カテゴリー別アーカイブ: セキレイ科

キガシラセキレイ Citrine Wagtail(デオサイ高原、パキスタン)

キガシラセキレイ Citrine Wagtail デオサイ高原 (3)

夏のパキスタン、デオサイ高原で出会ったキガシラセキレイ Citrine Wagtail。 繁殖羽のオスは黄色い頭と黒い翼のコントラストが美しく、花咲き乱れる高原を飛ぶ姿をあちこちで見かけました。

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デオサイ高原 パキスタン バラパニ(5)

パキスタンのキガシラセキレイは夏の繁殖期は北部山岳地帯、ヒマラヤの川沿いや湖沼地帯で過ごし、冬は南のインダス平野部に渡り越冬します。写真はデオサイ高原のバラパニ付近(標高4,000m)。キャンプ地に近い河原でキガシラセキレイたちを観察することができました。

キガシラセキレイ Citrine Wagtail デオサイ高原 (9)

河原に現れた繁殖羽のキガシラセキレイのオス。頭の毛が濡れています。

キガシラセキレイ Citrine Wagtail デオサイ高原 (7)

繁殖期のオスは黄色い頭、メスは薄い黄色い色をしていますが、幼鳥や、1年目の若鳥は灰色の体をしています。

キガシラセキレイ Citrine Wagtail デオサイ高原 (8)

キガシラセキレイの若鳥

キガシラセキレイ Citrine Wagtail デオサイ高原 (5)

キガシラセキレイの若鳥、河原の石の間の虫を捕まえていました。

キガシラセキレイ Citrine Wagtail デオサイ高原 (20)

繁殖羽のオス

キガシラセキレイ Citrine Wagtail デオサイ高原 (13)

虫を捕食

キガシラセキレイ Citrine Wagtail デオサイ高原 (18)

緑の草原のキガシラセキレイ

デオサイ高原 パキスタン (2)

満月の夜でした。バラパニのキャンプ地の光景です。標高4,000m、透きとおる、冷たい空気の夜。

デオサイ高原 パキスタン (3)

朝、霜が降りていました。7月でも十分な防寒が必要です。

デオサイ高原 パキスタン (4)

霜が降りて、キラキラ光る草原。日が昇って氷が解けるまでの、ほんの短い時間だけの輝きです。

デオサイ高原 パキスタン ナンガパルバット

快晴のデオサイ高原、バラパニから東にハイキングに出かけると、途中の丘からは世界第9位峰のナンガパルバット 8,125mが姿を現しました。大きなヒマラヤの「山塊」の頂上まできれいに見えました。

Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子

Observation : Jul 2016 , Deosai National Park – Pakistan

Reference : Helm Field Guide “Birds of Pakistan”, Wikipedia(EN) (JP)

★★冬眠前・観光客のいないデオサイ高原へヒマラヤヒグマを求めて・6名様限定★★

動物スペシャリスト 秋山知伸氏同行 デオサイ高原にヒマラヤヒグマを求めて
クンジュラブ峠・ナルタル谷・ナティアガリの丘でも動物観察

★デオサイ高原でのキャンプ&野生動物観察の手配は西遊旅行、西遊旅行のパキスタン支店SAIYAH(サイヤ)にて承ります。ヒマラヤヒグマの観察&撮影シーズンは7月半ば~10月前半です。

★2016年7月15日~22日、デオサイ高原クリーンナップキャラバンを実施しました。北部パキスタンの急激な国内旅行客の増加によりごみ問題が深刻になってきました。デオサイ高原も例外ではなく、「今なら間に合う」とパキスタン人参加者30名、日本人3名でデオサイ高原縦断キャンプで清掃活動を行いました。

デオサイ高原 パキスタン (2)

オマーンの野鳥 ホール・ルーリのラグーンとサムフラム遺跡

サムハラム遺跡とホールルーリのラグーン (3)

アラビア半島はオマーンのドファール地方、ホール・ルーリで出会った野鳥・ラクダたちです。

 サムフラム遺跡について

港町タカの東約7キロメートルのホール・ルーリにある遺跡。かつて乳香交易で栄えたサムフラムという都遺跡で、貯蔵庫や城壁に囲まれた町の跡、神殿跡が残されています。アラビア半島南部における乳香の重要な交易路にあり、アル・バリード遺跡、シスル(ウバール)遺跡、ワディダウカの遺跡とともに、2000年に「乳香の道」の名称で世界遺産(文化遺産)に登録されました。

遺跡は、発掘により紀元前2世紀のハドラマウト時代にさかのぼるとされ、都市は7世紀ごろに廃墟になったと考えられてます。また、「シバの女王」の宮殿があると、ガイドブックに書かれていますが考古学的根拠はないようです。

発見された碑文と発掘品により、この都市が「サムハラム」と呼ばれていたこと、ハドラマウトの王家により創建され移民が暮らしたこと、古来よりドファール地方は乳香の産地であり、ハドラマウト王国はこの価値ある乳香をコントロール下におき、ホール・ルーリはその積出港として利用されたことがわかってきました。

城壁で囲まれた都市遺跡の周囲はかつて海とつながっていたホール(Khor、ラグーン、入り江のこと)があり、港の跡も残っています。いまは、砂でせき止めらていますが、フラミンゴや水辺の野鳥が集まっています。

サムハラム遺跡とホールルーリのラグーン (1)

インド洋を臨むホール・ルーリの都市遺跡

サムハラム遺跡とホールルーリのラグーン (2)

ラクダがビーチを闊歩。

サムハラム遺跡とホールルーリのラグーン (6)

ラグーンにはたくさんの水鳥が集まっています。

サムハラム遺跡とホールルーリのラグーン (7)

オオフラミンゴ Greater Flamingo 灰色の体の子は幼鳥です。

サムハラム遺跡とホールルーリのラグーン (11) ヘラサギ

Eurasian Spoonbill ヘラサギ ユーラシア大陸中部で繁殖し、冬は中東~アジアへと越冬に来る渡り鳥です。

サムハラム遺跡とホールルーリのラグーン (9)

Yellow Wagtail ツメナガセキレイ 世界各地の湿地で見られる野鳥ですが多様な模様をしています。

サムハラム遺跡とホールルーリのラグーン (10) ミサゴ

Osprey ミサゴ アラビア半島全域の水のある場所で見られるミサゴ。白い冠に黒いマスクのような模様がカッコイイです。魚を捕食するので「魚鷹」とも。

サムハラム遺跡とホールルーリのラグーン (4)

ホール・ルーリの訪問は夕方がお勧めです。遺跡に夕日があたり、放牧から帰ってくるラクダの姿、そして捕食にいそしむ野鳥たちの姿を見ることができました。

Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子

Observation : Nov 2015, Khor Rouri, Dofar – Oman

Reference : Helm Field Guids “Birds of Middle East”,  Wikipedia (EN)

 

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