インド・ネパール・ブータン・パキスタン・中国チベットのヒマラヤ 3,500~5,000mの山に暮らすバーラル。バーラル(Bharal)はヒンディ語の名前で、英語ではBlue Sheepと呼ばれています。
バーラルはヒツジとヤギの中間タイプとみなされる種だそうで、ヒマラヤの山の急斜面を好みユキヒョウとの生息域と同じところに暮らします。当然、ユキヒョウの好物です。、
5~40頭ほどの群れで行動し、冬のラダックでは雪の下の草を探して移動していました。オスは大きな角があり、70cmほどの長さにまで成長するそうです。
雪のない岩場の乾燥した草を食べています。
水を求めて谷に下りてきたグループ。
川原を歩いていて遭遇した、水を飲みに降りてきていたオスです。あまりこわがらず、微妙な距離でこちらを見ていました。
バーラルはよく、岩山の上からこんな風に私たちを見ています。
子どもです。これはちょっと癒されます。
この健康なもこもこのうしろ姿にも、癒されます。
Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子
Observation : Feb 2017, Hemis National Park, Ladakh-India
Special Thanks to Tomo Akiyama 秋山知伸、Jigmet Dadul
Reference : ”Birds and Mammals of Ladakh”、日本大百科全書、Wikipedia(EN)
★★季節限定企画 秋山知伸氏同行の野生のユキヒョウに出会う旅2018-2019★★