4年ぶりに訪れたインドのグジャラート州にあるササン・ギル国立公園でのインドライオン(アジアライオン)のサイティングレポートです。
2015年の個体数調査で523頭の報告があったインドライオン、その後も増え続け2018年3月のニュースでは「現在600頭以上、2020年の個体数調査が期待される!」という記事が。その反面、「2016-2017年に184頭のインドライオンの死亡報告があり、45-55%のインドライオンが保護区外で暮らし危険にさらされている、早く第2の保護区の設置を!」という記事もあります。
午後のサファリ1回目。幸運にも、公園に入っていきなり雌ライオンに遭遇しました。
たちあがって木陰にいたライオンにすりすり。
良く見るとそばに仕留められたアクシスジカが。獲物の回りに5頭のインドライオンたちがいました。
鹿にかぶりつくインドライオン。
そばにはライオンのおこぼれを待つジャッカル夫妻が。
鹿を少しかじったあと、他のライオンのいる日陰へと歩いていきます。
若い雄ライオンがじゃれます。たてがみもまだ中途半端な若い雄です。ちなみに今回の合計4回のサファリで雄はこの若い1頭しか見れませんでした。
トラと違ってライオンはグループで行動することが多く、社交的。
午後のまったりした時間を過ごすインドライオンファミリーでした。
Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子
Observation : March 2018, Gir Forest National Park – India
Reference : Information from Nature Guide at Sasan Gir
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■インドの国立公園のサファリ手配をご希望の方はお問合せください。国立公園・州によりその予約規則が異なります。アジアライオンの暮らすササン・ギル国立公園にはサファリカーの入域制限台数やルート制限があり、シーズン中には予約を取る事が難しいのが現状です。個人旅行でサファリ・撮影をご検討の方は是非お早めにご相談ください。