カテゴリー別アーカイブ: ガラパゴスアシカ Galapagos Sea Lion

ラパスでカリフォルニアアシカと泳ぐ ~ Dive with California Sea Lion !

バハ・カリフォルニア ラパス カリフォルニアアシカ La paz Baja California Sea Lion Dive with Sea Lion カリフォルニアアシカと泳ぐ アシカダイビング (13)

アシカと泳げる海 – メキシコ、バハ・カリフォルニア・スルのラパスから訪れたロス・イスロテス Los Islotesの紹介です。

以前はバハ・カリフォリニア半島全体を「バハ・カリフォルニア」と呼んでいましたが、昨今は南北に分け、北緯28度線から南を「バハ・カリフォリニア・スル Baja California Sur」と呼びます。州都はラパスで、ロス・カボス(カボ・サン・ルーカス)やびサン・ホセ・デル・カボなど、観光やリゾートの拠点がめじろ押しの地域です。

バハ・カリフォルニア ラパス カリフォルニアアシカ La paz Baja California Sea Lion Dive with Sea Lion カリフォルニアアシカと泳ぐ アシカダイビング (14)

その州都ラパス La Pazからボートで1時間20分ほど海に出たところにあるのがロス・イスロテス Los Islotes。「コルテス海 Sea of Cortez」 とも呼ばれるカリフォルニア湾にある「岩、岩礁」です。

カリフォルニア湾はバハ・カリフォルニア半島と北米大陸の間にある細長い湾で、幅100~250キロ、長さ1100キロをほぼ南北に伸びています。世界の海生哺乳類の4割が観察されることから2005年に「カリフォルニア湾の島々と自然保護区」として世界遺産に登録された海です。

バハ・カリフォルニア ラパス カリフォルニアアシカ La paz Baja California Sea Lion Dive with Sea Lion カリフォルニアアシカと泳ぐ アシカダイビング (15)

カリフォルニアアシカのいる岩礁を見ると、シュノーケリングをしている人たちの姿が。この岩礁はカリフォルニアアシカの繁殖地となっていて、5~8月の繁殖期に生まれた赤ちゃんたちが10~11月になるとシュノーケラーやダイバーに興味を示し、遊んでくれるのです。ちなみに大人アシカは遊んではくれません。

バハ・カリフォルニア ラパス カリフォルニアアシカ La paz Baja California Sea Lion Dive with Sea Lion カリフォルニアアシカと泳ぐ アシカダイビング (1)

海に入って、ガイドの案内でアシカがよく遊びに来るポイントへ行くと、さっそく私たちのところへ降りてきてくれました!

バハ・カリフォルニア ラパス カリフォルニアアシカ La paz Baja California Sea Lion Dive with Sea Lion カリフォルニアアシカと泳ぐ アシカダイビング (7)

めっちゃ近づいてくれます!

バハ・カリフォルニア ラパス カリフォルニアアシカ La paz Baja California Sea Lion Dive with Sea Lion カリフォルニアアシカと泳ぐ アシカダイビング (8)

このあと、カメラにかぶりつきました。もう、これは、かなり可愛い。

バハ・カリフォルニア ラパス カリフォルニアアシカ La paz Baja California Sea Lion Dive with Sea Lion カリフォルニアアシカと泳ぐ アシカダイビング (2)

ガイドのチャベロさんの泡リングをくぐりながら降りています。そして最後にはチューです!

バハ・カリフォルニア ラパス カリフォルニアアシカ La paz Baja California Sea Lion Dive with Sea Lion カリフォルニアアシカと泳ぐ アシカダイビング (5)

「もっと泡リング出して」と要求しているかのように、ガイドさんの手をかむ子供アシカ。

バハ・カリフォルニア ラパス カリフォルニアアシカ La paz Baja California Sea Lion Dive with Sea Lion カリフォルニアアシカと泳ぐ アシカダイビング (6)

元気な子供アシカは、ダイバーの手、フィン、オクトパス、Go Proなどなんでもかじりたがります。一番遊びたい時期なのでしょう。

バハ・カリフォルニア ラパス カリフォルニアアシカ La paz Baja California Sea Lion Dive with Sea Lion カリフォルニアアシカと泳ぐ アシカダイビング (9)

2本目のダイブは砂地でアシカがよく遊びに来るポイントへ。アシカがパシフィック・クレオール・フィッシュ Pacific Creole Fishを蹴散らしています。

バハ・カリフォルニア ラパス カリフォルニアアシカ La paz Baja California Sea Lion Dive with Sea Lion カリフォルニアアシカと泳ぐ アシカダイビング (11)

砂地でじゃれるアシカ。カリフォルニアアシカは、日本の水族館にいる一般的なアシカで、普通に「アシカ」というとこの種を指します。近縁種に「ガラパゴスアシカ」と絶滅した「ニホンアシカ」がいます。

バハ・カリフォルニア ラパス カリフォルニアアシカ La paz Baja California Sea Lion Dive with Sea Lion カリフォルニアアシカと泳ぐ アシカダイビング (10)

とてもよく遊ぶアシカの子供たち。

バハ・カリフォルニア ラパス カリフォルニアアシカ La paz Baja California Sea Lion Dive with Sea Lion カリフォルニアアシカと泳ぐ アシカダイビング (13)

そして砂地に横たわってカメラを見つめてくれました。

バハ・カリフォルニア ラパス カリフォルニアアシカ La paz Baja California Sea Lion Dive with Sea Lion カリフォルニアアシカと泳ぐ アシカダイビング (16)

ロス・イスロテスからラパスへの帰路、アメリカグンカンドリ Magnificent Figatebirdの繁殖地に立ち寄ってもらいました。アメリカグンカンドリはメキシコからガラパゴス諸島、カリブ・中米にかけて分布する鳥です。

バハ・カリフォルニア ラパス カリフォルニアアシカ La paz Baja California Sea Lion Dive with Sea Lion カリフォルニアアシカと泳ぐ アシカダイビング (18)

のどを赤く膨らませるオスや巣材の枝の奪い合いなどの求愛行動が観察されました。そのほか、ミサゴ Osprey、カツオドリ Brown booby、アオツラカツオドリ Masked boobyなどが観察できました。

 

Photo & text : Mariko SAWADA

Observation : Dec 2021, Los Islotes, La Paz, Baja California Sur, Mexico

ガラパゴス諸島-33 サンタクルス島 ハイランドとプエルト・アヨーラ

プエルト・アヨーラ Puero Ayora 魚市場 Fish Market サンタクルス島 Santa Cruz Island (9)

ガラパゴス諸島の真ん中にあって、観光の中心がサンタクルス島。「アイランド・ホッピング」スタイルの旅が提供されるようになってから島の様子は大きく変わりました。たくさんの宿、ショップがありクルーズ船から降りてきた観光客も含めて大変賑わっています。

2週間のクルーズの間、食料の補給もありプエルト・アヨーラへは2度訪問しました。

チャールズダーウィン研究所 サンタクルス島 Santa Cruz Island (8)

まず訪問したのがチャールズ・ダーウィン研究所 Charles Darwin Research Station 。ゾウガメの歴史とゾウガメの繁殖努力に関する展示などのほか、園内はフィンチの種数が一度に見られる場所でもあります。また、あの有名なロンサムジョージの亡骸も展示されています。

ガラパゴスゾウガメGiant Tortoise ハイランド Highland サンタクルス島 Santa Cruz Island (1)

そして、郊外のハイランドへ。ハイランドにある農園にガラパゴスゾウガメがやってくる場所があり、簡単に出会うことができます。

ガラパゴスゾウガメGiant Tortoise ハイランド Highland サンタクルス島 Santa Cruz Island (2)

近づいて撮影。

ガラパゴスゾウガメGiant Tortoise ハイランド Highland サンタクルス島 Santa Cruz Island (3)

池にいるガラパゴスゾウガメ。

ガラパゴスホオジロオナガガモ Galapagos White-cheeked Pintail サンタクルス島 Santa Cruz Island (3)

ガラパゴスゾウガメのくつろぐ池では、ホオジロオナガガモ White-cheeked Pintail の亜種、ガラパゴスホオジロオナガガモ Galapagos White-cheeked Pintail がいました。サンタクルス島で繁殖しています。

ガラパゴスメンフクロウ Galapagos Barn Owl サンタクルス島 Santa Cruz Island (5)

また、ハイランドからの帰りに立ち寄った「溶岩洞窟ウォーク」の入り口でメンフクロウ Barn Owlを発見。メンフクロウの亜種で、ガラパゴスメンフクロウ Galapagos Barn Owlです。

ガラパゴスメンフクロウ Galapagos Barn Owl サンタクルス島 Santa Cruz Island (6)

手ぶらで「溶岩洞窟」を歩くつもりだったのが、バスにカメラを取りに戻り、撮影です。

プエルト・アヨーラ Puero Ayora 魚市場 Fish Market サンタクルス島 Santa Cruz Island (12)

そしてプエルト・アヨーラ Puerto Ayora の町。これは魚市場の屋根を見上げたところです。グンカンドリたちの姿。

プエルト・アヨーラ Puero Ayora 魚市場 Fish Market サンタクルス島 Santa Cruz Island (13)

魚市場ではガラパゴスアシカも店員のように居座っていました。

プエルト・アヨーラ Puero Ayora 魚市場 Fish Market サンタクルス島 Santa Cruz Island (10)

期待いっぱいで待つ、カッショクペリカン、ガラパゴスアシカ、ウミイグアナ。ウミイグアナは魚に食らいついています。海藻以外も食べるんですね。ラクして食にありつきたいのは、みな同じのようです。

プエルト・アヨーラ Puero Ayora 魚市場 Fish Market サンタクルス島 Santa Cruz Island (11)

こちらも魚をもらいました。エル・ニーニョで野生動物たちが餌をとるのに困ったときには多くの動物がこの魚市場にやってきたといいます。

Santa Cruz Brewery サンタクルス島 Santa Cruz Island

そして私たちも、サンタクルス島の生ビールにありつきました!

Photo & Text  :Mariko SAWADA

Observation : Apr-May 2019, Puerto Ayora  – Santa Cruz Island, Galapagos Islands, Ecuador

Reference : Angelito Ⅱ & Maja Homberger,  Tomo Akiyama 秋山知伸

参考文献:「ガラパゴス博物学」-孤島に生まれた進化の楽園 写真・文:藤原幸一氏

ガラパゴス諸島-28  ガラパゴスアシカと白砂のビーチ エスパニョーラ島・ガードナーベイ

ガラパゴスアシカ Galapagos Sea Lion Española Island Gardner Bay ガードナーベイ エスパニョーラ島  (1)

ガラパゴス諸島内屈指の美しい白砂のビーチ、ガラパゴスアシカの楽園・・・エスパニョーラ島  Española Island の ガードナーベイ Gardner Bayは、海岸で寝そべるガラパゴスアシカを見ながら何時間も過ごせるような場所でした。

エスパニョーラ島 Española Island はガラパゴス諸島で最も南にあり、最も古く、地理的にも隔離されていて固有種で知られる島。なんといってもハイライトは「ガラパゴスアホウドリ」なのですが、その前に上陸したこのガードナーベイは本当に心癒される場所でした。

海岸のガラパゴスアシカ達たち、エスパニョーラ島で見られる体の色が赤いウミイグアナ、シュノーケリングで見たネブリブカ・・・1分ほどの動画です。

ガラパゴスアシカ Galapagos Sea Lion Española Island Gardner Bay ガードナーベイ エスパニョーラ島  (2)

眠るガラパゴスアシカ

ガラパゴスアシカ Galapagos Sea Lion Española Island Gardner Bay ガードナーベイ エスパニョーラ島  (4)

眠るガラパゴスアシカ

ガラパゴスアシカ Galapagos Sea Lion Española Island Gardner Bay ガードナーベイ エスパニョーラ島  (3)

眠るガラパゴスアシカ….

ガラパゴスアシカ Galapagos Sea Lion Española Island Gardner Bay ガードナーベイ エスパニョーラ島  (10)

海岸はガラパゴスアシカだらけです。赤ちゃんがおっぱいをもらっている光景も。

ウミイグアナ Marine Iguana Española Island Gardner Bay ガードナーベイ エスパニョーラ島  (7)

体の色が赤い、エスパニョーラ島のウミイグアナ

ウミイグアナ Marine Iguana Española Island Gardner Bay ガードナーベイ エスパニョーラ島  (8)

ウミイグアナ

ウミイグアナ Marine Iguana Española Island Gardner Bay ガードナーベイ エスパニョーラ島  (6)

私たちのアンヘリート号とウミイグアナ@ガードナーベイ。

Photo & Text  :Mariko SAWADA

Observation : May 2019, Gardner Bay / Playa Gardner -Española Island, Galapagos Islands, Ecuador

Reference : Angelito Ⅱ & Maja Homberger,  Tomo Akiyama 秋山知伸

参考文献:「ガラパゴス博物学」-孤島に生まれた進化の楽園 写真・文:藤原幸一氏

ガラパゴス諸島-27 ラビダ島 ガラパゴスアシカとウミイグアナと泳ぐ

ラビダ島 Rabida Island

ラビダ島 Rabida Island に上陸です。酸化鉄を含む赤い砂のビーチ、そこから少し内陸に歩くとラグーンがあり、季節によってはフラミンゴや渡り鳥が見られます。が、私たちが訪問した時にはたいへん静かで、アメリカミヤコドリのペアがラグーンの岸を歩いていました。

その後、ボートからシュノーケリングです。ここでは赤い岩の海岸にそってシュノーケリングしましたが、ガラパゴスアシカ、そしてウミイグアナと遭遇。ウミイグアナは海底にへばりついているものと思っていたのですが、顔を出して泳ぐ姿でした。

ラビダ島は大きなガラパゴスアシカのコロニーがありましたが、エル・ニーニョの影響で数が激減し、個体数の回復が待たれています。

Photo & Text  :Mariko SAWADA

Observation : May 2019, Rabida Island, Galapagos Islands, Ecuador

Reference : Angelito Ⅱ & Maja Homberger,  Tomo Akiyama 秋山知伸

参考文献:「ガラパゴス博物学」-孤島に生まれた進化の楽園 写真・文:藤原幸一氏

ガラパゴス諸島-23 ヘノベサ島 Prince Philip’s Step ガラパゴスアシカと泳ぐ

Swim with galapagos Sea Lion ガラパゴスアシカと泳ぐ Genovesa Island

ガラパゴス諸島、海鳥の楽園ヘノベサ島 Genovesa Island のPrince Philip’s Stepのシュノーケリングで出会ったガラパゴスアシカの動画です。

Prince Philip’s Stepの断崖は海鳥の営巣地。透明度は??な感じですが、ガラパゴスアシカ3頭がずっと遊んでくれたシュノーケリングでした。

ガラパゴスアシカと泳ぐ Prince Philip’s Step |西遊旅行

Photo & Text  :Mariko SAWADA

Observation : April 2019, Prince Philip’s Step – Genovesa Island, Galapagos Islands, Ecuador

Reference : Angelito Ⅱ & Maja Homberger,  Tomo Akiyama 秋山知伸

ガラパゴス諸島-14 フロレアナ島 デビルズクラウンのシュノーケリング ガラパゴスアシカと泳ぐ

フロレアナ島 デビルズクラウン Devils Crown Galapagps SeaLion ガラパゴスアシカ  (3)

フロレアナ島にある、火山が海に沈んで「王冠」のような形になった岩礁が「デビルズクラウン Devils Crown」。ガラパゴス諸島のシュノーケリングサイトの中でも人気のある場所ですが、日によっては潮の流れが強いので注意が必要です。エントリーしてから「王冠」の周りにあたる岩礁にそって泳ぎ、最後に「王冠」の中に入って再び出てきました。たくさんのお魚、そして何よりも透明度のいい環境でガラパゴスアシカと遭遇できたことは、皆さん大喜び。1分ほどの動画です。

フロレアナ島・デビルズクラウンのシュノーケリング ガラパゴス諸島|西遊旅行

フロレアナ島 デビルズクラウン Devils Crown Steel Pompano  (4)

Dusky Chub

フロレアナ島 デビルズクラウン Devils Crown  King Angelfish yellow-tailed Surgeonfish(2)

King Angelfish と Yellow-tailed Surgeonfish

Galapagps SeaLion ガラパゴスアシカ  フロレアナ島 デビルズクラウン Devils Crown  (5)

そしてガラパゴスアシカ Galapagos Sea Lion にもてあそばれていた秋山さん。

あっという間の1時間・・・。船に戻り、フロレアナ島のポストオフィスベイを訪問。そして、サンタクルス島航路へ。たくさんのイルカに囲まれての航行でした。

Photo & Text  :Mariko SAWADA

Observation : April 2019, Devils Crown – Floreana Island, Galapagos Islands, Ecuador

Reference : Angelito Ⅱ & Maja Homberger,  Tomo Akiyama 秋山知伸,

参考図書:WILDLIFE OF THE GALAPAGOS(Princeton Pocket Guides)

ガラパゴス諸島-12 イサベラ島 プエルトヴィジャミル

ガラパゴスアシカ Galapagos Sea Lion ガラパゴス諸島 イサベラ島 プエルト・ビジャミル Puerto Villamil (16)

イサベラ島はガラパゴス諸島で1番大きな島ですが、人が住む島としては3番目。サンタクルス島のプエルトアヨーラと違い、人と動物たちの距離が近い「イメージしていたガラパゴスの港町」がプエルトヴィジャミル Puerto Villamil です。

ガラパゴスアシカ Galapagos Sea Lion ガラパゴス諸島 イサベラ島 プエルト・ビジャミル Puerto Villamil (14)

上陸すると海岸のベンチではガラパゴスアシカ Galapagos Sea Lion がヒトと同じ行動をしていました。

ウミイグアナ Marine Iguanaガラパゴス諸島 イサベラ島 プエルト・ビジャミル Puerto Villamil (12)

ウミイグアナ Marine Iguanaも道路でひなたぼっこ。港から少し歩いたところからバスに乗り、アルセド火山を目指しました。

ガラパゴスベニタイランチョウ Galapagos Vermilion Flycatcher ガラパゴス諸島 イサベラ島 プエルト・ビジャミル Puerto Villamil (4)

アルセド火山を目指し上陸しましたが、お天気が悪く火山の火口は雲の中。火山口へと歩く手前の廃屋の付近でガラパゴスベニタイランチョウ Galapagos Vermilion Flycatcher が見られるかも・・との情報で探してみると、いました。 オスのガラパゴスベニタイランチョウ Galapagos Vermilion Flycatcher 、雨で羽が濡れていました。個体数が減っていて種の存続が心配されている鳥です。

ガラパゴスベニタイランチョウ Galapagos Vermilion Flycatcher ガラパゴス諸島 イサベラ島 プエルト・ビジャミル Puerto Villamil (3)

森の中にメスのガラパゴスベニタイランチョウ Galapagos Vermilion Flycatcher 。

ガラパゴスベニタイランチョウ Galapagos Vermilion Flycatcher ガラパゴス諸島 イサベラ島 プエルト・ビジャミル Puerto Villamil (2)

そばまで来てくれました ♪

ガラパゴスベニタイランチョウ Galapagos Vermilion Flycatcher ガラパゴス諸島 イサベラ島 プエルト・ビジャミル Puerto Villamil (1)

お客さまの撮影された、オスのガラパゴスベニタイランチョウ Galapagos Vermilion Flycatcher。アルセド火山では景色が見れず残念でしたが、そのぶんガラパゴスベニタイランチョウの観察に時間が取れました。

オオフラミンゴ Greater Flamingo ガラパゴス諸島 イサベラ島 プエルト・ビジャミル Puerto Villamil (7)

ガラパゴスゾウガメの繁殖センターから海岸にかけて散策路があり、ラグーンに集まる生き物を観察できます。ベニイロフラミンゴ American Flamingo。

バン Common Gallinue ガラパゴス諸島 イサベラ島 プエルト・ビジャミル Puerto Villamil (9)

バン Common Gallinule

ガラパゴスホオジロオナガガモ Galapagos White-cheeked Pintail ガラパゴス諸島 イサベラ島 プエルト・ビジャミル Puerto Villamil (6)

ガラパゴスホオジロオナガガモ  Galapagos White-cheeked Pintail 。ホオジロオナガガモの3亜種の一種だそうです。

ウミイグアナ Marine Iguana ガラパゴス諸島 イサベラ島 プエルト・ビジャミル Puerto Villamil (10)

海岸へ行くと小さいサイズのウミイグアナたちが。その後ろでは観光客がビーチに寝そべっています。

ウミイグアナ Marine Iguana ガラパゴス諸島 イサベラ島 プエルト・ビジャミル Puerto Villamil (15)

港に近いビーチにある Iguana Guesthouse 。ウミイグアナがまるでオブジェのように並び日光浴をしていました。

ウミイグアナ Marine Iguana ガラパゴス諸島 イサベラ島 プエルト・ビジャミル Puerto Villamil (11)

ゲストハウスの塀でひなたぼっこ、ウミイグアナ。

ガラパゴスアシカ Galapagos Sea Lion ガラパゴス諸島 イサベラ島 プエルト・ビジャミル Puerto Villamil (13)

港へ戻ると、公園のベンチではやはりガラパゴスアシカが寝ていました。

ガラパゴス諸島 イサベラ島 プエルト・ビジャミル Puerto Villamil (17)

船着き場を占拠するガラパゴスアシカ。ここは彼らのものです。

ガラパゴス諸島 イサベラ島 プエルト・ビジャミル Puerto Villamil (18)

夕日がイサベラ島に落ちていきます。雲に覆われたアルセド火山、雨の中でのガラパゴスベニタイランチョウ探し、人と動物が一緒にいるプエルトヴィジャミルの海岸・・・。

イサベラ島ともこれでお別れです。

Photo & Text  :Mariko SAWADA

Observation : April 2019, Puerto Villamil – Isabela Island, Galapagos Islands, Ecuador

Reference : Angelito Ⅱ & Maja Homberger,  Tomo Akiyama 秋山知伸

参考文献:「ガラパゴス博物学」-孤島に生まれた進化の楽園 写真・文:藤原幸一氏

ガラパゴス諸島-10 イサベラ島 エリザベス湾・マングローブ林を泳ぐガラパゴスペンギン

イサベラ島 エリザベス湾 Isabela Island Elizabeth Bay ガラパゴスペンギン Galapagos Penguin (3)

マングローブ林を泳ぐガラパゴスペンギン・・・そんな不思議な光景を見ることができるのがイサベラ島のエリザベス湾 Elizabeth Bay 。もともと赤道直下にペンギンがいること自体が不思議な存在なのに、さらにマングローブ林で採餌している様子は輪をかけて素敵です。

イサベラ島 エリザベス湾 Isabela Island Elizabeth Bay (2)

海岸は溶岩とマングローブ林に囲まれ、ガラパゴスペンギンだけでなく多くの海鳥や海に暮らす生き物のシェルターとなっているのがエリザベス湾です。ここでは上陸は許可されず、ディンギーからの観察になります。シーカヤックをする人もお勧めの場所だそうです。

イサベラ島 エリザベス湾 Isabela Island Elizabeth Bay ウシバナトビエイ属 Golden Cownose Ray (8)

Golden Cownose Ray ウシバナトビエイ属。マングローブ林では波が少なく、海の中を移動する生き物をディンギーから見ることができました。

イサベラ島 エリザベス湾 Isabela Island Elizabeth Bay ガラパゴスアオウミガメ Galapagos Green Turtle (4)

アオウミガメ Galapagos Green Turtleです。アオウミガメは本当にたくさんいて、2~3頭がすれ違ったり、マングローブにつかまって休んでいたりしていました。

イサベラ島 エリザベス湾 Isabela Island Elizabeth Bay ガラパゴスアオウミガメ Galapagos Green Turtle (6)

顔をあげたアオウミガメ。

イサベラ島 エリザベス湾 Isabela Island Elizabeth Bay ガラパゴスアシカ Galapagos Sea Lion (7)

ガラパゴスアシカ Galapagos Sea Lionです。満潮の時に木の上に乗り、寝ている間に潮が引いたのですね!

イサベラ島 エリザベス湾 Isabela Island Elizabeth Bay ガラパゴスササゴイ Lava Heron(11)

魚を狙うガラパゴスササゴイ Lava Heron の若鳥。

イサベラ島 エリザベス湾 Isabela Island Elizabeth Bay ガラパゴスコバネウ Flightless Cormorant (9)

マングローブ林を出て、母船に戻る途中、ガラパゴスコバネウ Flightless Cormorant の姿も!。

Photo & Text  :Mariko SAWADA

Observation : April 2019, Elizabeth Bay – Isabela Island, Galapagos Islands, Ecuador

Reference : Angelito Ⅱ & Maja Homberger,  Tomo Akiyama 秋山知伸

ガラパゴス諸島-3 モスケラ島上陸

ハラパゴス諸島 ガラパゴスアシカ galapagos sea Lion モスケラ島 Mosquera Island (5)

ノースセイモア島とバルトロメ島の間にある白砂のに覆われた小さな平らな島がモスケラ島。空港のあるバルトロメ島に近いためクルーズの最初か最後に訪問する船が多いようです。

ハラパゴス諸島 モスケラ島 Mosquera Island (7)

この島はガラパゴス諸島の島の中でもある程度自由に歩くことができる島。朝一番に上陸した時は誰もいませんでしたがすぐに島は訪問客であふれました。ここはガラパゴスアシカが多く、たっぷり観察できます。

ハラパゴス諸島 モスケラ島 Mosquera Island ガラパゴスアシカ galapagos sea Lion (2)

ガラパゴスの固有種、ガラパゴスアシカ Galapagos Sea Lion。北米西海岸のカリフォルニアアシカの近縁種で大昔に北半球から移動してきたものと考えられています。ちなみに同じ近縁種に絶滅したニホンアシカがいました。保護されることなく地球から永久に失われたアシカが日本にいたことは、このアシカたちを見るたびに思い出されました。

ハラパゴス諸島 ガラパゴスアシカ galapagos sea Lionモスケラ島 Mosquera Island (3)

授乳中のガラパゴスアシカ。1年に1頭の子供を産み、授乳は1年以上続きます。そのため、「兄弟」でお乳をねだる光景も見られるそうです。

ハラパゴス諸島 カッショクペリカン Brown pelican モスケラ島 Mosquera Island (4)

羽繕いするカッショクペリカン Brown Pelicanの若鳥。本当に褐色です。

ハラパゴス諸島 カッショクペリカンとクロアジサシ Brown Noddy モスケラ島 Mosquera Island (10)

海岸からはカッショクペリカンが海に突っ込んでいく光景を何度も見ましたが、クロアジサシ Brown Noddyとペアでいる姿もよく見かけます。おこぼれに期待して頭に乗るクロアジサシ、1ペリカンに1クロアジアシが基本でした。

ハラパゴス諸島 モスケラ島 Mosquera Island ウミイグアナ Mrine Iguana(1)

ウミイグアナ Marin Iguana。

ハラパゴス諸島 ヨウガントカゲ Lava Lizard モスケラ島 Mosquera Island (8)

ヨウガントカゲ lava Lizard。小さいリクイグアナの仲間でガラパゴスには7亜種いますがそのうちの1種が複数の島に生息するT. albemarlesnsis。メスはのどの部分が鮮やかなオレンジ色です。

ハラパゴス諸島 ヨウガントカゲ Lava Lizard モスケラ島 Mosquera Island (6)

雄のヨウガントカゲ。背中に棘状突起があり雌に比べると大きな体をしています。そして「腕立て伏せ」行動を見せてくれました。この行動は敵に対する威嚇説、求愛説などがあります。

ハラパゴス諸島 ガラパゴスサソリ Galapagos Scorpion モスケラ島 Mosquera Island (9)

島に打ち上げらたサンゴをひっくり返すとガラパゴスサソリ Galapagos Scorpion がいました。ガラパゴス諸島には2種おり、いずれも固有種です。

ハラパゴス諸島 アオアシカツオドリ Blue-footed Booby モスケラ島 Mosquera Island (11)

アオアシカツオドリ Blue-footed Boobyです。ようやく「青い足」を見ることができました!

ハラパゴス諸島 モスケラ島 Mosquera Island

気持ちの良い、白砂のビーチが続く朝のモスケラ島の上陸でした。

Photo & Text  :Mariko SAWADA

Observation : April 2019, Mosquera Island, Galapagos Islands, Ecuador

Reference : Angelito Ⅱ & Maja Homberger,  Tomo Akiyama 秋山知伸