カテゴリー別アーカイブ: ★番外編「働く動物」

番外編「働く動物」 ジブチ アッサル湖の塩のキャラバン

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番外編「働く動物」ラクダです。ジブチではもうほとんど見られなくなったアッサル湖の塩のキャラバン。

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アッサル湖 (Lake Assal )は、アフリカで最も低い海抜マイナス155mにある、ジブチの中部に位置するクレーター湖。ここでは湖岸で塩が採掘され、珍しい円形の塩が有名です。塩分濃度は、南極のドンファン池の40%についで34.8%と高く、世界で2番目。3番目が死海です。

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アッサル湖の塩の結晶

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湖底はこんな感じです。はだしで歩くのは痛いです。

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これは結構な「絶景」です。泳いで見ることにしました。(ドローン撮影)

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アッサル湖で浮遊体験(ドローン撮影)。塩分濃度が高いので体が真っ白になります。たくさんの水を持っていて水浴びしましょう。

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アッサル湖に行く途中にあるビューポイントで売っていたアッサル湖の塩で作った、まさに「塩のキャラバン」。大規模な工場により製塩が行われるようになり、手作業による塩の採取とラクダによるキャラバンは「もうほとんどない」といわれていました。

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アッサル湖へとくだっていく途中、正面からキャラバンが。そしてこの荷の形は塩?

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ラクダ3頭だけのキャラバンですが、たしかに塩の入った袋をラクダに積んでアファール族の男性が引いていました。

Photo & Text : Mariko SAWADA  澤田真理子

Observation : Dec2016,  Lake Assale – Djibouti

★西遊旅行のダナキル砂漠、ジブチを訪れるコース

 アフリカ大地溝帯最深部アファール・トライアングルを行く

番外編「働く動物」 ダナキル砂漠の塩のキャラバン動画

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番外編の「働く動物」、ラクダです。ダナキル砂漠の塩のキャラバン、2016年12月の記録。

Parrot BEBOP 2というドローンも使ったダナキル砂漠の映像です。夜にふった雨のためアサレ湖があふれ水の中を歩くキャラバンの光景です。

■ダナキル砂漠

西遊旅行は2008年からダナキル砂漠のツアーを行ってきました。この8年間に観光客の数は増え、何よりもエチオピア高地の都市メケレからダナキル砂漠への道が舗装されるという一大変化がありました。アファール族の遊牧の暮らしが定住に変わりはじめ、ダナキル砂漠探訪の拠点となるアハメッド・エラの村はビニールやペットボトルなどのゴミがあふれていました(アフリカはどこも・・・かもしれませんが)。

それでも変わらない姿が、ダロール火山、そしてアサレ湖の塩の採掘場。ダロール火山は活動域が変わり(今年は大変きれいでした!)、アサレ湖の塩の採掘場は雨により塩水で満たされ再生します。

そして、塩のキャラバン。キャラバンの宿営地となるアハメッド・エラのワディのゴミが気になりますが、夜明けとともに採掘場へと歩き、夕暮れの中、エチオピア高地へ向けて歩いていく姿は悠久のもの。

ついでに2016年12月上旬のエルタ・アレ火山の様子もどうぞ。私たちの到着前に火山活動が激しくなったとのことであまり近くまで行くことはできませんでした。南のクレーターの形がどんどん変わっており、大地溝帯の活動を実感です。(この後も変化し続けているそうです)

■エルタ・アレ火山(2016年12月)

Photo, Movie & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子

Observation : Dec 2016 , Danakil Depression, Ethiopia

★西遊旅行のダナキル砂漠特集はこちら >>ダナキル砂漠をゆく

 

番外編「働く動物」 ダナキル砂漠の塩のキャラバン

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番外編「働く動物」ラクダ。ダナキル砂漠の塩のキャラバンです。

かつてはエチオピア高地の標高2000mのメケレからダナキル窪地のマイナス115mの塩の採掘場を往復す、片道一週間にもおよぶ過酷なキャラバンでした。今は道路事情がよくなり輸送機関が発達したことから短くなり57キロの道のりを塩をかついで移動するだけになりましたが、高地と低地のキャラバンは続いており、塩の採掘場を目指すキャラバンが減ったわけではありません。

2016年12月のキャラバンの様子です。塩のキャラバンを率いるのは高地にすむキリスト教徒のティグレ族。彼らは塩の採掘場に向かう前日にはベースとなるアハメッド・エラの村のワディに到着して宿営します。

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夜明け前に食事を済ませ、準備をするティグレ族の男性とラクダ。

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こちらは準備ができたキャラバン隊。

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夜明けとともに塩の採掘場に向けて出発です。マイナス115mのダナキル砂漠のアサレ湖は日中の気温が高いため、キャラバンは朝の涼しい時間と夕方の日没時に移動をします。

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塩の採掘場を目指すキャラバン。背景はエチオピア高地へと連なる山並み。足元は塩です。

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ラクダのキャラバン、ロバのキャラバンが採掘場を目指します。

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この日は珍しい現象が起こりました。昨晩降った雨がこのダナキル窪地にたまり、アサレ湖があふれてきたのです。押し寄せる塩水。

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押し寄せる水のふちを歩くキャラバン(ドローン撮影)。

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キャラバンとお客様(ドローン撮影)。

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塩の採掘場に到着するキャラバン。ティグレ族の男性が遅い朝食を食べていました。

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塩を整形しています。アサレ湖で塩を採掘するのは地元のアファール族の仕事です。彼らは歩いて採掘場までやってきて、40cmX30cmの長方形をした塩の板を作りだしてゆきます。

1つの板は約6.5kg。ラクダ1頭につき最大約30枚(300kg)、ロバは約15枚(100kg)の塩の板を積み込んで出発してきます。

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塩を積んで出発したキャラバン。

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あふれたアサレ湖の中を歩くキャラバン。塩をかついだ過酷な旅が、より厳しくなってしまいました。

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あふれたアサレ湖の中を進むキャラバン。夕日の中、エチオピア高地へと歩いていきます。

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夕日のキャラバン(ドローン撮影)・・・あまりにも美しい、キャラバンの姿でした。

写真をとっていると、「なんでオレたちを撮るんだ」とキャラバンを率いるティグレ族がガイドに聞いてきます。「キャラバンが大好きだから」と答えると、「大変だぞ、俺たちはやめたいのに」と・・・。

Photo, Movie & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子

Location : Dec 2016 , Danakil Depression, Ethiopia

★西遊旅行のダナキル砂漠特集はこちら >>ダナキル砂漠をゆく

エチオピア 神秘の景観 ソフ・オマール洞窟とワイルドライフ

ソフオマール洞窟(エチオピア) (12)

エチオピア中部の玄武岩台地の下を流れるウェブ川の流れが作り出した全長1.5キロに及ぶソフ・オマール洞窟。アフリカ最大級と言われていますが、洞窟に差し込む光の神秘的な景観とウェブ川に集まる村人、家畜たちの姿は「アフリカならでは」の景色です。

ソフオマール洞窟(エチオピア) (14)

洞窟自体は現時点では懐中電灯を持って中に入らなくてはなりませんが、川が流れ込んでいる部分は日が差し込んでいます。

ソフオマール洞窟(エチオピア) (15)

洞窟の中をウェブ川が流れています。洞窟を歩いて別の場所に出れるそうですが、体験したガイド氏によるととても観光客にお勧めできるものではない、とのことでした。

ソフオマール洞窟(エチオピア) (3) クロワシミミズク Verreaux's Eagle-Owl

洞窟内にいたクロワシミミズク Verreaux’s Eagle Owl  村人によると、この洞窟と付近の木で日中過ごしているのが観察されるそうです。「耳」のような毛、「ピンクのまぶた」が特徴的なとても大きなフクロウです。

ソフオマール洞窟(エチオピア) (4) イワハイラックス Rock Hyrax

イワハイラックス(イワダヌキ) Rock Hyrax くんもいました。

ソフオマール洞窟(エチオピア) (17)

洞窟の入り口付近のウェブ川の川岸は水を求めてやってくる村人、家畜たちで賑わっています。

ソフオマール洞窟(エチオピア) (16)

水を飲みに到着したラクダさんたち

ソフオマール洞窟(エチオピア) (18)

川に入って涼んで、水を飲んでいます。

ソフオマール洞窟(エチオピア) (5)

水浴び・洗濯にいそしむ村の女性

ソフオマール洞窟(エチオピア) (10)

活気あふれるウェブ川の川岸です。

そして、バードウォッチング。ソフ・オマール洞窟周辺からリフトバレーへと移動する途中に出会った野鳥たちです。

ソフオマール洞窟(エチオピア) (19) シロハラハイイロエボシドリ White-berried go away bird

シロハラハイイロエボシドリ White-bellied go-away-bird 村の木につがいでいました。

ソフオマール洞窟(エチオピア) (20) アカハシコサイチョウ Northern Re-billed Hornbill

アカハシコサイチョウ Northern Red-billed Hornbill ソフ・オマール洞窟の入り口の木にいました。

ソフオマール洞窟(エチオピア) (2)ツキノワテリムク Superb Starling

ツキノワテリムク Superb Starling エチオピアでは一般的で、村の木やホテルの庭などでも観察できます。

ソフオマール洞窟(エチオピア) (1) ツキノワテリムク Superb Starling

村の木に巣をつくっていました。若鳥は「ツキノワ」の白いラインがありません。

ソフオマール洞窟(エチオピア) (8) シロバシコウ White Stork

シュバシコウ White Stork 「シュ」は朱色で赤いくちばしからついた和名だそうです。ヨーロッパで繁殖し、冬にアフリカへ渡ります。

Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子

Observation : Jan 2016 , Sof Omar Cave – Ethiopia

Reference : Bale Mountains National Park “A Travelloer’s Guidebook”, Information from Mr.Armaye Wegalign, Helm Field Guide “Birds of Horn of Africa”, Mr.Tedy – Tedy Tour & Travel service, Wikipedia (EN,JP)

★エチオピアのワイルドライフ、バレマウンテン国立公園に訪れるツアー2016-2017

バレマウンテン国立公園とリフトバレー湖沼群 アフリカ最後のオオカミを求めて

固有種の宝庫 エチオピア自然紀行

 

 

 

 

チトワンのジャングル・アクティビティ エレファント・サファリ

チトワン エレファントサファリ Chitwan Elephant Safari (12)

チトワンのジャングル・アクティビティと言えば、エレファント・サファリ(象の背中に乗ってのジャングルサファリ)。

>>チトワン国立公園についてはこちら 西遊旅行ネパールみどころMAP ”チトワン国立公園”

>>チトワン国立公園のサファリ事情についてはこちら

チトワンで一番人気のジャングル・アクティビティ、エレファント・サファリの紹介です。

「チトワン国立公園事情 Chitwan National Park」でご案内した通り、エレファント・サファリはチトワン国立公園内ではなく隣接するコミュニティ・フォレストで行われます。

その内容は宿泊するホテル(ロッジ)によって異なり、ロッジが所有するゾウで行われるサファリとコミュニティ・フォレストが所有するゾウで行うエレファント・サファリがあります。

ロッジにより、サファリが手配される場所が異なりますので、「イメージ」としてご覧ください。

チトワン エレファントサファリ Chitwan Elephant Safari (2)

通常1~2時間程度のサファリで、象の背には木製あるいは金属製の輿があり、ここに2~4人座ります。

チトワン エレファントサファリ Chitwan Elephant Safari (3)

象に乗ったら、エレファント・サファリのスタートです。ゾウの歩みにあわせて籠が揺れますのでしっかり掴まり、そして木の枝などにぶつからないよう前を向いて乗るようにしましょう。跳ね返ってくる枝にも注意です。象には道などありません。

チトワン エレファントサファリ Chitwan Elephant Safari (4)

インドサイ (Indian Rhinoceros、 Greater One-horned Rhinoceros )、発見!

チトワン エレファントサファリ Chitwan Elephant Safari (5)

チトワン国立公園とその周辺では確実にインドサイの個体数が増えてきているそうです。

チトワン エレファントサファリ Chitwan Elephant Safari (6)

その他にも、野生動物との出会いもあります。これはホエジカ(Barking Deer)の雄がケンカしているところ。

揺れるゾウの背中からの写真撮影、大変です。カメラを落とさないように注意です。

チトワン エレファントサファリ Chitwan Elephant Safari (7)

これはアクシスジカ(Spotted Deer)の親子。草むらからこちらを観察していました。

鹿たちはたくさんいるのですが、草むらの中にいて、象の背中からはちょっと観察しにくいです。

チトワン エレファントサファリ Chitwan Elephant Safari (8)

エレファントサファリの中には、ラプテイ川を渡るルートもあります。

●エレファントサファリ、ソウラハ

インドサイを探してラプティ川を進むゾウさん

チトワン エレファントサファリ Chitwan Elephant Safari (10)

インドサイを見つけました!

チトワン エレファントサファリ Chitwan Elephant Safari (11)

近寄りすぎるとサイが怒ってしまうので、少し離れて観察しましょう。

チトワン エレファントサファリ Chitwan Elephant Safari (12)

ラプティ川を進むゾウさん、背中にはたくさんの観光客。以前は外国人観光客だけのサファリでしたが、今はネパールの国内旅行客が増え、家族で楽しんでいます。

チトワン エレファントサファリ Chitwan Elephant Safari (13)

戻ってきたゾウさん、本当にお疲れ様です。

チトワン エレファントサファリ Chitwan Elephant Safari (14)

ゾウさん、ありがとう!

Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子

Observation : Nov2009, Nov 2013 Community Fores of  Sauraha,– Nepal

Reference : Information from Mr.Jeeban Sakya, Wikipedia(EN)

★ネパールのチトワン・サファリやバードウォッチングの手配は、西遊ネパール(ネパール) 、西遊旅行(東京・大阪)にて承ります。お気軽にお問い合わせください。

チトワン国立公園事情 Chitwan National Park

●チトワン・エレファントサファリ

チトワン国立公園 Chitwan National Parkについて

ネパール中央のタライ平原にある国立公園で東西80km、南北23kmの広大な国立公園。1961年にはサイ保護区に、1973年には国立公園に指定され、1984年にはユネスコの世界自然遺産にも指定されました。インドサイを見るエレファント・サファリで人気がありますが、野鳥の数でも知られ世界中のバードウォッチャーがやってきます。

>チトワン国立公園についてはこちら<ネパールみどころマップ、チトワン>

「チトワン」のサファリ事情

チトワン国立公園のサファリですが、これがちょっと複雑です。ネパールや日本の旅行会社で「チトワン国立公園」と言っているものの多くは国立公園内に入るのではなく、隣接するコミュニティ・フォレストでのサファリを指すことが多いのです。これにさらに政治的な事情もからみ、2012年には国立公園内の宿泊施設(かの有名なタイガートップスなど)がすべて営業停止となったりするなど、軍が管理しているこの国立公園の事情はころころ変わっています。

現在(2016年4月)のチトワン国立公園ではジープ・サファリ(サファリカーで園内をめぐる)と一部ウォーキングのみが認められており、川下りやエレファント・サファリ(象の背中に乗ってのサファリ)はすべて園外のコミュニティ・フォレストで行われています。チトワン地区のホテルのパッケージに含まれているエレファント・サファリやカヌーの川下りはこれになります。国立公園外だからと言って動物が見えないわけではありません。国立公園の森とコミュニティ・フォレストの森の間に境界線としてラプティ河が流れているだけで、動物たちにとっては同じ「森」。インドサイは両方の森にいますし、鹿類はコミュニティ・フォレストのほうが多いようにさえ感じます。ワニもソウラハの町に近い河沿いの方が多くいます。エレファント・サファリとカヌー川下りはまちがいなく、チトワン・サファリのハイライトです。

チトワンでのサファリ・アクテビティについてですが、これらの手配は宿泊するホテル・ロッジが仕切っており、どの場所でするか、どのようなサービスかなど場所により異なりますので、「イメージ」としてご覧ください。

●エレファントサファリ、ソウラハ

チトワンを代表するアクテビティがエレファント・サファリ。象の背中に2~4人乗って、インドサイとの出会いをもとめてチトワンの森を歩きます。

●インドサイ

エレファント・サファリで出合ったインドサイ。ホテルやロッジの所有するMy ゾウさんで行うサファリもお勧めです。

●ラプティ河カヌー

ラプティ川のカヌーによる川下りです。一見不安定に見える丸太をくりぬいて作った船ですが、乗ったら意外と安定していて、岸辺の水鳥やワニを観察できます。

●ラプティジ川の朝もや

ラプティ川の向こうのチトワン国立公園。この付近は毎朝、朝霧が出て美しい景色を見ることができます。

●チトワン国立公園 ジープサファリ

チトワン国立公園内でのジープサファリ。公園内にはインドサイ、そしてベンガルトラが生息(2016年4月に120頭)しています。軍によって管理された園内は森、小さな湖が点在し、動物の観察、バードウォッチングに適しています。

●エレファント・ブリーディングセンター

そして、もう一か所人気があるのが、ゾウさんの繁殖所となっているエレファント・ブリーディングセンターElephant Breeding Center。朝、夕方に行くとたくさんのゾウ、時期によってはゾウの赤ちゃんや子供がいます。野生のゾウの雄は、ここにいる雌を目当てに付近の森を徘徊しているそうです。

 

Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子

Observation : Nov2009, Nov 2013 Community Fores of  Sauraha, Mar 2016 Chitwan National Park– Nepal

Reference : Information from Mr.Jeeban Sakya, Wikipedia(EN)

■ ネパールのチトワン・サファリやバードウォッチングの手配は、西遊ネパール(ネパール) 、西遊旅行(東京・大阪)にて承ります。

オマーンの野鳥 ホール・ルーリのラグーンとサムフラム遺跡

サムハラム遺跡とホールルーリのラグーン (3)

アラビア半島はオマーンのドファール地方、ホール・ルーリで出会った野鳥・ラクダたちです。

 サムフラム遺跡について

港町タカの東約7キロメートルのホール・ルーリにある遺跡。かつて乳香交易で栄えたサムフラムという都遺跡で、貯蔵庫や城壁に囲まれた町の跡、神殿跡が残されています。アラビア半島南部における乳香の重要な交易路にあり、アル・バリード遺跡、シスル(ウバール)遺跡、ワディダウカの遺跡とともに、2000年に「乳香の道」の名称で世界遺産(文化遺産)に登録されました。

遺跡は、発掘により紀元前2世紀のハドラマウト時代にさかのぼるとされ、都市は7世紀ごろに廃墟になったと考えられてます。また、「シバの女王」の宮殿があると、ガイドブックに書かれていますが考古学的根拠はないようです。

発見された碑文と発掘品により、この都市が「サムハラム」と呼ばれていたこと、ハドラマウトの王家により創建され移民が暮らしたこと、古来よりドファール地方は乳香の産地であり、ハドラマウト王国はこの価値ある乳香をコントロール下におき、ホール・ルーリはその積出港として利用されたことがわかってきました。

城壁で囲まれた都市遺跡の周囲はかつて海とつながっていたホール(Khor、ラグーン、入り江のこと)があり、港の跡も残っています。いまは、砂でせき止めらていますが、フラミンゴや水辺の野鳥が集まっています。

サムハラム遺跡とホールルーリのラグーン (1)

インド洋を臨むホール・ルーリの都市遺跡

サムハラム遺跡とホールルーリのラグーン (2)

ラクダがビーチを闊歩。

サムハラム遺跡とホールルーリのラグーン (6)

ラグーンにはたくさんの水鳥が集まっています。

サムハラム遺跡とホールルーリのラグーン (7)

オオフラミンゴ Greater Flamingo 灰色の体の子は幼鳥です。

サムハラム遺跡とホールルーリのラグーン (11) ヘラサギ

Eurasian Spoonbill ヘラサギ ユーラシア大陸中部で繁殖し、冬は中東~アジアへと越冬に来る渡り鳥です。

サムハラム遺跡とホールルーリのラグーン (9)

Yellow Wagtail ツメナガセキレイ 世界各地の湿地で見られる野鳥ですが多様な模様をしています。

サムハラム遺跡とホールルーリのラグーン (10) ミサゴ

Osprey ミサゴ アラビア半島全域の水のある場所で見られるミサゴ。白い冠に黒いマスクのような模様がカッコイイです。魚を捕食するので「魚鷹」とも。

サムハラム遺跡とホールルーリのラグーン (4)

ホール・ルーリの訪問は夕方がお勧めです。遺跡に夕日があたり、放牧から帰ってくるラクダの姿、そして捕食にいそしむ野鳥たちの姿を見ることができました。

Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子

Observation : Nov 2015, Khor Rouri, Dofar – Oman

Reference : Helm Field Guids “Birds of Middle East”,  Wikipedia (EN)

 

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オマーンのラクダとアラビアテリムク

アラビアテリムクとラクダ オマーン (8)

オマーンではラクダは砂漠より海岸にいることが多い・・・オマーンを旅して10日目、このことに気がつきました。首都マスカットを中心とする北部ではラクダを見かけることはほとんどありませんが、南部ドファール地方はラクダがたくさん放牧されています。しかも海岸で。

アラビアテリムクとラクダ オマーン (7)

海岸で草を食むラクダたち、中には海草を食べている子も。

アラビアテリムクとラクダ オマーン (13)

海岸であごを出して寝ている子供ラクダたち。この地方でラクダを放牧しているのは「ジェバリ」と呼ばれるラクダ放牧をなりわいとしている人たち。都会から来たオマーン人のガイドはまとめて「ベドウィン」と呼んでいます。オマーンではミルク用、肉用、レース用にラクダが飼育されています。

アラビアテリムクとラクダ オマーン (10)

ラクダの耳を掃除するアラビアテリムクを発見。アラビアテリムク Tristram’s Starlingはアフリカ~アラビア半島西側で見られるムクドリで、オマーンではこのドファール地方でだけ見られます。羽を広げたときに羽の半分が茶色くみえることから、トリストラムクリバネテリムクとも呼ばれています。

アラビアテリムクとラクダ オマーン (11)

ラブリーな光景。

アラビアテリムク

左側の頭が青っぽいのがオス、右側の頭が黒っぽいのがメスです。ドファール地方の海岸のあちこちで観察され、特にラクダと一緒にいることが多い鳥です。

アラビアテリムクとラクダ オマーン (5)

ラクダたちが次の放牧地へと移動していきます。

アラビアテリムクとラクダ オマーン (6)

アラビア半島の海岸を闊歩するラクダたちでした。

Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子

Observation : Nov 2015, Mughsayl, Fizayah – Oman

Reference : Princeton Field Guides “Bird of the Middle East”, Wikipedia(EN)

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