カンムリワシ

 

チトワン国立公園 ジープサファリ (14)トラの足跡

ベンガルトラ Bengal Tiger の足跡(パグマーク)

Nepal Tiger Trust のスタッフによると、チトワンでは密猟は「ない」と断言。彼らはトラップカメラを設置し、体の模様とパグマークで個体識別をし、オスのトラの縄張りとそのテリトリー内のメスを把握していました。

国立公園内にワニの繁殖施設があり、その近くに最近、村に行って人を襲った若いトラが捕獲されていました。スタッフによると、村に行ってしまい人を襲った(食べた)トラは野生には戻せないと。チトワン国立公園にはこれまで人を襲った(食べた)とされるナンガラパティというトラがいますが、このトラは「村に行っていない」ので今も森で暮らしているんだそうです。「捕獲されたトラを見ますか?」と聞かれましたが、国立公園で檻の中のトラを見るのはつらいのでやめました。

夕方、出口へと向かう道の途中で、Sloth Bearナマケグマ君が現れました。

チトワン国立公園 ジープサファリ (15)ナマケグマ

「森のクマさん」、です。

チトワン国立公園 ジープサファリ (16)ナマケグマ

ナマケグマ君、立ち上がったかと思うと木に背中をすりすり。

チトワン国立公園 ジープサファリ (17)ナマケグマ

今日のサファリを見送ってくれたのは、愛嬌あるナマケグマ君でした。

2日間、国立公園の美しい湖、森、河原をめぐり野生動物観察とバードウォッチング。ベンガルトラとは出会えませんでしたが、Nepal Tiger Trust のメンバーと森をめぐり、トラのパグマーク、スクラッチマークを見つけ、テリトリーを教えてもらい、チトワン国立公園で確実にベンガルトラが増えていることを実感できました。

Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子

Observation : Mar 2016 Chitwan National Park,– Nepal

Reference : Information from Nepal Tiger Trust – Mr. Baburam Nahato, Mr.Raju Kumal, and Saiyu Nepal-Mr.Jeeban Sakya, Wikipedia(EN)

★ネパールのチトワン国立公園サファリやバードウォッチングの手配は、西遊ネパール(ネパール) 、西遊旅行(東京・大阪)にて承ります。お気軽にお問い合わせください。

スリランカのウィルパットゥ国立公園 Wilpattu National Park

スリランカ カワリサンコウチョウ (2)

ウィルパットゥ国立公園は敷地面積1316㎢を誇るスリランカ最大の国立公園。「ウィル」は「自然の水」を意味し、園内には雨水を湛 えたくぼ地や池、湖が60ヶ所近く点在します。また、レオパードの棲息数が多いことで知られていますが、正確な数は把握されていません。ナマケグマやスイギュウ、サンバーなど31種の哺乳類が棲息しています。スリランカの西海岸に接しており、海辺の野鳥も観察されます。

ウィルパットゥ国立公園のある地域は1983年から2009年まで続いたスリランカ内戦の影響を受け、長年訪れる人も少なかった国立公園。そのため周辺のホテルの設備、地元のサファリガイド・ドライバーの訓練などが必要な地域ですが、一大サファリ観光地となったヤーラ国立公園に比べ、ゆっくり、静かな森でサファリができる場所でもあります。

ウィルパットゥ国立公園でのサファリの様子です。

イノシシとアクシスジカ

イノシシ Wild Boarとアクシスジカ Spotted Deer

インドクジャク スリランカ

インドクジャクのオス Indian Peafowl 繁殖羽で優雅です。

ジャッカル ウィルパットゥ国立公園

ジャッカル Jackal そばにお腹の大きなメスが隠れており、私たちをじっと見ていました。

ホエジカ スリランカ

ホエジカ Barking Deer (Indian Muntjac) 林の中にいることが多く、写真撮りにくい鹿です。

ウイルパットゥのスリランカゾウ

スリランカゾウ Sri Lankan Elephant

ミドリハチクイ スリランカ

ミドリハチクイ Green Bee-eater 残酷な蝶の食べ方です。くちばしに挟んでは離して、振り回して・・・

チャガシラハチクイ スリランカ

チャガシラハチクイ Chestnut-headed Bee-eater

ハリオハチクイ ウィルパットゥ国立公園

ハリオハチクイ Blue-tailed Bee-eater

マミジロヒヨドリ

マミジロヒヨドリ White Eyebrows Bulbul

ソリハシオオイシチドリ ウィルパットゥ国立公園

ソリハシオオイシチドリ Great Thick-knee がゾウの糞で卵を温めていました。

スリランカヤケイ

セイロンヤケイ Sri Lanka Junglefowl のオス この鳥、スリランカの「国鳥」です!

スリランカ カワリサンコウチョウ (1)

カワリサンコウチョウ Asian Paradise Flycatcher のオス

シロハラウミワシ スリランカ

シロハラウミワシ White-bellied Sea Eagle

カササギサイチョウ ウィルパットゥ国立公園

カササギサイチョウ Malabar Pied Hornbill

オオソリハシシギ スリランカ

オオソリハシシギ Bar-tailed Godwit  冬にスリランカ北西の海岸で見られる鳥です。

エメラルドバト ウィルパットゥ国立公園

キンバト / エメラルドバト Emerald Dove のオス

アカハラシキチョウ

声が美しいアカハラシキチョウ White-rumped Shama

カンムリワシ スリランカ

カンムリワシ Crested Serpent Eagle

他にも、インドトサカゲリ Red-wattled Lapwing 、インドトキコウ Painted Stork、 アマサギ Cattle Egret、Grey Heron アオサギ、Intermediate Egret チュウサギ、サンバー鹿 Samber、トクマカクザル Toque Maccaque Monkey、たくさんのインドリクオオトカゲ Land Monitor やアカマングース Ruddy Mongooseを観察することができました。

残念ながら、国立公園入り口付近で朝晩に観察のチャンスが高いといわれたナマケグマは見ることができませんでしたが、見れました、レオパード君。

ウィルパットゥ国立公園のレオパード (3)

サファリカーの前をスリランカヒョウ Sri Lankan Leopard が横断してくれました!

Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子

Observation : Jan 2015, Wilpattu National Park, Sri Lanka

Reference : Helm Field Guides ” Birds of the Indian Subcontinent”,  Pictorial Pocket Guide to the Mammals of Sri Lanka, Wikipedia(JP)(EN)

2017年シーズン限定、スリランカのサファリを楽しむツアー

スリランカの森と海 ネイチャースペシャル

スリランカの森と海 海洋スペシャル
トリンコマリーにマッコウクジラが集まる季節限定企画

季節風とインド洋の恵みの島 スリランカ

スリランカではネイチャーガイドが同行する個人旅行手配もお勧めです!